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【cs3位】 ドルファ・モルト4投 デイガドルマゲドン 【アドバンス】

・はじめに


 はじめまして。普段は大阪にてDMPとしてcsに出ております、タガーと申します。

 現在はデュエルマスターズのcsにおけるDMPランキングを走っているとは言い難いのですが、2022年前期DMPランキングにおいて最終83位を記録しております。

  このnoteでは、私が当分アドバンスのcsに出られないこともあり、最近握っており、使用感の良いデイガドルマゲドン(デイガドラグナー)を備忘録として何か形に残しておきたいと思い、紹介させて頂きます。

 noteの執筆は初めてで不慣れなところもございますが、全文無料ですので、どうぞよろしくお願いいたします。


 まず、デイガドルマゲドンは、あまり環境で見られることのないデッキタイプです。また、似たデッキタイプである赤黒ドルマゲドンも、デッキパワーの低さからか、現状の環境からは失墜しております。そのため、ドルマゲドンというデッキタイプに対して、自分で組んでおきながらなんですが、私自身懸念すら覚えていました。

(追記:この記事の作成前にデイガドルマゲドンでcs優勝されている方がいらっしゃいますが、作成時点では気づいておりませんでした。申し訳ありません)

しかし、以前から練っていたデッキであり、どうしても1度はcsで使っておきたいという気持ちのもと、使用感の試しも兼ねて、関西アドバンスウィークであった12月2週目に出場できた4回のcsをこのデイガドルマゲドンとともに過ごしました。その結果、

🥉(32人規模)、べ8(32人規模)、べ16、3-2予選落ち

と、負け越すことなく、なかなかに高アベレージな結果となっています。

こんな戦績でnote書くなよ、と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、先述のように私自身の備忘録も兼ねていますのでご容赦頂けると幸いです。


 このデッキの基盤自体はサンライズ中心の既存のもので、特段目新しいところもございません。人気のドルマゲドンというテーマ、そしてこれもまた人気の最終龍覇モルトという、2大パッケージからなるデッキです。

 しかし、皆さんもある程度はお気づきかとは思うのですが、このデイガドルマゲドンというデッキ、実は龍覇爆炎にて大幅な強化を受けております。モルトnextばかり注目されがちですが、グレンアイラやグレングラッサも強いんだぞ、ということを改めて知って頂けると幸いです。

「はじめに」の最後にはなりますが、

このデッキ、ループ系統だけは基本的に無理です!!!

 いや、ほんと無理なんで、ループが多い環境に持っていくことはまじでおすすめしません。「サンライズ→サンライズ→ドルファ」とかしない限り本当に勝てないです。

・使用経緯と構築の変遷


 このデッキを構築・使用した経緯と致しまして、2022年10月頭に行われたGPの使用候補案として、私と同じ関西のDMPである希亜(@IrodorimidoriSG)くんから持ち寄られたという出来事まで遡ります。


当初希亜くんから貰ったリスト(次元は考えてなかった)

 GP前から、私たちは赤黒ドルマゲドンにおけるパワー不足を課題であると考えていました。禁断カウンターのことしか考えておらず、いまいち決定力に欠ける、ここ一番で詰め切ることのできないデッキであると考えていたのです。
 そこで、フィニッシャーとして白羽の矢が立ったのが最終龍覇グレンモルト、聖魔連結王ドルファディロムでした。

カードパワーの鬼
神々しくて好き

 上記の2体のクリーチャーは1体でゲームを終わらせることも可能な非常にカードパワーの高いクリーチャーです。両方とも光文明を持っていることから、光文明を赤黒マゲに入れることによってカードパワーの低さを補うことができると考えました。

 また、デイガカラーには上記2体に留まらず、封印から落ちたクリーチャーを蘇生し、色々な効果を付与できる夢のようなカードが存在します。

ドルファ出してと言ってるよね

 封印からドルファディロムが落ちて、これが落ちた日には宇宙です。封印による墓地の追加をこれ以上ないほど活用できるカードだと言えます。


 しかし、当時は光でマゲに入れたいのがモルト、ドルファ、ヘブニアくらいしかなく、色確保と受け確保のために若干仕方なくドラサイを入れていました。

 ですが、このドラサイ、コマンドじゃないし(ヘブニアとコマンドトリガー両方踏んで封印から落ちたとき絶望する)、手札にモルトがないときにすごく弱いしで、受けデッキとして見なければならないはずのアポロを満足に受けきれなかったため、使わない方が良いという結論になり、お蔵入りになりました。
(DGパルテノンはGPで頻出するループデッキを倒したかったから入れようかなって話になってた気がする)

