タグタグの大冒険、はじまる

タグタグです。
私の本業は美術の先生です。
でも、新たなステージのために大冒険をはじめることにしました。

その前に私について。
川崎市出身。
父は保険屋さん、母は専業主婦(元保険屋さんで何でもできるかなりの人らしい…)、8歳下のできたハイパーな妹、すでに寿命が30歳を悠にすぎた亀吉、自分のことを人間の王子様と疑わないクレオ。
至って、平凡な家庭で育ったのに何がきっかけだったのか、通常のレールから脱線しまくる私が出来上がった。ひとえに、母のおかげなのだけれど!大概のやりたいことはやらせてくれました。

美大に行くときも、元々は教員になりたくて選んだ進路です。
アーティストになりたい、ではなかったんです。
ちゃんと4年後の卒業を迎える時に夢を叶えて教員になりました。(正規の職員ではないのですが)
教員になりたければ、教育学部に行けばいいじゃない。私もそのように考えて一般大学の教育学を目指そうと思いまして、良くも悪くも消去法で専科を選び残ったのが美術。なんだよ、あまりもんかいな。実はそうなのです。
ある日、高校の美術の先生に相談に行きました。

私  「美術の先生になりたいのですが、どこの教育学部の美術コースがいいですか?」
先生 「美大に行って制作の生みの苦しみを味わいなさい」
私  「そうですね、わかりました」

こうして私の進路は決まりました。
母 「どうせ勉強が苦手なんだから、好きなことやればいい」
快諾してくれた両親に感謝です。

こうして私の美術道がスタートします。

美大受験は特殊で、まず美大専門の予備校や受験対策ができるアトリエに通い、デッサンの基礎を叩き込み、希望する専科に対応する基礎訓練をします。
私の場合は油絵科でしたので、デッサンと油絵の練習をしました。
美大生のほとんどが予備校で基礎的な技法を学び、大学では一年生から応用です。
ですので、一番ある意味では予備校時代が辛いのかもしれません。
私は能天気なのでどれもが楽しかったですが、、、
美大ですと、2浪3浪は当たり前です。デッサンのレベルとかも半端でないのです。

そんなこんな、な経緯で美大に進学して現在に至るのです。
一時期は憧れましたよ、画家に。
でも、これが表現したい!という強い思いがないんです。
憧れてはいるけど、心が燃えないのです。

心の燃える何かを探索するために
タグタグは大冒険に出ることにしました。