どうも、基本ぼっちの精神不安定タギさんです。R01.08.24アルビレックス新潟戦プレビュー

久々のリーグ戦連勝です。しかし、実際は天皇杯で負けているわけですから新潟戦に勝ってすっきりと公式戦連勝としたいのです。自分の気持ちの中では。私は基本ぼっち。負のパワーが正のパワーを覆い尽くして良からぬ事を考える事も多いのです。その為、徹底的に新潟を分析しまくって心配事を自分の中で無くそうという独りよがりな行為に出ることにしました。

前節・岡山戦のスタメンとフォーメーションです。4-5-1の形は4月に吉永監督が就任してから変わっていません。最近ではボランチから前線の6人はほぼ変わっていません。前々節レオナルドさんが矢野くんに変わったくらい。最終ラインはアルビに帰ってきた舞行龍くん。もう30歳なんですね。10-11の2年間は金沢(当時JFL)にもいました。たぶん大武・舞行龍のCBはしばらくは変わらないでしょう。ただ、舞行龍くんは前節、岡本くんと入れ替わってSBもやってますし、縦パスの意識は高そうです。SBの新井・岡本もCB(岡本くんはCB本職)は出来ますし、控えも各ポジション充実。個人的には堀米くん好き。おかえり早川くん。

ツエーゲンのボール保持時

琉球戦(7・27)からピックアップ。4-0で新潟がビックスワンで快勝したゲームだ。

琉球右SB西岡くんからのアーリークロスに飛び込む上門くん

しっかりと鈴木くん(現セレッソ)が囮となりカウエさん、大武くんを引き連れ、上門くんは新潟の岡本くんと1対1の駆け引き。ボールとのタイミングが合わずゴールならなかったが・・・

岐阜戦の2点目で見せた加藤くんのアーリークロスを垣田くんが押し込むシーンをそのまま当てはめることはできないだろうか。もちろん上のシーンは右サイドなので長谷川くんや大石くんからのクロスでもいいが、今の金沢のやれる事をそのまま実行できる。

もちろん、何回もトライできるわけではない。読まれてしまうのでこういうオプションはどうだろう。

新潟が4-4ブロックを敷いているシーン。SBを釣りだし後ろのスペースを開けさせそこにスピードの速い選手を走らせる。

あまり金沢のこういう動き見たことないのですが、DFラインが4枚だとSBの背後が空きやすいので有効かと思います。(逆にやられるとキツイ)ちなみにこの形と似た崩し方で町田のロメロさんも得点していました。

ニアにクロスを入れるのもいいですね。その場合、沼田くんにプレッシャーをかけさせないようにしっかり大橋・加藤で押さえましょう。逆サイドからはやいボールで新潟守備陣をスライドさせる事も大切です。(大石→藤村→沼田)

いつも通り垣田くんをターゲットにして後ろからロングボールを放り込み、垣田くんが競り勝ち永遠くんにボールを渡すことが出来れば1対1の勝負に持ち込むような事もあるかも知れませんが、あまりこのやり方は成功率が高くありません。前回岐阜戦のレビューでも言いましたが、パスを出す側のタイミングが早い、または受け手の準備不足という局面をよく見かけますし、ターゲットが垣田くん一人という事になると守備側はロングボールが来た場合、垣田くんだけに集中すればいい事になります。岐阜や町田のCBは高さはありませんでしたからまだ良かったのですが。小松くんがいたらもう一人ターゲットが出来て、守備側も判断に迷いが出ると思います。成功率も上がるでしょうね。

また、新潟はセットプレーでの得点は多いがセットプレーでの失点も多い。金沢の武器が使える局面は多いと思います。

ツエーゲンのボール非保持時

では、相手がボールを保持している場合はどうしたらいいのか。DAZNで新潟戦を見られるだけ見て考えました。

「なんだよ、いつもと変わらねぇじゃねえか」と思ったアナタ、80%くらい正解です(笑)

まず、永遠くんがCBのどちらかにプレッシャーをかけに行きます。舞行龍くんのロングフィードは要警戒なので、どちらかと言えば舞行龍くんに強く圧力をかけて大武くんにパスを出させて(出来れば左へ誘導したい)ゾーン2に移動したら(ピッチを3分割した真ん中のゾーン)戸嶋・カウエにしっかりマーク。まずは高木くんへのボールの供給を断ちましょう。高木くんは大橋くんが刈り取る。高木くんは比較的自由に左右に位置取りするのでがっつり着いて行っていい。かなりクロスの精度もあるし、ハーフスペースの使い方も上手い。トップ下という概念に囚われていてはやられてしまうでしょう。山本・廣井はどちらかがレオナルドを見て、新潟SBからのアーリークロスは金沢CB2人で跳ね返す。サイドでフランシスや渡邊新にボールが渡ったらSBとCBで挟み込む。金沢は外側にプレッシャーをかけるような守備をしてサイドに追い込み最終的に挟み込みたい。個人的にはクリスティアーノさんや前田遼一くんに対して気迫を見せた沼田くんに期待。もちろんこれは金沢のマンツーマンディフェンスによる対応の仕方を考えているわけであり、私ならば大橋くんをCBの間に入らせサリーダ・ラボルピアーナを行い5-4ブロックを作る。サイドに展開されてもマークをスライドさせる事無く対応できるからだ。

ポジションチェンジにも対応できるし数的有利を作りやすいしハーフスペースを使われる危険も回避。なにせ大崩れしない。だがソーンディフェンスを仕込まれていない金沢にはその選択肢はない。(たぶん)

まとめ

新潟は得点44(リーグ2位)だが失点38(リーグ10位)というアンバランスさで順位も12位に甘んじている。前々節山形戦や前節岡山戦は0点に抑えられているがチャンスは作り出せていた。運が悪かった部分もあったし。一方、金沢は得点36(リーグ10位)だが失点23(リーグ4位)。高い攻撃力に失点してしまうかもしれないがなんとか1点に抑えたい。調子に乗らせてしまうとケチャドバ感が強いのが今年の新潟。ただ、山形の新潟に対するハイプレスが有効だったことを見るにつけ、ペースは握れるかもしれない。とにかく

①新潟ディフェンスのクロス対応の悪さ

②新潟SBを前に出させCBとの間に出来るスペースを突く

③ハイプレスでサイドに誘導。SHを挟み込んでボール奪取

④高木くんの自由を奪う

来週のサザエさんは以上の4本です!

じゃなくて、以上を4点を重点に試合を見たらかなり面白いのではないかと思います!がんばれ!ツエーゲン!3連勝だ!

追記

高木くんが累積出場停止だそうです。大事な事を見逃していました。すいません<m(__)m>4-5-1を崩さないとしたら高木くんに替わるトップ下はシルビーニョさんか渡邊新太くんだと思います。シルビーニョさんはブラジル時代左ウイングもやっていたという話。どうなるか分かりませんがツエーゲンのボール保持時の対応は変わりないと思います。非保持の場合も対応としてはあまり変わりないとは思いますが、高木くんと動きが変わると思いますから、上記の策で序盤は様子を見ていいと思います。4-4-2で来てくれると金沢としては何も考えないでいいのですが。勝か負けるかは別として。

再追記

フランシスの後ろをつけ!



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