 私もこのときはデイガドルマゲドンを諦め、天門を筆頭に色々なデッキを握っています。(GPにてデイガドルマゲドンが入賞しておりますので、乗り遅れた感は否めない)
 しかし、その間も私の中でデイガドルマゲドンを使いたい欲は密かに燻り続けていました。



 燻っていたまま、ひと月余りを過ごします。そして、龍覇爆炎の情報が発表され続けていた11月上旬、私に運命の日が訪れたのです。
 
 龍覇爆炎の新カード、グレンアイラとグレングラッサが発表されました。

令和のバトクロスバトル


なんでスパークついてんの???

 これはデイガドルマゲドンにおいて革命のカードでした。両者とも様々なデッキを受ける上で十分な受けになる上に自分の動きを通しにいけるカードです。封印を早期に剥がし、禁断カウンターを狙うことが重要視されているドルマゲドンというデッキタイプにおいて受けと低コストコマンドを両立できるこのカード達は非常に使い勝手が良いです。
 また、グレングラッサは光文明を下に持っているため、デイガドルマゲドンにおける光文明の供給をドラゴンズサインに頼らなくても済むようになりました。

 そこで、バニバニラ(@EhyPb)さんからこれらのカードを使ったリストを提供頂きました。(リスト自体はなくしてしまったため割愛。レッドトロンが入っていたはず)

 しかし、その際に貰ったリストでは足回りが少々貧弱で上振れたときと下振れたときの差が大きすぎたため、どうにかならないかと考えていました。


頭悪い

 そこで、新規カードリストを改めて見直していたところ、気づいたらこいつも増えていました。そのため、このカードを投入することによって、ドルブロ/ボーンおどりチャージャーと合わせてコマンド持ちチャージャーが8枚積めるようになっていました。

 そのため、サンライズに頼らなくてもある程度戦うことのできるデイガドルマゲドンの基盤が見えてきたのです。


 このようにデイガドルマゲドンはここ最近で非常に強化を受けています。そして、これらのカードを用いて組んだ最初のリストが下記になります。

 最初、私はドルマゲドン=ダークマスターズという図式に縛られていました。しかし、デイガという色の関係上、鬼寄せの術を上手く使えないデイガドルマゲドンにおいて、ダークマスターズが着地するのは幾ら早くても4ターン目です。このようにダークマスターズを着地させるためには「サンライズ→サンライズ」もしくは、「サンライズ→チャージャー」と動かなければならず、手札の要求値が尋常じゃないほど高いです。

 また、5コストのコマンドが初動としても換算されるドルブロ/ボーンおどりチャージャーを含めて8枚しかなく、早期に封印を剥がすプランが取りにくいという問題を孕んでいました。

 そこで、私は一度原点に立ち返ります。

 このリストに入っていたカードで、非常に強いのにも関わらず、採用候補となっていなかったカードがありました。

 こいつです。

 今となってはなぜ入れていなかったのか分からないのですが(ドラゴンではなかったからかも)、ジゴクパルテノンの投入によって、初動12枚、5コストコマンド12枚という非常に安定感のある構築に仕上がりました。


 ツインパクトカードが非常に多く、40枚とは思えない動きをしてくれます。

 見た目だけでは実感がないかもしれませんが、有効トリガーは脅威の20枚デッキの半分が受け札です。グレングラッサやグレンアイラを筆頭に自分の動きを通すカードにトリガーが付いているため、攻めっ気の強いデッキとしては無類の受け性能を誇っています。

 そのため、オービーメイカー等の早期に殴ってくる対面は有利対面となっています。

(溜めようとしても禁断カウンターがあるため、溜めると全員封印されてそのまま負けるため、満足に準備できずに殴るしかない)

