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半径5メートルの呪縛?

今回はNewsPicksで興味深かった半径5メートルの呪縛について1就活生として、1理系大学院生として私が見て、実感した就活生の実態を述べさせて頂きます!!
このトピックスに関しては学生の立場(所属や地域、性別)によって変わると思うので、最近の関西の理系(生命科学)大学院生ってそんなもんかくらいの軽い感じで読んでもらえると幸いです。

半径5メートルの呪縛とは何ぞや🧐

約1ヶ月前に読んだNewsPicksの記事で気になったトピックス。

半径5メートルの呪縛

超絶端的に要約すると、

「人事業界では、個人の意思決定は半径5メートル以内の人間関係に影響されやすいという『半径5メートルの法則』があり、多くの学生(就活生)は、自分の半径5メートル以内に存在する、部活やサークル、ゼミの先輩や同級生の進路に左右されやすい

とういことだ。

地域によって学生の好みは変わる!?

この記事では、関東圏や関西圏のそれぞれの大学に属する学生の希望業種や職種について比較されていた🧐

その中でも特に興味深かったのが、関東圏の東大や早慶、MARCH等の大学に所属する学生にはインターネット・広告・メディアへの就職を希望する割合が高かったのに対し、関西圏の関関同立ではメーカー(素材・化学など)を志望する学生の方が多いという点だ。

確かにというべきなのか分からないが、実際に私の周りにも化学メーカーへの就職を希望している学生が多い。(生命科学研究科に所属しているので専門性的にも自然な流れなのかもしれないが)

記事にも書いてあったが、確かに大学(立命館大学びわこ・くさつキャンパス)の周辺にはPanasonicや東レ、島津製作所、カネカといった日本でも有数の技術力を持った化学メーカーが多くある🤔

反対にいわゆるIT企業やコンサルティングファーム、広告代理店などの企業を見た覚えがない。笑(育ちが高校まで香川で、大学以降は滋賀と京都なので、ほとんど田舎育ち。田舎にコンサルや広告会社があるわけない笑)

この実感ベースからも

自分達の知っている身近にある企業に興味や安心感を抱くことは自然かな

と思った。(どうやって働いとるのか全くイメージできん笑)

1番の影響は家族?

私は最近良く思うのが、身近な家族(特に両親)からの影響が一番大きいということだ。都会ではいわゆる大企業に勤めている人が多いため、大企業に勤めたいと思うのは必然的で、逆に田舎出身の人は身近な大人に影響されて、家業を継いだり、公務員になって安定した暮らしを送りたいと思うのではないかと考える。

例えば、私は生まれが香川県の田舎町なので身の回りの大人にいわゆる大企業に勤めている人はいなかった。ほとんどの人が町役場等の官公庁に務める公務員または自営業(うどん屋、美容院、建設、接骨院、歯医者、いちご農家など)で生計を立てている人たちであった。そのため、地元の同級生は家業を継いだり、町役場や警察・消防署等にUターン就職している子が多い。

やはり、

幼い頃から見てきた大人たちが一番イメージしやすく、憧れる。

のではないだろうか。

半径5メートルの呪縛は薄れていく?

これまではこの記事に対して肯定的であったが、私自身の経験から

これからの就活では半径5メートルの学生から受ける影響は
相対的に少なくなる

のではいかと考える。

私自身、就活を始めた当初は「食べることが好き」や「理系(生命科学専攻)の大学院生」だからという安直な理由から、食品メーカーや化学メーカー等への就職を志望していた

また、周りの学生も『理系大学院生だから研究職に就かないと勿体ないよね。』という子が圧倒的に多い。

しかし、私はインターンやオンライン面談を受けたり、自己分析を深めるうちに志望する企業や職種が180度変わってしまった

例えば、今現在私が就職を志望している企業はホリゾンタルSaaSを手掛けている企業であり、志望している職種はカスタマーサクセスである。ここに至るまでのプロセスは紆余曲折しまくり、人や本に感化されまくり、であるのでここでは省略する。笑

要約すると

オンライン(zoomやGoogle meet)で社会人にアプローチしやすくなった為、自分の価値観をも揺るがす出会いへの遭遇率が増加した。

ということです。


これは人の行動力に依存するかもしれないが、私は「分からない」や「気になる」があれば即行動するタイプなので(考える前に体が動く)よくマッチャーやビズリーチ、Twitter、Facebook等を通じて多くの社会人にアプローチさせていただいている。

そうしたことで

企業のリアル(働き方や組織体制)やどういう人が多いのかが
肌感覚?で把握できる

ようになってきた。

また、自分が無意識のうちに興味を持ったり、持たなかったりしたことから自ずと無意識下での自身の好みを把握できるようにもなった。(これが本来の私が企業に求める欲求なのかもしれない🤔?)

結論

やはり、周りの環境や学生を俯瞰して見てみて

幼少期に関わってきた大人たちによって仕事に関する価値観や興味は形成されているなぁ〜

と思いました。

また、今は昔とは異なりオンライン社員訪問やOB・OG訪問が当たり前になったので

周りの学生の価値観(当たり前)に縛られなくなってきているのではな

とも考えました。


私も当初は世間一般的な価値観?である理系大学院生だから研究職や技術職に就くべきだよねと考えていた。

しかし、インターンやオンライン社員訪問、自己分析を繰り返すうちに自分の価値観?というか固定観念に疑問を抱き始めた。

具体的には、

『理系大学院生だから研究職に就くべきだよね。』

だと、

『確かに専門性(私だと分子生物学)は活かせるかもしれないけど、
私が本当にしたいことはそういうことなのか?』
『他に私が活躍できる可能性はないのか?』
『てか、社会に出たこともないのに研究職に絞って就活するのは
リスクでしかなくない?(可能性の搾取)』

と自問自答を繰り返しました。😱(まだ今も続いてる節あり笑)
でも、

幸いにも1人で考え、悩むだけではなく、言語化して想いを言葉にして発信することで自己理解に協力してくれたり、新たな価値観や選択肢を享受してくださる方がたくさんいました。

きっとこれまでの就活生にとってのそのポジションは

周り(半径5メートル以内)の学生や友人などであったが、現在ではインターネットを通して、社会人や他大学の学生にもアプローチできるようになったことで影響される人の距離のリミッターがはずれつつある

と私は考えます。

結論、

いつの時代も呪縛に縛られるか縛られないかは考えて行動を起こせるかどうかに尽きる。

ではないでしょうか。

最後に23卒の就活生の皆さん、

この時代の就活ボーナスを享受し、それらを駆使して大いに悩んで、想いを発信して、納得のいくまで行動し続けて、一緒に満足のいく就活をしていきましょ🔥🔥🔥


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