YouTubeから要点をピックアップ| ChatGPT「VideoCaptions」
ChatGPTの記事はフォロワーさんの反応が良いので、もうちょっと続けますね。今回はYouTubeを使った情報収集が7倍くらい早くなるプラグイン「Video Captions」のご紹介。
コミーはYouTube大好きで、毎日2-3時間は観てます。(見すぎ)動画って中毒性ハンパないです。
基本は楽しむために観てますが、登壇や勉強会の前に技術情報の収集で視聴することもあります。もちろん、自社の最新ソリューション紹介動画(英語)も一生懸命みるわけですが、今後はその作業は半分くらいやらずに済みそうですよ。。このプラグイン、めちゃくちゃ便利。
VideoCaptions、何ができる?
このプラグインは、YouTube動画の音声をテキストに変換し、動画の内容を、読み物として出力します。字幕を作るプラグインです。
素晴らしい点
【字幕ならYouTubeにあるじゃん?】って思うでしょうが、コピペして内容把握するのってめっちゃ面倒ですよ。特に英語だったりすると。好き放題喋ってるしさ。
このプラグインは、YouTubeの字幕ではなく、音声から内容を引っこ抜くとこがスーパーなのです。びっくり。
さらに、動画の時間よりはるかに短い時間で結果を出力してくれます。例えば、1時間の動画でも、数分でその要点を読めるという‥!
圧倒的時短!
技術的なコト
※興味ない人は飛ばしていいです。
このプロセスは「自動音声認識(ASR)」という技術で音声を聞いて、テキストに変換しています。(まんまです)
音声データの前処理:動画から音声を取り出して、ノイズを除去
特徴量抽出:音声から大事な情報を抽出
音声モデルの適用:この情報を使って、音声をテキストに変換
さらに、長い動画は小さな部分に分割し、それぞれを高速に並行処理しています。この高速な処理は、高性能なGPUを使っている。(らしい)
最後に、生成されたテキストはさらにAIで最適化され、文法的にもきちんとしたものになります!!
圧倒的時短!
導入
※プラグインの導入は他と一緒です。
ChatGPTに課金し、GPT-4を選択します。
Plugin を選択
Plugin store で「Video Captions」をゲットし、有効化します
使い方1(コマンド)
`transcribeVideo`というコマンドを使って、YouTube動画IDとセグメント番号を指定するだけ。
transcribeVideo({
videoId: "dhOrvmdGyv0",
segment: 1
})
videoId は、YouTubeのURLのこの部分。
こんな感じです。
でも面倒だ!もっと簡単に使いてぇ!!
そこで、こうです。
使い方2(お願い)
「このYouTubeの内容を教えてもらえますか?」
【URLを記載】
これね、元の動画は2分くらいの 英語 なんです。こんなあっさり要約してくれちゃう!!!
圧倒的時短!
うまくいかないケース
動画が長すぎたり、音声がクリアでないと怪しいようです。
考察(失敗の理由)
失敗する主な理由は、動画の音声品質や話者のアクセント。長い動画はセグメントに分ける必要があり、その過程で情報がちょっと歪むことも。話者が複数いると失敗しやすい。(3人くらい?)
注意点
とても便利なプラグインですが、気をつけてほしいことがあります。
それは、
内容以上のことは得られない。
ということ。
って何当たり前のことをwww
って思うじゃん?
つまり、つまりだ。
耳障りの良いマーケティング用語(DXを推進、IoT時代に最適なソリューション、あらゆる業種のワークロードを)を並べた、見栄えの良いだけの動画からは、何も得られません。話者が内容を練って作成しているかどうか、すぐにバレます。アニメーションやCGがすごくても、ナレーションが美少女でも、もちろんだめですよ。
まとめ(使おう)
VideoCaptionsプラグインは、YouTube動画の音声をテキストに変換する便利なツール。使い方もカンタンで、ChatGPTユーザーならすぐに使えると思います。
そしてNotion連携で、学びのテキストとして保管できる!
以上、ChatGPTのプラグイン「VideoCaptions」の使い方でした。進化を続けるGPTさんから、目が離せません。
おしまい。
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