 また、4×10の構築にしている意図としましては、ドルマゲドンというカードのカードパワーで押し付けるデッキであるデイガドルマゲドンにおいて、安定性が非常に重要であると考えているためです。事故や上振れ、下振れによる不安定感を極力減らしたいと考えていました。

・採用カードと不採用カード


 この章では、私のデイガドルマゲドンにおける採用カードと奇しくも採用に至らなかったカードについて解説します。

・採用カード


・メインデッキ

FORBIDDEN SUNRISE 4枚

最強

 最強です。これが2ターン目に貼れるかどうかで全対面勝率2割ほど変わります。
モルトNEXTに超英雄タイムで焼かれたときは泣いていいです。

終断ɤドルブロ/ボーンおどりチャージャー 4枚

痒い所に手が届く

 最低限の初動兼最低限の5コストコマンド兼最低限の受けです。どれで使っても最低限の動きしかしませんが、汎用性が高すぎて抜けることはないでしょう。
 オービーメイカー対面、1点でこれ踏んでこれにスレイヤーつけると相手は絶望した顔をします。

霊刑連結 ジゴク・パルテノン 4枚

盾増えるの意味わからん

 最強の5コストコマンドです。普通に出して相手は困った顔をしてくれます。相手が事故ってしまっているときには本当に無類の強さを発揮します。相手は動くこともできずに少しずつ手札がなくなっていきます。
 また、グレンモルト、ドルファディロムに次ぐ、ヘブニアッシュサインから出して強いカードです。オービーメイカーのような小型ビートなら3面止まります。

 一応、モルトNEXT対面だけは投げるのを一旦考えましょう。グレンリベット入ってたらそのまま次のターンに負けます。(2敗)まあ、他にコマンドいないなら、剥がす方が優先なので投げます。

次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせてお姉ちゃん!」 4枚

 使用経緯で殆ど説明しましたが、光文明を持った5コストコマンド兼最強の受けです。モルトNEXT対面、SAGA後の超過剰打点など、「ここはまかせて、お姉ちゃん!」でしか返せない場面が多数存在します。
 また、ケンジキングダム対面やオービーメイカー対面、青黒ゼーロ対面で忘れてはいけないのが、上面についている2コスト以下破壊です。2コスト以下を1体破壊とドルマゲドンの1111以下破壊を併せて解決することで1ターン貰えることも多く、禁断カウンターのための封印外しに大きく貢献してくれます。

 私の構築ではビギニングスタートしかつけられないのですが、最終龍覇グレンモルトの早期着地に思ったよりも貢献してくれます。
 
 このように、このカードには多数の役割が存在しています。デイガドルマゲドンはグレングラッサを一番上手く使えるデッキといっても過言ではないかもしれません。

炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」 4枚

 令和のバトクロスバトルです。スレイヤー剥がして、好きな相手クリーチャーを処理します。相手の盤面に余裕があるときなら、ガイハートつけて次のターンに走る構えも取ることもあります。
 グレングラッサと併せて繋げることで盤面を継続的に取りながら、グレンモルトとドルファディロムに繋げられます。

 下面ですが、これで出すと封印を剥がすことができないため、基本使いません。ですが、ガイアッシュ覇道対面など、ミラダンテを絡められた状況でグレンモルトやボロフを出せることは覚え得です。ミラダンテがきっついことは変わりなく、ミラダンテを盤面に残してカツキングで使い回されては敵わないので、寝てるミラダンテに対して、レッドゾーンXで上から取ったり、ガイオウバーンをつけて相打ちしたりします。

 これは、グレングラッサとは違って、デイガドルマゲドンが一番上手く使えるカードでは無いです。どう考えてもモルトNEXTのグレンアイラが最強なんですよね。
(デイガドルマゲドンのグレンアイラも十二分に強いんですけどね……)

灰燼と天門の儀式 4枚

 デイガドルマゲドンでの、ここ一番で活躍してくれる良カードです。これがあるせいで相手視点はミラダンテを投げても安心できなくなります。ラフルルラブを投げたくなるため、相手の要求値を格段に上昇させるカードであります。また、色も強く、初手で迷いなく埋められるカードです。
 先述しましたが、封印からドルファディロムが落ちたときの高揚感がすごいです。4割でヘブニア踏むので。

