3/24(日) 高松宮記念(G1)

お久しぶりです。
今年も宮杯の時期がやってきました。
昨年は◎ナムラクレア 2着、今年も出走します。
今年のメンバーは先行勢が多く、香港からの刺客も出走。激走はあるのか。予想していきます。


全頭コメント


①ビッグシーザー…消
オーシャンSの2着馬。ここ2戦は上がりを使えており差し展開になれば向きそう。同組は(1,2,4,54)で22年の覇者ナランフレグなど。中京1200mは2戦2勝だがG1でどうか。1枠1番は(0,0,1,9)で昨年のトゥラヴェスーラ3着のみ。極端な枠は難しい競馬を強いられるためここは見送り。


②マッドクール…消
昨年のスプリンターズS2着馬。そのスプリンターズSではスタートを決めて4番手追走、ラスト1Fで先頭にいたジャスパークローネが後退したところを上手く掬い、その内を突く好騎乗でハナ差の2着。今回は先行勢が多いのと海外帰り初戦ということで少し割引。


③ナムラクレア…○
昨年の2着馬。昨年も書いたが、牝馬ながらにメンタルが強く、相手なりに走れるのが彼女の良いところ。前走京都牝馬Sは2頭併せのような形でクビ差の2着。ここ最近は勝ちきれていないのがネックだが、差し展開になりそうな今回は外せない。2枠3番(1,1,1,7)で内枠を引けたことも良し。対抗評価とする。


④モズメイメイ…消
好スタートの葵Sを最後に5戦連続2桁着順に沈んでいる。前走京都牝馬Sは田口Jが逃げの手を打ったが終わってみれば0.9差12着。今回も強調要素はとくになし。


⑤トウシンマカオ…▲
昨年の同レースは4角で外外を回される不利があり度外視。京阪杯ではルガルに勝ち、オーシャンSではビックシーザーに勝って望む今回、横比較ではシンプルに上位。枠も内目を引けたので4~5番手から自分の競馬をしたい。不安なのは内を上手く突いた競馬をした事がないこと。外外を回すと去年のようになってしまう。鞍上はC.ルメール。


⑥ルガル…消
シルクロードS勝ち馬。そのシルクロードSは出遅れずに先行2番手で運び、2着アグリと0.5秒差の圧勝。その勝ち方やドゥラメンテ産駒というのもあり人気しているが、正直1番人気はやりすぎ。今年は先行馬が多く、出遅れると致命的なため見送りとする。


⑦テイエムスパーダ…消
一度単勝万馬券で穴を開けたことがある、という実績だけで十分に怖いが、この馬がハナをとるか香港馬がハナを取るかで大きく違ってくる。出来ればこちらに逃げてもらいたい。近2戦はどちらも14着と大敗しているだけに一矢報いたいところ。


⑧ソーダズリング…◎
先述のテイエムスパーダが行き切れば展開が向きそうなのがこの馬。前走の京都牝馬Sは鞍上の好アプローチもありクビ差で勝ち切り。初中京かつ初の1200mでオークス以来の左回りとなるが、差し展開になれば自分の競馬ができる。調教も動けており、鞍上助言の距離短縮にも期待を込めて本命とする。


⑨シャンパンカラー…消
NHKマイルを制してからは安田記念14着、フェブラリーS16着と少し負けすぎな本馬。ローテも怪しく、世代レベルも若干不安で買いづらい。


⑩ビクターザウィナー…△
短距離王国の香港から刺客が参戦。父父サドラーという良血で前走センテナリーS(G1)はロケットスタートを決め見事逃げ切り勝ち。ゲートセンスとコーナーワークがあり、こちらが逃げる展開だと先行馬にはかなりキツい展開になると予想される。今回のメンバーで逃げ残れそうな可能性があるのはこの馬くらいか。


⑪メイケイエール…消
今回で引退を迎えるみんなのエールちゃん。近7走は馬券内なしで、過去19戦で(7,0,0,12)とピンパー。中京1200mの持ち時計はメンバー随一のため侮れない。有終の美を飾れるか。頑張れIKZE。


