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エアコンだけが特別な3つの理由

2021年10月の引っ越しで、いろいろなことを経験しました。その中で印象に残ったことをのんびりまとめていきます。
ふたつめ「エアコンの特異性」です。

①エアコンだけが、2つの顔を持っている

店舗と通販サイト。家電の販路はこの二つで、そこでは同一の商品異なる価格で販売されています。
ほとんどの場合において通販サイトの方が安価です。量販店ビッカメで「ネット通販の価格カカクコムプライス」を値下げ交渉のカードに出してもやんわりと断られるのは御存知の通り。

ところが、エアコンではこれが起きません。

販路ごとにスペックをちょっぴり変え、「違う製品」として販売しているからです。店舗スタッフは「あーこれは違う製品ですね(なので値下げは諦めてね)」とプッシュバックできちゃいます。
(実際はいろいろな事情がありますが)これによって、価格の安定化と計画在庫を達成しており、更に量販店の利益確保にも寄与しています。

要は実店舗は高いです。どんなキャンペーンを適用したとしても、です。

こんな製品体系の家電は、他にはないです。
結論①:ネット通販で買おう

②エアコンだけが、完成され尽くしている

毎年驚きの新機能をぶっこんでくる携帯電話スマートフォン
部屋のマップ作っちゃうロボット掃除機アイロボット
そろそろ手放しで乗れそうな自動車
どんどん新しいものが欲しくなりますね。

がしかし、エアコンはここ30年くらい、冷暖房能力に変化はなく、最新機種を選ぶ理由が(ほぼ)ないです。「省エネなんちゃら」って星がついてたりしますが、年に何万円って差は出ません。出ません。

メーカーも様々な差別化を図りますが、追加された機能によって「めちゃくちゃ快適」になるような差はないです。「速やかに温度を変化させる」という、革新的な新技術が生まれていないからです。
さらに、「機能を追加する=壊れるパーツが追加される」ということを忘れてはいけません。機能を追加されたエアコンは、そうでないエアコンに比べ壊れやすいです。
「人を検知する」「加湿する」「換気する」「フィルターを(ちょっと)掃除する」どんな機能より、「温度を管理する」ことは最も重要です。エアコンは、部屋の温度を上げ下げするための家電です。なるべく長い期間動いていてもらいたいですよね。

「エアコンは、高い水準レベルで成熟している」家電です。

また、部屋の広さに応じた機種をオススメされますが、実はこれも不要です。カタログの推奨値は1964年おおむかしに制定した値で、現代の家屋のスペックにはそぐわないんです。

あとはこの記事読んでくださいw

こんな成熟した家電は、他にはないです。
結論②:ネット通販で型落ちモデルを買おう

③エアコンだけが、設置が困難である

これはもうそのとおりで、PCを分解組み立てするようなヒトも、日曜大工のパパも、愛車のパーツ交換しちゃうお兄さんでも、エアコン設置は別世界です。

まぁこれを読んでくれよ。

萎えるわ。

エアコン設置は「ガスを密閉する」という特殊かつクリティカルな作業があるので、素人がチャレンジするには敷居が高いです。

工事の手配が大変っていう理由で量販店に行くヒトもいると思います。でも、量販店の社員がエアコンの設置をするわけではありません。専業で行っている業者に依頼し「家電量販店ビックカメラ」の名刺を持って設置してもらっています。

インターネットのおかげで、誰でも、業者さんに、直接作業を依頼できます。「○○区 エアコン 設置」て検索すればわんさかでてきますし、そういう統合サイトもあります。

こんな設置しにくい家電は、他にはないです。
結論③:ネット通販で型落ちモデルを買おう、設置は直で依頼しよう

まとめ

エアコンは買い替えサイクルの長い家電です。それは、耐用年数で見た場合、価格差はほとんどないという意味でもあります。なので、見た目かわいいとか、色が赤いとか、気に入った物を、好きなように選ぶといいんじゃないかなーって思います。(えw)

おしまい

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