見出し画像

互いの気持ちが冷めても。

東名阪の名古屋大阪が終わり残すは東京。1つのブログにこの3公演の記録を残そうとしていたが最終日は書かなきゃいけない事が多いような気がして、別の記事に残す事にした。

__________________

東京


7/30、下北沢SHELTER。シンガーズハイ、GLASGOW、JIGDRESSとスリーマンの予定だったけど知っての通りコロナの関係でJIGDRESS兄貴が出演辞退となった。これに関してはほんとにしょうがない。吉田ニキは何も気負う事無くゆっくり休んで欲しい。ライブ当日の3日前の事だったのでてんやわんやしてしまい、ジグの代打を設けようとしたり払い戻しだったり色々な手続きで忙しかったな。イセノさん大樹さんと色々と連絡をとってめちゃくちゃお世話になりました…。ほんとにありがとうございます。ハヤトニキは居なくなって彼の存在の大きさを改めて知ったよ…。勿論ご存命だけど。本人曰く過去一にバキバキ元気な夏らしいので帰りを待とう。そしてなんやかんやあってGLASGOWとツーマン。お互いJIGDRESSの分尺を延ばしてロングセットで挑むことに。。。果たして。。。


オンタイムでGLASGOWがスタート。そもそもGLASGOWを誘ったのはシンガーズハイのメンバー全員が好きだからという至ってシンプルな理由。その為ライブは最高オブ最高。雑な感想に見えなくもないが本当に最高だった。冒頭にROKIのbleachのイントロをやって「散々雨に打たれた」と一節。補足として、JIGDRESSのボーカル、ドラムの2人は元ROKI。そしてGLASGOWのベースも元ROKI。決して図っていないのだがスリーマンだったらつまりそういう日だったのだ。それも相まって鳥肌立った。フロアの後方から見ていたが、その一言でファンであろう男の子があからさまに「うぉお!!」と肩を震わすモーションをしてたのが印象的だった。そこで掴んでそのまま離さないめちゃめちゃかっこいいライブだった。長尺っていうのを感じさせないあっという間のライブだった。本当にありがとう。


そしてシンガーズハイ。直前に色々とバタバタして大変だったのには変わりないが、いざ長尺でやると決定してからは皆俄然やる気が出てワクワクしていた。

セットリストは計11曲。JIGDRESSの"ってか"も含めてね。正直6月に出演した衣久星枠の時にコピーして、今後はもうしばらくやらないつもりだったんだけど今回事情が事情なので、俺らを通してJIGDRESSもステージに上げられたらなと思ってやりました。まぁどっちにしろ1時間近くの尺を埋めるのには必要不可欠だったのだが……。曲順はほぼほぼ俺が考えたやつが採用されて。元々の30分尺で考えてたセットリストに肉付けした形になったのだが結果今やれることはあれが精一杯だったんじゃないかな。大阪の時に体感10秒も無かったなんて話をしたけど、今回もそのくらい短く感じた。この後詳しく話すけど、この日は大事な発表を控えていてこのSHELTER公演までのスタジオで「泣くかもしれん…」っていう瞬間が多くあって、、まぁ結果1ミリも泣かなかったんですけど。ただ1曲1曲噛み締めるように演奏した。だからそこそこ上手かったんじゃない???笑 知らんけど。まだまだやれる事伸ばせることあるしこんなんで満足いかないけど、1個通過点として、2021年7月30日の下北沢SHELTERは大事な日、場所になりました。ありがとう。こんなご時世なんて言うのも癪ですけど、来てくれた人、回春以降ライブ来てくれた人、曲を聞いてくれた人、本当にありがとう。世話になってる人はいっぱい居るけどお客さんが第1です。これからもよろしく。そしてJIGDRESSもちゃんとGLASGOWと俺らでステージに上げました。居なかったのには変わりないんだけど敢えて言う"素晴らしい一日"だったよ。

画像1

画像2

それと俺は個人的にJIGDRESSの音楽とメンバーそれぞれの人間性に助けられた事が多くて。今回スリーマンは叶わなかったけど変わらずこれからも好きです。ただでさえ今回バンド間のやりとり大変だっただろうし色々思ったことあったのかもしれないけど、今回の事態でイセノさん大樹さんとやり取りして、改めて良い人達だなと。ハヤトさんもライブ前LINEで激励くれたし。またバチバチに対バンしましょ。吉田さん、またあの激エロなベース頼みます。イセノさん、""牙""研いで待っといてな。研ぎすぎんなよ。あとポケモンユナイトやりすぎやで。大樹さん、良いライブしてまた俺が吐くまでビール飲みましょ。ハヤトニキ。やっぱMだよね…??



