最近のデレ関連に対する私感

まあtwitterでもいいじゃんって話ではあるけど、なまじアイマス関連のフォロワーが多いせいで変に解釈されたら嫌だな、という思いでこちらで。

ちょっと前からアイマスライブの話題を、出演声優個人のラジオで話すなという箝口令が敷かれてるのでは、という話がちょこちょこ出てきまして。
まあ自分としてはアイマスラジオ内でやってもらった方が情報を得るために色々聴いたりしなくてもよいのでそちらの方が助かるというのはありますが、そうなるとデレラジ直前までagqrで生放送をしている赤城みりあ役の黒沢ともよさんがデレパに来るか、デレラジがイベント直前などで収録回にならない限りはずっと感想を聴けない、というのがあったりとまあ短所というかデメリットというか。

例として。
高森奈津美さん個人のラジオでは高森奈津美さんが出演されている作品の話題が割と均等に出ている気がします（デレマスは主要メンバーでもあるせいかちょっと多目だとは思いますが）。
その時、「その作品に興味がない」人がその話題を聴いた時にどう思うか、というのが割とこの問題の焦点になるのでは無いかと思ってます。

自分はアイマス以外のアニメ関連の作品をほぼ見なくなってきているので、どの話題となっても「へー」というような思いで聴いてますが、それが「またこの話題か」となる人もまあいるでしょう。アイマスに興味がない人とかだと余計に感じるでしょう。

あとは、アイマス全体の意向として他作品、他仕事優先というのが以前からあるから、というのがあると思います。
これが最近如実に出たのはシンデレラ3rdライブの北条加蓮役の渕上舞さんの欠席です。
勿論アイマスサイドとしてはアニメ終了直後で、劇中でも特別なユニットとなったトライアドプリムスの全員を出演させたかった、というのもあるでしょう。
ただ、渕上舞さんはその時期はガルパンの映画の舞台挨拶で全国を飛び回っており、ライブに出演なんて出来ない。
そこでアイマスサイドが折れてガルパンを優先してもらった、ということがありました。（裏側はこちらでは知る由も無いので憶測にすぎないのですけれど。）
そこで、出演することの出来なかった渕上舞さんへの最大の敬意として「北条加蓮の欠落」を隠さずトライアドプリムスの二人で歌いきったのでは、と思っております。

今、アイマスが声優コンテンツの中における比重はかなり大きいと思っております。
ただ、だからこそ「アイマスだけの人」なんて人を作らないようにこのような対策を取っているのでは、というのが持論です。
箝口令なんて敷かれてなく単なる勘違い、というのが恐らく一番平穏な結末ではあると思いますが。

あと、最近のアイマスの公式側の流れとして、「パッケージ化されてきている」というのが私感としてあります。
シンデレラ3rdライブBDで、本田未央役の原紗友里さんがトロッコ乗車時に行っていたサイリウム芸が写らないようなカメラワークになっており、その箇所でのオーディオコメンタリーで「あんなに（サイリウム芸が）怒られるとは思わなかった」という旨の発言をしていたりと、「綺麗」なものを目指そうとしている流れがあるのではという体感があります。
綺麗なものを作る、というのは勿論であるのでこの流れは至極当然でもあり、このサイリウム芸に関してはラジオでも流れなどで仕方なくやってたという旨をおっしゃってたので演者が悲しむパッケージを作らないという意味でもこの判断はベストであります。そこをなんとか収録して欲しいなんてのはこちら側のエゴであり、演者が悲しむのであればそんなエゴはしまうべきです。

ですが。
それ以外の公式ラジオの流れなどを見ていると、どうもコンテンツの魅力を潰しかねない方向に向かうのでは、という危惧がうっすらですがあります。
シンデレラガールズの魅力のひとつに、多くのアイドルの個性がぶつかり合って相乗効果で輝いていくってのがあると思ってます。

「綺麗」を目指しすぎるのも、悪手となりかねない、というのを公式が認識しているのであればそれに乗っかるだけなのですが。

終わり。