どうも、空気なんて読めないほうがいいと思うタギさんです。ツエーゲン金沢ＶＳ鹿児島ユナイテッドＦＣ戦　プレビュー

前回の初対戦は鹿児島ホームで０－３の快勝。石尾くんのＪ２デビュー戦となったほか、白井・廣井などを休ませた上での勝利。金沢の人に着く守備と強いプレッシャーにあまりチャンスらしいチャンスを作れなかった鹿児島。当時の４－１－４－１から４－５－１へと移行し、よりビルドアップしやすい戦術を取った。現在２０位だが８月に入って２勝１敗１分と降格争いから抜け出す勢いが出てきた。ここまで繋ぐ事にこだわったチーム作りをしているのはＪ２定着を第一に考え、長い目で鹿児島のサッカーを造っているのだろうなという印象が強い。だが、前節横浜ＦＣ戦では５失点の惨敗。頑張って欲しいクラブの一つだが、金沢が４連勝を掛けプレーオフ圏内に入るためには負けられない相手だ。

予想スタメン

鹿児島はニウドさんが出場停止。そこに入るのは酒本くんか中原兄か。ワントップの特性上獲得したルカオさんだが２試合を見た感じでは、まだ動きは良くない。Ｒ・マドリ―の晩年のロナウドのような重たさだった。韓さんとどちらだろうか。

金沢のほうは沼田⇔小島⇔長谷川とか大石→金子、加藤→窪田、大橋→梅鉢など考えられることは多い。サブに小松・清原・杉浦が入ってくるか。ＴＭで出場したアランももしかしたらメンバー入りするかも知れませんね。とりあえず上のメンバーで図を作りました。あ、石尾くんもね。

鹿児島のビルドアップに対して

はっきり言って前からプレッシャーを掛けなくてもいいかと思います。鹿児島は２ＣＢが開いてＧＫを経由してパスを回してくることが多いので前からプレッシャーをかけるなら全員で圧を強くして

こういう風にマンツーマンでプレッシャーを掛けていけばいいのですが、それを想定して酒本・八反田が一列降りて

こんな感じで３角形・４角形を作りビルドアップしていきたいと思いますのでその細かなパスのミスを見逃さずカットする方法もありますが

それなら、２列目に入ってから奪う体制に入ってしまったほうが効率がいいと思います。ＣＢ－ＳＢ間で回させるのは全く問題ありませんし

ボランチにボールが入った時はＦＷどちらかと藤村くんで囲んで奪えますし、ＳＢからＳＨにボールが渡った時も

こんな風に囲み奪うことが出来ると思います。出来るだけ高い位置でボールを奪ってカウンターに繋げたいですね。

金沢はいつも通り

落ち着いてゲームに入りたい鹿児島に早めにプレッシャーをかけにいくか、じっくり待って仕留めるか。砂森・五領のどちらかが上がって枝本・牛之濱がハーフスペースでボールを受けるという場面も見られると思いますが上の図の対応が出来るとあまり怖くないと思います。

また、あまり背の高い選手がいないのでセットプレーも有効だと思います。

さらに相手が１トップなので金沢が自陣からのビルドアップをする時にＣＢがビルドアップの起点になれることから義道くんが休まない事を願います。

今回は簡単ではありますが、かなり現実的な感じになったプレビューだと思います。雨の予報ですので観戦される方は準備万端で楽しんでください。もし選手の出場・怪我などの情報お持ちの方はお知らせください。また、ご意見・質問等もお待ちしています。

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