5/5(日) NHKマイルC(G1)

こんにちは。
昨年はレベルが低いとされたNHKマイルですが
今年は雌雄の2歳王者を筆頭に骨のあるメンバーが集まりました。
21年のソングラインvsシュネルマイスターのようなレースが見られる気がします。ワクワク。
以下、全頭コメントです。
※データは過去10年

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①ダノンマッキンリー

ファルコンS覇者。その前走はコーナー通過14-14と出遅れながらも直線に向くと上がり最速の33.6秒で差し切って勝利。前走と同じ左回りも良く、全5戦で京都阪神中京東京と4場で走っており経験豊富。最内を引いてしまったため、出遅れからの外差しに期待。○評価。鞍上は北村宏(継続)。同ファルコンS組は(1,0,1,18)。


②ノーブルロジャー

クラシック世代の重賞を席巻しているパレスマリス産駒。本馬は新馬戦1着、シンザン記念1着、毎日杯はメイショウタバルの2着とまだ底を見せていない。内枠からスンナリ逃げれそうで、距離短縮組(3,4,2,31)かつ逃げ馬(2,1,1,6)のためハナを切ればワンチャン。だがNHKマイルは前4F46秒台、後4F46秒台で1分32秒台の決着になるので、それなりに能力の高い逃げ馬でないと厳しい。ここは見送り。


③ディスペランツァ

アーリントンC覇者。同組は中2週での参戦となるが(2,0,5,23)と成績は悪くない。阪神マイルで2連勝中だが、初の東京マイルにどこまで対応できるか。前走のメンバーレベルも鑑みて、見送り。


④イフェイオン

前走桜花賞は0.7差11着と負けすぎ。厳しい。


⑤ボンドガール

新馬1着、サウジRCはゴンバデの2着、ニュージーランドTはエコロブルームの2着と底を見せていない本馬。先行する競馬が得意のため、差し馬が台頭するNHKマイルは展開があまり向かなそう。同組は(2,2,2,41)。ここは見送り。なおダイワメジャー産駒はNHKマイルととても相性が良く、(2,2,1,6)と半分近くが馬券に絡んでいる。


⑥ロジリオン

ファルコンS5着馬。同組は(1,0,1,18)で距離延長組(1,1,1,32)と厳しい。鞍上は戸詐欺だがこの馬はソングラインではない。見送り。


⑦チャンネルトンネル

NHK→テレビ→チャンネルと名前にサインが出ている同馬。前走のアーリントンCではコーナー通過7-5から徐々に上げていき上がり3位の32.5秒できわどい3着。できれば前目ではなく中団後方で競馬をして欲しいが、差し遅れそうなので厳しいか。ここは見送り。同組は(2,0,5,23)。


⑧エンヤラヴフェイス

前走はニュージーランドTで9着。前々走はファルコンSの8着と横比較で足りていない。見送り。


⑨キャプテンシー

3コーナーの捲りが光るミルコ。同馬は前走ニュージーランドTにて直線に向いた際、2回ほど他の馬に寄られる不利がありズルズルと交代。1.3差のシンガリ負けとなっており度外視できる。ここまで人気を落とすようであれば狙ってみたい。出遅れさえしなければ。△評価。


⑩ウォーターリヒト

4走前のシンザン記念は17番人気207.6倍ながら3着に激走。きさらぎ賞はビザンチンドリームの2着。スプリングSは完全に前残り決着だったため度外視。前走の皐月賞は2.1差16着ながらもイクイノックスよりも0.5秒早くゴールしている。むしろ力を使わずに温存したとみて良いだろう。NHKマイルは東京1600mにしてはテンが早くペースが流れる傾向にあるため、後ろからしっかり脚を使える本馬には絶好の舞台。激走を期待し▲評価。なお5枠10番は(1,1,3,5)と過去10年で半分が馬券に絡んでいる。


⑪アレンジャー

前走アーリントンCは15番人気176倍ながら前残りで2着に好走。内枠の経済コースを活かしたノリさんらしい穴の開け方。しかしNHKマイルは先行馬には(2,2,1,37)と厳しい。見送り。


⑫ゴンバデカーブース

同舞台2連勝中。前走のホープフルSは出走取消となり、今回が7ヶ月ぶりの実践。追い切りは坂路でしっかり追い込まれており、状態は悪くなさそう。横比較では上位なため、パドック最重要視。上がりの脚も使えるため△評価。導くは土曜日5勝の固め勝ちで勢いに乗るジョアン・モレイラ。


⑬シュトラウス

完全な前残り決着だった東スポ2歳Sの勝ち馬。そこからは朝日杯FS10着、ファルコンS9着と厳しい戦いが続いている。一度負けが込んでしまうと立て直すのは難しい。G1ではなおさら。見送り。


⑭アスコリピチェーノ

2歳女王。前々走阪神JFは1着。前走桜花賞はステレンボッシュの2着。横比較では明らかに上位で、新馬で東京1400、新潟2歳Sで左回りの直線の長いマイルを経験しており死角なし。脚質も◎。ここは本命とさせて頂く。なおダイワメジャー産駒(2,2,1,6)。鞍上は復活のC.ルメール。


⑮マスクオールウィン

前走桜花賞は1.3差の14着と負けすぎ。ここは見送り。なお桜花賞組は(2,2,0,13)。近年ではソングラインやレシステンシアなど。


⑯ジャンタルマンタル

こちらも2歳王者。前走の皐月賞ではレース後コメントで語ったように

完全に「勝ちに行った」ジャンタルマンタルは、川田騎手が「最後の1Fで完全に止まった」と述べていたようにラスト200mで内ラチへフラフラ寄ってしまっている。優等生タイプで競馬が上手く、荒々しい馬向きのダービーは向かないことから(全頭コメントで書いた通り)NHKマイルへの参戦となりそうだが、今回のダメージがかなり大きそうで正直買いたくない。

4/14(日) 皐月賞(G1) レース後コメントより

過去のレコードを0.7秒も更新するヤバいレースであり、そんな中ベストを尽くした馬が、フラフラになりながら最後の1Fを駆け抜けた馬が、中2週でベストコンディションに持ってこれるとは到底思えない。それでも馬の力は本物で世代最上位レベルのため△評価。皐月賞では本命としたが、ここでは本命は打てない。


⑰ユキノロイヤル

NZT3着馬。その前走はコーナー通過1-1-1からの前残りでの3着。過去5戦で高速決着(マイル1分32秒台)の経験がなく、横比較でも見劣りするためここは見送り。


⑱アルセナール

クイーンCの2着馬。ぞの前走で東京マイル1:33.2の高速決着を経験しており良い。大外枠も(1,1,1,7)と悪くなく。母サンブルエミューズ(ナミュール、ラヴェルの妹)ということで体重が減らなければ。ここは印回せず。


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【印まとめ】

◎14.アスコリピチェーノ
○1.ダノンマッキンリー
▲10.ウォーターリヒト
△9.キャプテンシー
△12.ゴンバデカーブース
△16.ジャンタルマンタル


【買い目】

ワイド
◎○▲BOX 3点
3連複フォーメーション
◎-○▲-○▲△ 7点
3連単2頭軸マルチ
◎○-▲△ 24点

【レース後コメント】

レース終了後に追記


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