嫌韓に染まり合理的判断ができなくなる者

この記事は以下の動画に対する批判意見である。動画を視聴してから本文を読んでいただきたい。

韓国人「日本は嫌いですよ？でも商品は良いんで買います」

動画内の主張は要約すれば「日本が嫌いなら日本製品も買うな」というようなものである。動画のコメント欄についても動画に肯定的な内容が多く目立つ。これについて反論を述べいていく。

まず、日本が嫌いである事と日本製品が優れていると思う事は、別に矛盾せず両立し得る概念なのだから特におかしな事ではない。

あと恐らくだが、動画の内容に賛同していた者は中国や韓国が嫌い(根拠としては、その動画のチャンネルの視聴者は右翼思想の者が多く、別の動画でも大量の中国や韓国について否定的なコメントばかり書き去っている)な者が多い。

だが、彼ら彼女らは本当に中国や韓国の製品を買わないのだろうか。日本では身の回りに中国製で溢れている。むしろ、それらを避けて生活していくことは非常に困難であろう。自分のことを棚に上げて、動画の韓国人を避難しているのなら、それはその韓国人より低俗なことをしているのではないだろうか。(もし本当にそれらを買っていないなら申し訳ないが、そんな人がいるとはにわかに信じがたい)

そして、製品を買うならその製造国を全肯定しなければならないということはそもそも愚論である。

以上の様々な観点から、動画の意見について考えてきたがやはり合理的な欠陥だらけということが明らかとなった。

彼ら彼女らのような残念な考えに陥らないため、日頃から物事をよく考えて判断する習慣を身につけておきたいところだ。