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研究と就活って分断されすぎでは。僕が就活で変えたいこと。| Career Media noters #2

同じくCareer Media notersのめいこさんの、この記事を読んで、なぜ僕が就活サービスを中の人をやっているのか、僕が就活で変えたいことは何なのかを考えてみました。

今回伝えたいことは、就活と研究って分断されすぎているのでは。もっと近くの距離にあって良いものでは。それによって、両方に良い影響が出るのではという話をします。

目次

研究と就活が分断されている
理系学生にとっての就活のイメージ
なにか新しい『気づき』を得られること。それが『就活』だと思います

研究と就活が分断されている


理系学生は、多くの悩みを持っています。
それは、
『研究が自分にあっているのか?博士に行くのか就活するのかという疑問』
『今までやってきたことと、これからやっていくことの繋がりがわからないという想い』
『就活するにはしにくい環境』

こういったものです。

これって、
研究と就活が完全に分断されているから、起こっているのではないか?
というのが僕の仮説です。

そして、さらには、
その分断を小さくする(小さく認識する)には、現在の環境はあまりに整っていないのではないか?
というのが僕の仮説です。

例えばこの記事。

「先生たちはみんな『これからグローバルで戦うためには、博士がないと相手にされないよ』って。それは正しいとは思うんです。でも……」

ドクターに行こうと思うと、経済面や、ドクターに進学した後の就職など、先が見えなくてしんどい。

「情報があふれているから、不安にもなるし……。とりあえずインターンしたいよね、って学生たちは考えています。そうすると、先生との感覚がずれてくるので、しんどいなって」
学科では、数日間の短期インターンはほとんど研究の役に立たないため、しないように言われている。「仮病で休めば、行けるんですけど」

就活をしようとすれば、教授の目が気になったりして、中々出来ない。

就活か研究か? 本当にその分断なのか?

理系学生にとっての就活のイメージ。

例えば、上の画像のようなイメージだと、

『合説に参加するのは、文系と同じみたいで嫌だ』
『ES書くのかぁ、、研究とどう時間をわけよう。』
『研究室を抜け出すのに、教授になんて言おう』

こんな感じの抵抗感が生まれてしまうと思います。



ただ、そんな大層に考えなくてもいいと思うんです。



例えば、
『研究でやっていることが活きそうな、イベントに参加してみようかな』

とか。

例えば、
『研究で空いている時間を、別のことに使ってチャレンジしてみようかな。』

とか。

上の記事にあるように、現在POLには全国にリモートで働くインターン生が100名ほどいます。
理系の院生でも研究しながら、空いている時間でインターンをしています。

そんな中でよくあることが、
『インターンをして、自分の研究の尊さや、自分が研究をやりたいんだなってことがわかりました。』
『理系学生に求められているものがわかったので、文系就活しようとおもっていたのですが、理系就活しました。』

といったことです。

そんなんで良いと思っています。

始めから『就活』ってものを大きく捉えすぎず、
なにか新しい『気づき』を得られること。それが『就活』だと思います。

そうすれば、小さなステップから、新たな気付きが得られていって、
『研究ってこういう意義があるんだな』
『研究の最前線って本当にすごいな、早く研究室行きたいな』
『ドクターに行ってから、社会にでている人もいるな』
『意外に社会に出るのも悪くなさそうだな』
『こういう生き方の人になりたいな』
そういったことがわかってくると思います。

そうすれば、普段の研究生活により身が入ったり、
より将来のことを考える機会を得られたりすると思うんです。




ただ

『そういった気付きが得られる機会がどこにあるのかわからない』
『そもそも、そういった気づきを与える機会を作れている人が少ない』

僕の課題感はここにあり、
そのために、僕はこれからも、
『理系学生に向けた就活サービスの中の人』
をやっていきたいと思っています。

それが、僕の生きがいであり、社会に与えていくインパクトだと思っています。

松崎太河
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