11/12(日) エリザベス女王杯(G1)

お久しぶりです。
先日は秋華賞(G1)にて、京都競馬場にお邪魔してきました。
リバティアイランドにたくさん勝たせてもらいました。
2年連続で的中しているエリザベス女王杯なので今回も当てます。

以下全頭コメントです。
(データは過去10年※阪神開催の21,22年を除く)


①ブレイディヴェーグ…△

さあ来ました最内のルメール。前走ローズSは上がり最速もマスクトディーヴァにしてやられての0.2差2着。追い切りは良い時計が出ているが、調教後馬体重はマイナスと秋華賞スキップがどう出るか。3歳(3,4,3,29)は率では悪くないが、まだ2勝クラスの馬のため、過信は禁物。


②ルージュエヴァイユ…消

前走府中牝馬Sはディヴィーナにハナ差の2着。コーナー通過12-8-8から上がり2位の32.7秒でまとめた競馬はかなり強い。が、気がかりなのは近3走が全て東京1800mであり、初の関西遠征という点。関東馬(2,2,2,42)でかつ過去の戦績を見ても1800m以下(3,2,0,1)に対し2000m以上(1,0,0,3)と舞台適正はない。鞍上がモレイラなら買ってました。


③ハーパー…◎

秋華賞の3着馬。全兄ダノンセレスタとは違いマイルもこなせる馬体は牝馬らしい筋肉の軽さからくるもの。トップスピードには欠けるが、持続していい脚が使えるため京都2200mは悪くない。前走は14kg増からの、調教後馬体重も6kg増えているため、ここを充実期とみたい。初の古馬戦でどこまでやれるか。


④ローゼライト…消

和田竜二とキズナ産駒。前走新潟牝Sは先行して3着と結果を出しているが新潟と京都では求められる脚が全く違う。逃げ(0,2,0,8) 先行(1,6,2,28)と前残りは厳しいためここは見送り。


⑤イズジョーノキセキ…消

昨年の有馬記念4着をこすられ続けているが、今年は5戦して未だ馬券内なし。エリザベス女王杯も過去に2度出走しているが5着、10着と目立った成績は残せず(どちらも阪神ではあるが)。近走は人気通りの走りをしており買いづらい。岩田オヤジよジェンティルドンナの時の輝きはどこへ行ったのだ。


⑥ディヴィーナ…△

前走の府中牝馬Sはまさかの逃げ切り勝ち。ミルコが逃げるのはあまり見ないが前走勝利時のコメント「先頭に立ったら抜け出したので良かったです」から見るにスムーズに逃げられたのはとても大きい。今回は前に行きそうな馬が多いので、ゲートの出方にもよるが後方待機も考えられる。ミルコもともみっち(友道調教師)も距離不安は抱えているため、どのように立ち回るかがポイント。「鞍上がミルコの関西馬」は(2,0,3,1)なので紐からは外せない。


⑦ジェラルディーナ…〇

昨年の覇者。近走は惜しい戦いが続いている。団野→ムーアへの乗り替わりは特大のプラスだが本命は打てない。4枠は過去10年で(0,0,3,17)と連対なし。後方10~12番手あたりで脚を溜めて、直線は長く脚を使ってほしい。


⑧シンリョクカ…消

3歳馬の中では人気がないが、阪神JFで2着以来の木幡初也への乗り替わり。血統的に距離は問題なさそうだが、シンプルに馬の力が疑問。中3週で上積みも見込めないので見送り。


⑨アートハウス…消

川田→瑠星への乗り替わり。調教後馬体重が22kg増加しているのは不気味だが、8か月の骨折明けでG1はさすがに厳しい。1月の愛知杯でまたお願いします。


⑩ククナ…消

近走はG3で惜しい勝負が続いているが、G1では実力不足とみて見送り。追い切りは素晴らしい。やれんのか浜中。


⑪ライラック…消

昨年の2着馬(ウインマリリンと同着)。前走府中牝馬Sではアンドヴァラナウトの壁をうまく避けながら上がり3位の33.0秒で3着。府中の戸崎らしい良い競馬だったが、今回は京都。関東馬×関東騎手は分が悪く、昨年のような好走は期待できないとみた。


⑫ゴールドエクリプス…▲

3勝クラスの勝ち上がりでG1へやってきました。今年のG1シーンを賑やかしているドゥラメンテ産駒がこんなところに。今年は京都で3戦しており(2,1,0,0)と舞台適正は抜群。前走は先行2番手から勝利、2走前の小倉記念はコーナー通過11-11-10-8の後方から上がり3位の35.1秒で3着と脚質が自在なのも◎。鞍上はG1でも見劣りしなくなった岩田望来J。穴で面白い。


⑬サリエラ…△

前走新潟記念は7着。鞍上ルメール「返し馬の時から良い感じではなく、スタートしてもハミを取らず進んでいきませんでした」と後ろ向きなコメント。そして今回は追い切りでククナに先着されてしまいました。しかしそこはディープ産駒、姉サラキアの敵討ち。マーカンドJがどのように捌くか。短期免許取得の外人騎手は買い。


⑭マリアエレーナ…消

K.ミュラー騎手が緊急来日。前走オールカマー4着のコメント「いい内容でした。今日は急坂2回(中山)が課題でしたから、いつもよりリズム重視で運びました。最後は差を詰めていますし、これが良い経験になったと思います。」近走は掲示板を外さない堅実な競馬が続いており、買い時に見えなくもないが、G1なので消し。


⑮ビッグリボン…消

前走京都大賞典はコーナー通過5-5-5-6と中団で運ぶも見せ場なく8着。今回は大外枠が痛い。見送り。

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【印まとめ】

◎3.ハーパー
○7.ジェラルディーナ
▲12.ゴールドエクリプス
△1.ブレイディヴェーグ
△6.ディヴィーナ
△13.サリエラ

【買い目】

単勝 ◎ハーパー
馬連BOX ◎ハーパー から印5頭
外人騎手BOX(馬連、3連複) いつもの

【レース後】

ブレイディヴェーグ強かった。
ルメールの最内からの位置取りもさることながら、ハーパーやサリエラといった重賞経験馬ではなくこちらの馬に乗り、見事に勝利した点。キャリア5戦目、初の古馬戦も関係なく、G1勝利を飾った。

その2キロの斤量差を考えればルージュエヴァイユも勝ちに等しい走り。関西での成績が未知数だったため印は付けなかったが、松山J渾身の騎乗だった。

本命を打った3歳馬ハーパーも納得の走り。勝ちまであともう少し。かなりの優等生タイプだけどシルバーコレクター寄りかも。来年の成長に期待。

ライラックは位置取り、ジェラルディーナはスタートの躓きであと1歩及ばなかった。関西G1の戸崎は多分これからも買わない。ジェラルディーナも旬は過ぎ去った印象。ムーアよく掲示板まで持ってきたな。

気になったところでいうとアートハウス。果敢に逃げを打った坂井瑠星Jも見事。4コーナーでもまだ分からない素晴らしい逃げを演出。次走は買いたい。

▲ゴールドエクリプスもよく前に行きましたが完全な力負けでした。自己条件から再出発を。

来週はマイルCS(G1)。個人的にはムーアのナミュールが楽しみです。
ではまた。


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