__________________

お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれませんね。


この日は先述した通りお知らせがあった。散々SNSで拡散する努力を惜しまずしたので周知の事実だろう、そうであってくれ。きたる10月20日にシンガーズハイとして初、やっとです。CDが出ます。「Love and Hate」っていうタイトルの6曲入りミニアルバムです。思わずMC中に内山くんと全裸監督になってしまったくらいお待たせしました。タイトルは内山くんがつけたと思うんだけど、納得です。色んな意図があったのかもしれないけど自分達の曲を聞くとしっくりくると言うか、誰よりも人間味のある彼らしい俺ららしい名前なんじゃないかなと思う。今後CDを出していくにあたってどんなタイトルがつくのか、どんな曲が入るのか分かんないけどその時の自分達を表せていけたらなと思う次第です。今は「愛と憎しみ」。相反するものだけど表裏一体で。そういう人間の感情の核なる部分がストレートに出てるから、聞いてくれる人の琴線に触れられればなと。ちな琴線に触れるって怒りを買うとかっていう意味でも捉えられがちだけど正しいのは「感動や共鳴を与えること」らしいので勉強しておくように。

そしてあまり大々的に言ってなかったけど初円盤にして初全国流通です。ありがとうございます。どこで買えますか?とか聞かずに近くのタワレコにでも行ってくれ。俺らもまだどういう流れで販売になるのか分かってないから詳細待っててね。そして、、それを可能にしたのが我らがKOGA RECORDSになります。晴れて今作より所属になりました。KOGAって聞くと竜一がフィーチャーされがちだけど俺もKEYTALKとかBenthamとか……諸々所属アーティストの事が以前から好きで。そういう自分の音楽性の核を形成したバンドの後輩になるっていうのがシンプルに嬉しいです。というよりまだ不思議な感覚です。

遡ると昨年の夏。"グッドバイ"を配信リリースしたあとに声をかけて頂いて。実はその時からお世話になってたんです。"僕だけの為の歌"、"アカクソメル"のリリースの裏にも支えてくれるKOGA RECORDSがいたんです。ただ、アカクソメルまでの3作品はバンド立ち上げ時から決めていた事だったので、あくまで俺ら主体でそれをサポートしてくれるという形で。だから今日に至るまでのびのびとさせてもらってたんよ。まぁこれからも変わらずのびのびやりますけど。ただずっとお世話になってたので今回CDをリリースすることによってやっと少し恩返しが出来るかななんて思ってます。ありがとうございました。これからも何卒。

画像7



自分ちょっと発言いいすか。俺は高校3年の頃から愛機、SG(ギター)を使っていて、まぁ言いたいことは分かると思うけどKEYTALKの武正さんの影響なんですよね。高校時代付き合ってた彼女とKEYTALKにどっぷりハマって、こういうバンドがやりたい。こういうギタリストかっこいいな、なりたいな。なんて夢見てたんです。彼女と別れた時はもう聞きたくねぇ!なんて思ったりもしたけどやっぱ音楽に罪は無いし何よりめちゃくちゃ好きだったんだなと。今となってはずっと一緒にいる竜一と俺を繋げたのもKEYTALKだったし。今こういう立場になってツイートの文とか色々考えちゃうけど今日なんかジャイガのKEYTALKのセトリ見て「は?コースター?は?」って呟きたかったよね。変わらずずっとファンだなと。そんな憧れの人が"先輩"に居て自分がその"後輩"で。いざ同じ事務所ってなるといつまでも背中追うのも違うし最終的には超えなきゃいけない、なんて思わなきゃだなってペーペーバンドなりに思ったりするんですけどちょっとの間この嬉しさに浸らせてください。所属の報告だけ元カノにいれておこうかな。1段階近づけましたって。KEYTALKが自分の高校時代を彩ったように誰かの人生の走馬灯にちょっとでも流れるようなバンドになりたいです。そしてなにより自分のSGをもっと大きい場所に連れていきたいなと思った2021年7月30日でした。

画像3

SG買ったばっかの時の俺。熊谷ヘブンズロックで高校生イベントやってMONSTER DANCEやってるわこの写真。何故かギターの俺があのアラビアンなフレーズ弾きながら笛吹いてたもん。馬鹿じゃん。お前その曲作った人に挨拶したぞ。


それと最後に。ずっとずっと今まで最初の"グッドバイ"から俺らのことをカメラで収めてくれた そうくん。シンガーズハイが結成されて俺が加入する前にリードギターやって今となってはWall Of Graphicっていう最高なブランドで俺らに力をくれる るいくん。ライブやMV制作で居ないと俺らのモチベが変わってくるくらい大きな存在でカメラの腕に絶大な信頼を置ける るなこさ。そしてKOGA RECORDSが関わるようになってずっと傍で一緒に馬鹿なことしたり笑ってくれたりたまにポンコツだけど暖かく見守ってくれる我らが いそださん。とにかく優しくてこの間のSHELTERで珍しくはしゃいでくれた頼りになるメリメさん。最近酒の場で俺のチクビをつまむ社長の古閑さん。チームシンガーズハイって言えばいいのかな?ダサい?シンガーズトラベラーよりマシじゃない??知らんけど。1年間ずっと支えてくれてありがとう。1個節目として感謝させてくれ。んでこれからもずっと甘えます!よろしく。本当にありがとう。

画像5

画像4

画像6

SHELTER、別件でおらんかったから今回の盤のレコーディングの時に撮影してくれたるなこさかいの写真。

みんな、頼むな。

2021.8.1




ちなファンがいっちゃん大事やから。ありがとう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?