 5cに対してはヘブニアを見せないことで呪文ケアをさせないことも可能です。

R.S.F.K/オールイン・チャージャー 4枚

 実質アポロヌスドラゲリオンがついた3コストチャージャーです。

 ハンドが切れがちなデイガカラーにとって、ハンドが減らないチャージャーというだけでも優秀です。

 また、他に回答がなくどうしようもないときにRSFKお祈り突進することもたまにあります。オービーメイカー対面なら、ガチンコジャッジでオービーメイカーが捲れない限りまず負けないので、こいつ投げて勝つことがままあります。

最終龍覇ボロフ 4枚

最終ロージアの方が優秀です

 カードパワーが1段階落ちるけれど、トリガーついてる最終モルト。
トリガーで出てきたときは、基本的にガイアールつけて小型処理トリガーとして機能します。単色が何かと不足しがちなこのデッキにおいて、単色トリガーで封印を剥がしながら、マナに埋めるための単色を確保できるのもgood。

 素出しの際は、ガイハートつけて、レッドゾーンXになって2面処理するか、ドギラゴンXに革命チェンジしてブロック不可3点を刻みにいきます。

 小回りの利く良カードではありますが、他に入れたいカードあるなら、ここがまず抜けるのかなと思います。(トリガー減るのだけが難点)

最終龍覇グレンモルト 4枚

デネブログ

 このデッキの核ver1です。

 このカードとドルファディロムがなければ、デイガドルマゲドンは成り立っていません。

 言うまでもないのですが、殆ど全てのドラグハートを付けられることから、汎用性の塊と化しており、どのようなデッキに対しても有効場面が存在します。

 特に、ガイオウバーンやガイアールで面を処理しながら、居座るプランが強力で、相手に処理を強要させながら、自身は次のドルファディロム着地に構えられます。

 また、残り封印が2~1枚の際に、単騎でプロトハートをつけて、2回目のアタック時にレッドゾーンバスターに侵略しながら2点、3点と盾を全部割りきることも多々あります。禁断カウンターの圧をかけながら1人で盾を全て割る動きは最終モルトにしかできません。この動きをすると、禁断カウンター後の要求値がぐっと下がります。

聖魔連結王ドルファディロム 4枚

 このデッキの核ver2です。

 ドルマゲドンにおける、最強の蓋カードです。

 こちらも言うまでもないのですが、単色クリーチャーを2度破壊しながら、単色呪文を封じる、カードパワーの王となっています。

 ドルマゲドンという、禁断カウンター以外に相手に圧をかけづらく、トリガーケアをしにくかったデッキタイプの革命児。どのゾーンに存在していても相手に圧をかけてくれます。

 オービーメイカーやケンジキングダムなど、ドルファディロムが登場するだけで殆ど積み盤面になるデッキも多いです。
 また、5cモルトに関してもドルファディロムがいると、ドラゴンズサインを唱えることが出来ないため、受け性能が格段と落ちます。

 ドルファディロムを立てられたら、何も考えずに盾に突進してるだけでも頻繁に勝てます。

・超次元ゾーン


始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド

 この構築において、グレングラッサから付けられる唯一のカードです。

 グレングラッサから最終モルトと最終ボロフに繋げることができるようになります。

 加えて、グレングラッサに付いていると、バトル中パワーが6000になり、カツキングに上から踏まれなくなります。革命チェンジがない状態のカツキングに踏まれないということは非常に大切で、ビギニングスタートは軽減能力があるため、残したくはありません。ですが、バウンスしてしまうと、ハンドに帰ったグレングラッサによって、封印を簡単に剥がす手段を与えてしまいます。

 こうした2択を迫ることができるという面でも強力なドラグハートであると考えられます。

 ガイサーガと選択とはなるとは思いますが、グレングラッサに付ける以外にも、最終モルトに付けてブロッカーを付与できる等、役割の多いビギニングスタートを採用しています。

