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2024年3月25日 宮崎県門川町 カンムリウミスズメ観察会

カンムリウミスズメの世界最大の繁殖地である宮崎県門川町沖の枇榔島。
繁殖期を迎え、枇榔島周辺に飛来しているカンムリウミスズメを船に乗って観察する観察会が開催され、初めて参加しました。
当日は時折雨粒がポツポツと落ちてくるような曇り空で、南風がやや強く、海上の波も少し高い状況でした。
波の状況から、船は枇榔島の近くまでは行くことはできず、港から近い所での観察となりました。
私の乗った船からはカンムリウミスズメの1~4羽程度の小群が何度か観察でき、比較的近い距離で見ることもできました。
これまでフェリーの航路での海鳥観察でカンムリウミスズメは何度か観察したことがありましたが、フェリーだと観察場所が海面から高いため鳥との距離が少し遠かったのですが、今回は渡船で使用する小型の船での観察だったため、近い距離で観察することができました。
波で揺れる船にしがみつきながら、波間に見え隠れして、潜水しては浮上するカンムリウミスズメを必死に観察・撮影しました。
曇り空でやや暗くて、写真はこんなぐらいが限界でしたね。
他の船ではもっと大きな群れが見られた船もあったそうです。
門川町のカンムリウミスズメ観察は、地元の渡船に依頼すると1人からでも船を出してくれるようですが少し割高になります。その点、観察会だと安く乗ることができました。
観察会には北海道から鹿児島まで全国各地から参加者があったようです。観察会を開催していただいた門川町の皆さんに感謝です。
また来年なども観察会があれば参加してみたいと思いました。次は晴れて波が穏やかな時に観察してみたいですね。

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