⑫ロータスランド…△
こちらもラストラン。2年前は重馬場で2着、昨年は不良馬場で6着と安定的な強さを見せている。前走はコーナー通過18-18から上がり最速33.3秒で0.3差の6着。そして今回は先行勢多数で差し有利、さらに雨予報と来たら買うほかない。ちなみに6枠は過去10年で(0,0,0,20)の死に枠。内外で挟まれて走りづらいのかな。


⑬ウインカーネリアン…消
ミスター東京新聞杯が初の短距離戦へ。今回も逃げの手を取るだろうが先行勢多く、スンナリ逃げるのは難しそう。展開が向かなそうな点を含め見送り。


⑭ママコチャ…消
昨年のスプリンターズS覇者。スプリンターズSと高松宮記念はどちらもスプリントG1だが求められるものが全く違い、前者は機動力+トップスピードの持続力で、後者はパワー的な側面+タフさが必要。この馬は機動力やトップスピードは兼ね備えているが、パワー的な側面は少し劣る。馬は強いがスプリンターズよりはパフォーマンスが落ちるとみて見送り。


⑮ディヴィーナ…消
3走前の府中牝馬Sは逃げて1着、2走前のエリザベス女王様は0.4差7着に沈んでいる。内枠が欲しかったが外目の枠を引き、海外帰りの疲れもあるとみて見送り。ゲートを決めても前集団で揉まれ、出遅れると枠的に厳しいため買いづらい。


⑯ウインマーベル…△
昨年8枠18番→同枠16番へ。少し内になりました。ちなみに8枠16番は(1,1,1,7)と悪くなく、2走前の阪神Cではママコチャらに先着。昨年は枠に泣いたが今年は差し有利な展開も含め、先行7~8番手からしぶとく差して来て欲しい。


⑰マテンロウオリオン…消
3歳時のNHKマイル2着などマイル戦線を走ってきた馬だが、前走から短距離へシフト。その前走オーシャンSでは出遅れてコーナー通過14-15から上がり3位の34.3秒の脚を使い0.8差の8着。このノリさんは控えるのか行ききるのか、メンバーと枠的に控えそうなので厳しいだろう。


⑱シュバルツカイザー…消
初の中京1200mとなるが(0,0,0,10)の大外枠を引いてしまい、前走のオーシャンSも出遅れて1.0差の13着と凡走。上積みは考えられずG1でメンバーレベルも上がるため見送り。


印まとめ

◎8.ソーダズリング
〇3.ナムラクレア
▲5.トウシンマカオ
△10.ビクターザウィナー
△12.ロータスランド
△16.ウインマーベル

隊列は10>>5,3,16>>8,12のイメージ。

買い目

単勝◎
馬単◎→○
馬連◎-印 など

【レース後ぼやき】

本命ソーダズリング、何も出来ず。そもそも短距離がどうなのかな?という走りでした。
レース結果は完全な前残りバイアス。コーナー通過1,2,3番手がそのまま3,4,1着となる極端な形。唯一上がり33.2秒という異次元の末脚を使って内から伸びてアタマ差2着としたナムラクレアは化け物。鞍上が浜中でなければとっくのとうにG1は勝利しているはず。
とことん内ラチ沿いに拘った坂井瑠星とマッドクール、華麗な勝利だった。
3着ビクターザウィナーは素晴らしいスタートからそのまま馬券内に持ってきた。短距離王国恐るべし。
初の1200mとなったウインカーネリアンもしぶとく残して4着。是非来年も走って欲しい。
5着ロータスランドと岩田康もインに拘った騎乗。もう少し内枠を引ければというところ。引退で寂しい。
6着以下の馬は雨がダメだったか、控えすぎたかなど理由はあるが、逃げられなかったテイエムスパーダ、モズメイメイや、ルガルとママコチャも良馬場で見直し。トウシンマカオやウインマーベルは舞台そのものが合っていないように感じる。

ウインカーネリアンやソーダズリングはマイルに戻して、その他の馬はセントウルSでお待ちしてます。
10月のスプリンターズSは昨年の1,2,3着馬、ウインマーベル、トウシンマカオ、あとは3歳勢が楽しみです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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