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食べること
皆さんにとって、「食べること」ってなんですか?
私は「生きるために必要なこと」です。
今の医療現場で癌で亡くなる方は、最終的に「餓死」=「食べられなくなる」から亡くなるそうです。
勿論、癌細胞が臓器を破壊したり、血管の梗塞、出血、血液の異常、など色々な原因も引き起こしたりもしますが、「食べられなくなる」んです。
食べたものが内臓によって消化吸収されますが、身体が段々受け付けなくなります。
選択するのは自分
「食べたものが、エネルギーとなり、身体をつくる」
この事を、スポーツの現場や様々な食育の場でお伝えさせて頂いてます。
だから「何を食べるか」「何を選択するか」が大切になります。
今や日本は、便利大国です。勿論、生活様式や働き方も変わり、現代人は忙しくなりました。忙しい時は便利なものに手は伸びるし、CMなどで「○○が良い」「○○に効く」と聞けば、つい試したくなります。
何を基準に選ぶのか
「自分のためになるもの」を選んで見たらいかがでしょうか?
「忙しいから簡単なもので済まそう」これは、忙しい自分のためです。
「身体が疲れているから、身体に優しいものが欲しいな」これも疲れた自分のためのものです。
「ストレスが溜まったから甘いものが食べたいな」これもストレス解消したい自分のためです。
ただし、ここからが注意です。
全部、「自分のため」ではありますが、「面倒」とか「楽」をしたい自分のために、毎日が同じ状態ではないということ。疲れていても状態やタイミング、時間がその時によって違います。ストレスが溜まっていても、もしかしたら休みが明日で、もっと美味しいものが食べられるかもしれません。だったら一度自分の「何のために食べるものか?」商品を手にとるときに考えてみてはいかがでしょうか?
そして、便利なものは、便利ではあります(私も時には利用します)が、一度工場で加工されたものは食品自体に元気(エネルギー)がありません。元気のないものを毎日食べていたら、身体は元気にはなりません。食べ続けると逆に蝕むものもあります。いつまで経っても、負のサイクルから抜け出せないのです。
人の手で作ったものは、元気がある
愛情深く育てた野菜は元気がありますし、お母さんのおにぎりって、何であんなに美味しいんでしょう?
やはり「誰かのために」というエネルギーは、伝わるものです。それがたとえ自分のためでも、何を食べようか?何が食べたいか?失敗や成功を重ね、考えることは「自分のために」繋がります。
自分の健康、身近な人の健康のために、是非「エネルギーのあるもの」「一手間」かけたものを、食することをしてみてはいかがでしょうか?
生きるために必要なこと
冒頭にも私は「食べることは、生きるために必要なこと」と書きましたが、
「元気に健康で、生きるために必要なこと」です。
自分や身近な人が「身体が元気になるものを食べて、健康に過ごす」ことと、これから未来のある子どもたちが「元気に健康」で過ごせるよう、これからも沢山の場所で、お伝えし続けたいです。
そして、誰かと一緒に食べる食事は楽しいし美味しいから、誰と食べるのか、も大事ですね!
さて、今日は何を食べようかな?
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