 また、簡単に龍解でき、龍解後も非常に強力なシステムクリーチャーとして活躍してくれます。

銀河剣 プロトハート/星龍解 ガイギンガ・ソウル

 最後の詰めと、道中の盾を割ることによって、相手に圧をかけるために使うことが殆どです。

 最後の詰めでは、プロトハートが付いたモルトから殴ることによって、トリガー要求をあげることができます。Gストライクが少ないデッキにおいてはガイハートよりも優秀で、耐性持ちの最終モルトが2度殴れるようになる凄まじいドラグハートです。
 現状の5cモルトにはテック団が入っていますが、それをグレンモルトを残すことができ、ある程度透かせる点でも優秀だと言えるでしょう。

 また、盾を詰めるプランでは、最終モルトの項目で説明させて頂いたように、禁断カウンター後の要求値を大きく下げられる点でプロトハートによる盾全割りが5cモルト等、1ターンにできることが限られているデッキにおいて非常に効果的です。

(ガイアッシュ覇道に関しては、盾を割りきった後に寝てるレッドゾーンバスターに対して覇道が殴りにくることで、EXターンからぐちゃぐちゃにされるので盾を割り切るプランはあまりおすすめしません)

銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ

 言わずとしれた最強ドラグハート。

 ドラグナーにSAを付けられるだけでも非常に優秀なのに、2度目のアタックによって選ぶと負けるドラゴンに変貌します。

 脳死でガイハートを付けると打点が足りないこともあるので気をつけましょう。

将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン

 グレンアイラに付けることで2面取れるようになるドラグハートです。

 ガイオウバーンもあるので、最終モルトに付けることはあまりありません。しかし、まあ、最終ボロフとグレンアイラの受け性能を保つためにも抜くことはありえないですね。

 受けた後、ターン帰って来た後に最終モルトやグレンアイラが殴ったタイミングで龍解して2打点形成できるのも偉いところです。

獄龍刃 ディアボロス/破滅の悪魔龍 ディアジゴク

 最終ボロフと同じで痒いところに手が届くカードです。

 最終モルトのターン開始時に付けて後続を確保する動きが強力です。

 殆どないのですが、ハンドが余っているときには裏面に龍解させて打点形成することもあります。

 1番使用頻度が低いので、他にどうしても入れたいドラグハートがあるなら最初に抜ける枠だと思います。

覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ

 最終モルトに付けて強いドラグハートです。

 バトル中パワー+3000がバグってる。取れる範囲が格段に上がります。

 また、寝てるクリーチャーと併せて2回バトルに勝つことで蓋を作りつつ、打点形成ができます。

 最終モルトによる面処理性能を高めるためにも抜けない枠だと思います。

轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX

 どっちもめっちゃ使います。

 レッドゾーンバスターは、先述したように、単騎で出てきた最終モルトに3点を付けられる点が優秀で、プロトハートから6点作れます。

 また、ドギラゴンXも最終ボロフとモルトからチェンジすることで、ブロックされない3点を作ることができます。(雑に強いです)

 相手クリーチャーを寝かしたり、スレイヤーを付けたりもできるので、やれることが非常に増えるため、流石に確定枠です。

時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR


 最終ボロフとドルブロが基本的な侵略元です。盤面を1体消しながら、11000火力が強すぎます。また、カツキングケアのために、ドルファと最終モルトがどちらもいて、他に2点のクリーチャーがいない状況なら最終モルトの上に乗せたりもします。

 裏面の能力がとても強烈で、1枚しか次元に入っていないのだとしても、相手側は処理しなければ次のターンに大幅なアドバンテージを取られてしまうため、処理の強要ができます。そのため使い回すことも容易です。

 まあ、確定枠です。(できるなら2枚に増やしたかったりするけど、流石に枠がない)

・FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~/終焉の禁断 ドルマゲドンX

デッキテーマ

 入れてください。

 基本的に最後にスレイヤー付与を残して禁断カウンターを狙います。1111以下破壊とパンプ2222付与は必要に応じて使い分けて下さい。

 ガイアッシュ覇道や5cモルト対面では1111以下が基本入っていないので1111以下破壊を1番目に使って大丈夫です。

 しかし、オービーメイカーやケンジキングダム対面では、ナスオ、キャディ、ニンギョなど、パワー1000のクリーチャーがそれなりにいるので、1枚目を剥がすときに1111以下がいなくても、パンプを初めに使って、1111以下を2番目に使うことをおすすめします。

