平面詳細図に必要な寸法の入れ方

平面詳細図って聞き馴染みの無い言葉かもしれませんが、
建築図面の平面図を、職人さん向けにさらに詳細に描いた図面のことを言います。

例えば、
・下地は何ミリずつ入れればいいか
・仕上げの材料と厚みはどれくらいか
・仕上げの小口の収まりはどうするのか
・木下地なのかLGS(軽量鉄骨)なのか
などなど、工事をする上で必要な情報が盛り込んであります。

その中で、寸法に着目していきます。

寸法線は基本的に芯から芯までを記載していくのですが、
ライニングや仕切り壁などを取り付ける際に一発で墨が出せるように
芯から仕上げの端までの寸法を入れてあげることで、
墨出しの際に計算の手間が省けて、スムーズな施工につなげることができます。

自分が墨出しをするとしたら、
どこの寸法が一目でわかると良いのか考えながら平面詳細図を描いていきましょう。

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