4/7(日) 桜花賞(G1)

こんにちは。
昨年はリバティアイランドが3冠を達成した牝馬クラシック。
今年はなかなか混戦模様。2年前の牝馬3歳路線(スターズオンアース2冠)より実力が拮抗している気がします。
阪神ワンターン、桜の女王となるのはどの子か。
全頭コメントしていきます。


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①ワイドラトゥール

前走チューリップ賞は勝ち馬と0.9差の13着。G1では厳しい。


②クイーンズウォーク

G1×中内田の牝馬×川田。これだけで買えるが、強調したいのは馬体重が500kgを超える大型馬という点。どんなにセンスがあっても馬体重がついて来ないと牝馬路線は厳しく、特にG1ではそれが顕著。昨年のラヴェルや一昨年のナミュールのようにレースセンスがあっても勝ち切れないこともしばしば。その不安がこの馬にはない。前走のクイーンCは13頭立てでコーナー通過11-11と後方からL3Fを33.4秒で差し切ってクビ差勝利。実力は言わずもがな。兄にグレナディアガーズをもつ良血でG1も射程圏内。まだ他路線とぶつかっていないため横比較難しく、今回が試金石か。でもたぶん強い。△評価。


③イフェイオン

前走フェアリーSはコーナー通過4-4-4と前目に付け4角で抜け出すと、そのまま坂を上り切って優勝。阪神の急坂にも耐えられそうなのはGood。ただ今回はペースが流れるのと前走フェアリーS組が(0,0,1,4)と間隔が少し空いているのが懸念点。馬体重はしっかりある方なので悪くない。鞍上継続も良し。枠も良し。穴なら面白い。


④キャットファイト

フェアリーSで本命(たしか)としたが最後まで脚が持たず0.3差6着。前走のアネモネS(L)ではコーナー通過2-3-2からL3F 35.7秒でクビ差優勝。今回は前に行くメンバーが多くメンバーレベルも上がるため、ここは見送り。


⑤シカゴスティング

前走フィリーズレビュー12着。同レース組からは(1,0,2,43)と厳しい。


⑥ハワイアンティアレ

前走のチューリップ賞は出遅れでコーナー通過13-11からL3F 34.7秒(2位)で差して来て0.3差の3着。15番人気ながら大健闘。西村Jはイフェイオンで空いていなかった為、IKZEになりました。脚質は舞台とマッチしているが如何せん馬体重が420kgと小さめ。プラス体重は最低条件として買うとしても紐。


⑦スウィープフィート

白菊賞での末脚に惚れ込み、阪神JFで鞍上 永島Jに関わらず本命を打ち9番人気ながら0.9差7着とあと少し。2走前のエルフィンSではライトバックとの2頭本命で的中、前走チューリップ賞は▲評価とするもまさかの優勝。と馬券的にはまずまずの相性。その前走チューリップ賞は出遅れからコーナー通過14-14と後ろからの競馬。4コーナーで上手く外へ出すと操縦性の高さから脚を伸ばしつつ内へ切れ込み、上がり最速の34.3秒で優勝。武豊Jとのコンビ継続となる今回は癖のない中枠に入り、恐らくだが10~14番手辺りまで下げての競馬になると考える。4角ワープを見せて直線で追い込みの競馬、チューリップ賞の勢いそのままにG1戴冠へ。本命。


⑧コラソンビート

フィリーズレビュー組から唯一買えそうなのはこの子。3走前の京王杯2歳Sは紅一点ながら優勝、阪神JFはアスコリピチェーノと0.3差の3着と世代上位レベルの実力をもつ。前走フィリーズレビューもコーナー通過5-5から馬群を割って直線で伸びるも前が止まらず0.1差の2着。アスコリピチェーノにリベンジを果たしたい。今回は印回せず。


⑨アスコリピチェーノ

阪神JF覇者。目下3連勝中で止まらず、実力は世代最上位。その阪神JFはコーナー通過8-8から直線でステレンボッシュの猛追躱し優勝。世代マイル戦のダイワメジャー産駒はやはり強い。阪神JF回避のチェルヴィニア含め今回初めて戦うメンバーも多いが、4連勝で圧倒的な強さを見せつけられるか。北村宏司J、久々のクラシック制覇へ。オッズを考慮し△評価。


⑩セキトバイースト

前走チューリップ賞では逃げ粘りを見せ0.2差の2着。桜花賞は毎年ペースが流れるため差し有利となることが多く、スムーズな競馬が出来れば前残りも狙えるが、メンバーレベルが上がるここは見送り。