・不採用カード

ここからは不採用カードについて解説します。

メガ・マナロック・ドラゴン

 先4で出せると、強いことは分かっているのですが、ヘブニアでの受けとして使う際にはちょっと強いドルブロ程度にしかならず、非常に弱い札となってしまう点を嫌って不採用です。

 私としては、ドルファの枚数を増やしたかったです。

 そもそも、6マナ圏はかさばった多色を吐くために多色置くターンにしたいため、あまり噛み合いがよくなかったりもします。

 もし、どうしてもマナロック入れたいんだ!!!マナロック最強!!!って人はドルファディロムを1枚減らしてください。

悪魔龍 ダークマスターズ

 出せるターンが遅すぎます。鬼寄せ絡めずに順当に出そうとしたら、早くとも4~5ターン目になります。そんなときに出しても相手に好き勝手動かれた後なので、トップからどうとでも解決されます。
 それなら、低コストコマンドを増やして、封印を早期に剥がし、前よりのデッキにした方が強いと感じました。

 欲しい場面もありますが、柔軟に出せるジゴクパルテノンに枠を譲りました。

鬼寄せの術

 色管理的に無理です。
 「サンライズ→鬼寄せ」と動いても、最終モルトやドルファディロムは3色カードのため、3マナかかります。
 赤黒と違って上手く軽減効果を使えないため不採用としました。

ドラゴンズ・サイン

 出せるカードが最終モルトしかない上に封印が剥がせません。弱いです。

D2V3 終断のレッドトロン / フォビドゥン・ハンド

 トリガーとしては強いのですが、素出しする際にカードパワーに欠けると感じたため不採用です。同じ下面が呪文トリガーの5コストコマンドとして、グレングラッサが挙げられるのですが、光文明を持っている点とビギニングスタートの利便性からそちらを採用しています。

 初動換算するにはハンドを1枚切ってしまうのが非常に弱く、後が続かなくなってしまいます。

 しかし、下面は本当に強いので、入れてみると面白いかもしれない枠ではあります。

爆炎大剣 ガイサーガ/爆炎覇龍 ガイフレア

 グレングラッサにSA付けられたり、手札補充できたり、裏面である程度のトリガーをケアできたりするのが強いカードです。
 しかし、手札補充のヒット率が高くない点や、龍解に1ターンかかる点、グレングラッサが寝て、的を作る行為が強くない点、相手の盾を4枚にしたところで、2点3点と盾を詰めるこのデッキにおいて有効に働く場面が少なく、相手に手札を与えているだけになる点など様々な問題点があります。

 また、このデッキに対してはガイフレアが凄く刺さるのですが、現状の環境デッキに対するガイフレアの刺さりはあまり良くなかったりします。

 グレングラッサにSAを付けられる点はやっぱり便利なので、入れ換え候補枠ではあると思います。

Dの終断 ドルマゲドン・エリア

 味方全体にスレイヤーを付けられることが偉く、グレンアイラや最終ボロフの受け性能を格段に上げてくれます。また、面を殴らずにガイフレアを立て、封印を剥がせることも強いです。

 しかし、コスト4で、サンライズやチャージャーから繋がらず、他のカードとの噛み合いが悪い点、クリーチャーではないのでヘブニアから蘇生できない点等、欠点の方が目立ってしまったため、不採用となりました。

 スレイヤー付与は十分に強いため、それぞれ4投の枠を少しずつ削って、2枚程度なら入れてもいいかもしれません。
 入れるなら、ガイフレアも必須です。一緒に枠削って入れましょう。


・簡単な対面解説

 4回しかcsで使っていないため、そこまで有利不利の判別に自信があるわけではありません。自分が対面した際に気を付けていることを纏めているだけですので、これは違うんじゃないか?と感じることがあれば教えて下さると嬉しいです。

・オービーメイカーやケンジキングダム

 基本的にトリガーで返します。

 セガーレやギャイアの置換で場にコマンドを出せなくても、召喚という行為をしているため、ドルマゲドンの封印を剥がせることは覚えていてください。禁断カウンターを狙うために非常に重要です。

