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ライブしたほうがいいの? --音楽活動篇

どうも、ギター演奏家や講師を行なっております、むらかみたいちと言います。普段は都内でジャズ系の演奏を行ったり、ギターを教えたりしています。こちらのnoteでは、音楽という抽象的な存在を頭でしっかりと理解するために、あえて文字だけで練習方法や考え方などをつらつらと記載していきます。

楽器の練習をすること、音楽をつくることと、音楽を誰かに聴いてもらうことは、それぞれ全く別です。というわけで、ライブしたほうが良いのかどうかについて、考えてみます。

生活と、楽器の共存

某音楽教室で働いていた時も、「今日で辞めますけど、ギターは続けますね!」と、ありがたい言葉をいただきながら去っていった方を何人も見てきました。が!音楽だけで生計を立てていかない方々にとっては、ぶっちゃけ楽器の練習なんて生活の中で不必要なことに近いですよね。例え音楽や楽器が好きだったとしても、自分の気持ちや生活の中で優先順位が下がりやすいものです。生々しい意見かもしれませんが、徐々に楽器から手が離れていく理由の一つにはなっていると思います。

せざるを得ない状況に身をおく

これはちょっとした覚悟に近いものでもあるのですが、もしマジで自分の生活に音楽を取り入れたいのであれば、人前での演奏機会を持つことを強くオススメします。アマチュアでも上手くなくても良いのですが、自分がいちミュージシャンという立場で誰かに聴いてもらう、という機会はこれまでにない刺激があります。そして、そういった場面が未来にやってくるという責任感が自分の活動にドライブをかけていくものです。

リーダーライブのすすめ

さらに、オススメなのが自分が企画するリーダーライブです。主催者という立場になると、ざっと以下のようなことが降りかかってきます。

【演奏関係】
・メンバー集め
・演奏曲の決定
・(必要であれば)楽譜や音源作成
・リハーサル日程の調整
・実際のリハーサルとそれに向けた練習
・良し悪しの判断、アレンジの決定

【企画関係】
・演奏場所の決定
・演奏日程、時間の調整
・料金の設定
・集客、告知
・メンバーへのギャラ支払い

もっと色々ありますが、要はなかなか面倒くさいし大変なのです。特に集客面。これがうまく行かないとメンバーに支払うお金が減るだけでなく、会場であるお店にも迷惑がかかってしまいます。ただ、それを乗り越えて企画したライブにてお客様の直接的なリアクションをもらえる事がまた、音楽に対する気持ちを高めるきっかけになることもあります。

どんなメンバーでどんな演奏をすればよいライブを継続できるか、そういった試行錯誤も音楽の醍醐味だったりします。メリハリも出てきますからね。ただ、それだけで生きていくかどうかは、運など不確定な要素が盛り沢山なので、どの規模感で行うかは個々人の判断にお任せですね。

以上です。まあ、色々と大変なことも多いですが、いいですよライブをするのは。

もし個人的にレッスンを受けてみたいなどございましたら、taichi.m.pgt@gmail.comへご連絡ください。1時間5000円で、練習方法や練習曲、音感トレーニングなどをお伝えしていきます。これからギターを始める方については、楽器屋に行って一緒に選ぶサービスもお付けします。(都内近郊限定)ではでは。


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