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【ChatGPT】全てのGPTを、過去にする。神アップデート【GPTs】
神アップデートきましたね。
今朝から使えるようになったので、サクッとレポート。
大きく2つあります。
1. 分岐していたいくつかの機能が統合された。
2. カスタマイズしたGPTを作成/保存/公開できるようになった。
GPTを普段使いしている人なら、「2」は特に有効です。普段のやり取りをいつでも再現できるので、絶対やったほうがいいです。
これまでのGPTから一つ上の階層に達した感。
20ドル/月でこんなにすごいものを使えるなんて、とても幸せな時代です。GPTにだけ課金すればいいと思う。
機能統合されました
ちょっと前まで、All Toolsと呼ばれていたのが今回の実装です。別メニューだったものが、一つのメニューで実行できるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699581540539-3L91Vp19cK.png)
統合されたのは、Web検索(Bing)、データ分析(ファイルを扱う)、画像生成(DALL-E3)の3つ。プラグインは引き続き別メニューですね。
こんなにも早く統合するとは驚き。
![](https://assets.st-note.com/img/1699539623141-PX0F6mWj4z.png)
これはもう見れません。
統合ならではの使い方
こんな事ができます。
過去10年分の日本のGDPを調査し、グラフにまとめてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582144568-xBdOggl2T3.png?width=800)
この画を参考に似たような画像を作成してください。
16:9で出力してください。
トップに黒文字で'TOKYO'と書いてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582270325-NaU3xjPRzS.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699582313578-uAB22X5YLW.png?width=800)
2回指示しないとできなかったことが、一発でできるようになりました。
ひとつひとつ指示して進める「物知りな新卒」から、成果物イメージを共有すれば自分で動いてくれる「中堅社員」並の働きをこなしてくれます。
いい!!すごくいい!!!
使おう!!
カスタマイズドGPT
GPTをカスタマイズできます。さらに公開できるようです。
使い方は簡単。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582665244-eUmSx3ouPL.png)
Exploreをクリックすると、中央に「My GPTs|Made by OpenAI」というメニューが出ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582713003-uu0b2L4RiZ.png)
My GPTs(自分用GPT)
ここで、自分用GPTの作成と編集ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582876592-yW5v1rthJR.png?width=800)
左右に分割された画面の左側で作成/編集を行い、右側でお試しです。
左からいきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1699582966910-JXjVgSaWm7.png?width=800)
ここでGPTさんとやりとりをすることで、自分用のGPTを作成できます。作成もチャットなのが革命的なのです。いいですか?エンジニアじゃなくても、自然言語でツールを作れるんです。日本語が操れればいいの。
「What would you like to make?」と聞かれたので、
「英文返信メール作成アシスタント」をつくりたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1699583198400-RdVvPXraCg.png)
さぁ始めよう。
「Great choice! For this GPT, I'd suggest the name "English Reply Craft." How does that sound to you?」
OK
![](https://assets.st-note.com/img/1699583378947-Ll9Mj5S2YL.png?width=800)
アイコン作ってくれた。
![](https://assets.st-note.com/img/1699583506662-seyMVRKJiR.png?width=800)
どういったものにしますか?
相手は英語ネイティブ。アメリカ英語。
相手のメール文章を'#input'の以下に入力します。ここは英語です。
私が伝えたい内容を'#my response'以下に入力します。ここは日本語です。
GPTはその文脈を理解し、適切な内容で返信用の文章を作成してください。
冒頭のDear 相手の名前や、文末のBest Regards, は不要で、本文のみ作成してください。
「Got it. To provide the most relevant responses, could you share how formal or casual you'd like the language in the email replies to be?」
(了解しました。最も適切な回答を提供するために、返信メールの言葉遣いをどの程度フォーマルまたはカジュアルにしてほしいか教えていただけますか?)
社内のメールなので、カジュアルで考えてください。
このあといくつかやり取りをし、右側にプレビューが完成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584465957-xOwLmiZr66.png?width=800)
やってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584596624-wAR95GAtB6.png?width=800)
保存と削除
右上のアイコンで行えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584751584-vgvbBLmW2n.png)
自分用
限定公開(リンク知ってる人)
公開
ユーチューブの管理に似てるね。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584909407-9gSMrVEAKq.png)
ここに保存されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584738355-sZg6XFkh3v.png)
削除はここから。
編集
Configure タブで保存したGPTsの修正ができるんですが、
![](https://assets.st-note.com/img/1699588843765-UtfMu1n49S.png?width=800)
Knowledge:ここから事前学習をさせることができそう。たぶん。
![](https://assets.st-note.com/img/1699588802906-82TQ8OTKKS.png)
Actions:APIを叩けるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1699588974941-td5vZnb6US.png)
いろいろあって楽しそうだわ。
公開されているカスタマイズド GPT(参考)
OpenAIが作成したものが公開されています。
特に上3つは、今回統合された機能を個別に使う事ができます。従来メニューのイメージです。
お絵描きするだけなら「DALL-E」を使えばいいし、自分のデータの解析をさせたいだけなら「Data Analysis」、壁打ちなら「ChatGPT Classic」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699584960746-usyENQ0RRM.png)
ほかのやつも試してみますね。面白かったら記事書きます。
最後に
いつか来ると思っていた機能統合、こんなスピードで展開するなんておどろきです。過去に描いた記事があっというまに陳腐化してしまいます。
最初にも書きましたが、普段ちょっとでもGPTを便利に思っているなら、GPTsは絶対におすすめ。触ればわかるこの素晴らしさ。さぁ使おう、今!
これからもGPTさんと生きていきます。
おしまい。
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