⑪ライトバック

2走前のアルテミスSはチェルヴィニアの4着、前走エルフィンSはスウィープフィートの2着と世代相手に好走しており、前目に付けて末脚も使える。中段馬群がごちゃつく阪神芝マイルではロスのない走りが出来そう&オッズ妙味を狙っての▲評価。鞍上は坂井瑠星J。


⑫ステレンボッシュ

阪神JF2着馬。マーカンド→ルメールときて今回はモレイラJ。近2走どちらも上がり最速を叩き出しており、末脚の爆発力は健在。前走は追い出しのタイミングで最後届かずの2着だったため、今回は前目につけてモレイラマジックで馬券へくい込みたい。△評価。


⑬テウメッサ

前走アネモネSではコーナー通過7-6-4で差してくるもキャットファイトを捉えられずクビ差の2着。未勝利突破に3戦を要する馬にG1は厳しい。


⑭ショウナンマヌエラ

前走チューリップ賞は1.0差の14着。さすがに厳しい。


⑮エトヴプレ

フィリーズレビュー勝ち馬。逃げ切り&展開の向いた勝利だったため、今回は控える宣言をしているも良さが出なさそうで厳しいか。藤岡康太Jがナミュールすればあるかも。


⑯セシリエプラージュ

フィリーズレビュー3着馬。前走12番人気での激走&馬体重410kgで食指が動かない。小柄な牝馬×デムーロは悪くないが、ここはさすがに厳しい。


⑰マスクオールウィン

前走フェアリーSはイフェイオンの2着。コーナー通過13-13-11と14頭立ての最後方からL3F最速の33.9秒で追い込みクビ差2着。桜花賞で再現できればこれ以上ないレースだが、大外で控えると厳しい&メンバーレベルUPで見送り。


⑱チェルヴィニア

ルメール落馬によりムルザバエフ緊急来日(緊急ではない)。ムルちゃんとの相性が良いかどうかは置いておいて、まさかの大外。阪神芝マイルは外回りのワンターンなので大幅不利というわけではなく、むしろ揉まれないのは良いことかも。前走のアルテミスSは余裕残しで勝利。5カ月半の休養を挟んでいる点が気になるが、順調に来ていればおそらく完璧な仕上がりで出てくると予想。パドックで光輝いて見えるでしょう。スタートさえ決まれば好走必須。対抗○評価ですが当日のオッズによっては単勝も買います。


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【印まとめ】

◎7.スウィープフィート
○18.チェルヴィニア
▲11.ライトバック
△2.クイーンズウォーク
△9.アスコリピチェーノ
△12.ステレンボッシュ

【買い目】

単勝 ◎スウィープフィート(〇チェルヴィニア)
馬連 ◎-印
ワイド ◎スウィープフィート-〇チェルヴィニア

上記を軸に、余裕があったら3連系も買ってみます。


【レース後】

△-△-▲-◎。ぐぬう。

見事モレイラマジック炸裂。阪神JFでのリベンジを果たした形。2着アスコリピチェーノも安定の強さ。けど距離はマイルがギリギリかな。3着は上がり最速のライトバック。道中最後方(コーナー通過17-18)から32.8秒の脚で大外一気。これはオークスも楽しみ。本命スウィープフィートはコーナー通過18-17から直線で少し詰まって差し遅れの4着。気性もあるのだろうが、オークスではスムーズにいければ。8着クイーンズウォークは内を選択するも伸びず。「オークス向き」との事だがシンプルに力不足と見る。13着チェルヴィニアは道中挟まれるなど不利大きくオークスで見直し。彼女はアルテミスSの頃からそうだが仕上がりが良くなく毎回緩めで出てきてしまうため、オークスはしっかり絞れている&過去のパドックと比較して上昇しているなら条件付きで買いたい。16着コラソンビートはかかりっぱなし。やはり1400mからの延長組には厳しいのだろう。いっそのこと1200m辺りを使って見てほしい。

にしても近年チューリップ組が走れていない。JFを好走して順調に来る馬(1着ステレン、2着アスコリ)がシンプルに強い形。コラソンビートもステップレースをミスしなければもっといい形で運べたのでは?と思ってしまう。それくらいこの歳の牝馬には過程が重要。

という訳でオークスは今回のL3F上位勢から買いたい。アスコリはダイワメジャー産駒からして距離厳しそう。ステレンボッシュを中心にライトバック、スウィープフィート。チェルヴィニアはパドック上昇での条件付き。
皐月賞はレガレイラでいいかな。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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