 オービーメイカー対面にはグレンアイラのトリガー1枚で殆ど返せます。また、1点から刻んでくるオービーメイカーにはドルブロをトリガーさせるととりあえず1ターン止まります。
    その間に禁断カウンターを狙いましょう。

 また、素出しで一番強いのはジゴクパルテノンですので、5コストコマンド出す際にはジゴクパルテノン>グレングラッサ>ドルブロの優先度です。
 相手のオービーメイカーが着地する前にとこしえを出してきたときは、流石にグレングラッサを優先して出して、先にとこしえを焼いてください。

 オービーメイカーの突撃前に封印を2枚剥がせると、スパークとコマンドトリガー踏むだけでも禁断カウンターで返せるようになります。

 とこしえとセガーレが両方同時に絡んだときだけ盾の要求値が跳ね上がります。
    (ボロフとアイラを同時にトリガーしたり、しっかりお姉ちゃんとコマンドをトリガーしたりしないと止まりません)

 ケンジキングダム対面にはグレングラッサとグレンアイラで盤面を取って、相手の遅延をし、ドルマゲドンの封印を剥がしていき、禁断カウンターを狙います。3ターンケンジキングダムをされたとしても、先2でサンライズを貼れたら、禁断カウンターで返せたりします。

 両方とも盾が薄いので、もつれこみそうなら、ジャスキル通しにいってください。

・5cモルト

 前に前にととにかく突っ走ります。溜めるプランは取らなくていいです。5cモルトは良くも悪くも、マナ分しかやれることはないので、先に盾を減らされているだけでも非常にきつくなります。禁断カウンター前にどれだけ盾を減らせているかが非常に重要です。
 
 とこしえを複数体出されているときはこっちからドルマゲドン降臨させて殴りにいきます。最終モルトを出してドルマゲドン降臨させた際は、ドルマゲドンから解決して、ドラグハートをしっかり付けて下さい。

 この山握っている人は特に理由もなくなんか溜めてくること多いので、禁断カウンターも容易です。

・ガイアッシュ覇道

 相手がぶん回ったら、こっちが回っていても基本負けます。メンデルからインフェル、栄光に繋いでいかれると速度的に禁断カウンターが間に合いません。お清めや栄光スタートなら勝てることも多いです。

 インフェル前にジゴクパルテノン出せれば相手のリソースが死ぬので、比較的有利に立ち回れます。

 ガイアッシュケアのために、無駄に侵略しないことだけ気を付けて戦いましょう。

 ヘブニアの蘇生は、最終モルトで止まるなら最終モルトを蘇生して次のターンにキルを狙います。

   ここまで言いましたが、まあちょっとキツいですね。

・モルトNEXT

 よく貫通されます。やっぱり、モルトNEXTとモルトSAGAとかいうカードパワーがおかしい。

 基本後手に回るので心臓に悪いです。

 禁断カウンターが決まったり、全龍解後にお姉ちゃんを踏んだり、ヘブニアからドルファディロム蘇生をすれば次のターンにカウンターして勝ちにいけます。

 相手の禁断カウンターは、ドルマゲドンが封印されないので、最後のダイレクトをドルマゲドンにすることだけ意識しましょう。

   個人的には5分くらいはあると思ってます。

・青魔導具

 禁断カウンターが神の試練のせいで効かないので、お姉ちゃんとヘブニアからドルファディロム蘇生に期待して最終モルトでキル通しにいきます。

・ネバーループ

 諦めましょう。
 ネバーループ握っている人は基本的に5ターン目にループ入ってきます。
 何らかの要因で相手が5ターン始動できず、こっちのドルファディロムが間に合えば勝てます。


・最後に


 以上が、私が近頃練っていたデイガドルマゲドンの備忘録となります。

 noteの執筆は初めてで、至らないところも多々あったと思います。

 しかし、このnoteを読んで、1人でもデイガドルマゲドンに興味を持って下さった方が増えるのならば幸いです。

    構築の相談に乗ってくれたり、リストを送ってくださったりした身内の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

 不採用カードに入れていないものや、対面解説で入っていないものの中で気になるものがありましたら、なぜ入れていないのか訪ねてくだされば、可能な範囲で追記させて頂きますので、気軽にコメントを頂けると嬉しいです。

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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