授業参観。誇らしい気な母の顔

関西では夕方から少し雨が振り

なんだか変な天気に頭痛がしてきますね。

最近ですね…母から電話で

母「実家に帰ってくんなよ。」

と言われてしまいました。

まぁコロナウイルス感染拡大予防のため仕方ないのですが

少し

寂しいの!

とっつぁん

寂しいの！

母はいつも明るく楽しい方で…気も強いです。

昔小学５年生の頃

今はそんなに思春期という言葉がなくなっているように思いますが

その頃とっつぁん思春期真っ盛り

友達に家族と一緒にいるのを見られるのが

嫌でした。

しかし学校行事に授業参観というものがございまして…

母はどんなに忙しくても来てくれました。

小学５年生のとっつぁんは来てほしくない。

母は行きたいと必ず言うだろう。

悩んだ結果

授業参観のプリントを渡さない！

そう

隠し通す事にしたとっつぁん。

まぁ内心はドッキドキ！

これで来ないはず

当日

５時間目になり

次の時間が授業参観

友人と

とっつぁん「俺の母親忙しくてこれないんだー！」

とか嘘つきなとっつぁん

友人とそんな会話をしていました。

授業がはじまり

少ししたら

先生の横の扉が

ガラス割れんばかりに開く

ガッシャャャャャン！

クラス全員

先生も

生徒も

心臓が飛びてるくらい驚き

音のなる方向に目をやる

クラス中の視線が集まる中

とっつぁんはいち早く自体を飲み込み

下を向く

もちろんクラスメイトは驚いたまま

そうそこには

母の姿

そして開口一番

母「とっつぁんー！！！！！！きたよー！！！！お母さんきたよーーー！！！！」

と僕に手をふる

くすくす

くすくす

くすくす

クラスメイトは

あの人とっつぁんのお母さんやで。

とかコソコソ言っている。

そして

先生もようやく自体に気づき

先生「お母さん。後ろドアからどうぞ」

母「えろぉすんまへん」

え？なんでそんなゴリゴリの関西弁？

と言いながら

教室の真ん中を突っ切って

うしろに並ぶ

誇らしい母の顔

恐らく友人の母に今日の事を聞いたのだろうがひどい。イジメにあったらどうしてくれる？

と思っていたが

予想に反して

母

大人気

子どもからも

友達のお母さんからも

大人気。

素敵な母です。