優しくなりたい 2日目

何を書こうかと、色々思い出していると、
たくさんありすぎて
改めて自分の未熟さを痛感するのですが、
丁寧に進むしかないので、
笑っていこうと思います。

父の話を書いたので、
2日目は母の話。
3日目は兄の話(家族大好きなんです)

○母の優しさ

社会人になって2年目の秋頃、
配属された拠点は
当時とてつもなく忙しかった。
今でこそ考えられないが、
当時数ヶ月も連続で休日出勤をしていた。

仕事を覚えることが楽しかったので、
それだけ休日出勤が多くとも、
当時あまり苦ではなかった。

ある時、母と会話する機会があり、
そんな話をしたら、
「あまり無理はするんじゃないよ。」
と、声をかけてくれた。

その時、
(あ、母さんに心配もかけるし、
たまには休出も断るか)
と思い立ち、次の週は休出を断り、
実家に戻って母に会いにいった。

僕の顔をみた母は
少し安心した様子だった。
母「今週は休みなんだね。」
僕「今週は休出出ないことにしたんだよ。」
すると、母の顔つきが一変した。

「あなたの代わりに今、誰かが働いているんだね?
そのことに感謝をしている?
その人が無理をしていることはない?
周りの人の状況をきちんと考えて、
休むことにしたの?」

急に恥ずかしくなった。
親孝行と思っていた自分は、
結局自分のことしか考えていなかった。
その週に出勤することは
決して『無理』ではなかったのに。

「身体を休めることも大切だよ。
だけれども、誰かのおかげで
その時間が生まれていることも
きちんと考えて生きなさい。」

果たして、
同じことを自分が親になった時に
当たり前のように言えるだろうか。

感謝の言葉を伝えよう。
思えばこの日から、
職場の人との関係もよりよくなった。
母は偉大だ。

○大切にしたいこと

◎母は仕事というものが、
どのように成り立っているのか
きちんと構造を把握して話している。
(不当な労働がない上で、
周りのことを考えて生きなさいという
メッセージだった。)

◎無理をしない⇨休めばいい
という一通りの答えではない。
多くの人が考えながら動いて
仕事が成り立っていることを
知っているつもりになっていないか?
という問いでもあった。

◉感情だけで動いても
 理屈だけで動いても良い結果にはならない。
 俯瞰して物事を判断できるだけの
 あらゆる材料を把握できていて
 初めて優しい判断ができる。

◉選択肢は意外と多い。
 そして思い込みで動いている事は多い。
 思い込みでも動いてみると気がつくことがある。
◉小さな変化でも、起こしてみて
 結果をきちんと見つめてみると発見がある。
 (休まない→休んでみた、
 そしたら周りの人への感謝が芽生えた)

*感情も大切にする。
 論理も大切にする。
 その上で、どちらも理解して
 バランスを取れる自分であり続けよう

*慣れが生まれてきたら、
 一度ひっくり返してみよう。 
 当たり前の行動の中で、
 誰かを傷つけてはいないか?を問う

☆何かを変化させたら、
 きちんとその結果を追いかけ続けていく。
 そして少しずつアクションを変えて、 
 サイクルを止めないこと。


いろんな人に支えられて生きているので、
裏を返せばいろんな人を少し以上傷付けながら
生きているんだと思います。

多分それをなくす事は出来ないのだと思うから。
ありがとう
ごめんなさい
間違えました。
せめてこういう言葉は大切にしていきたいです。


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