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育成年代トレーニング

育成年代とは、

5〜10歳、10〜15歳、15〜19歳

とか、

6〜8歳、9〜14歳、14〜18歳 

という大体3つのカテゴリーに分けられるそうです。

最近の育成年代のトレーニングの現場に携わらせて頂き、感じること・・


「姿勢が悪い」「身体が硬い」

今、サッカーの現場が多いのですが、どこのチームに行っても、大体同じことを感じます。技術は昔よりも遥かに上手なのに、何かが足りないような。

考えられることは、社会環境、生活様式、食生活が変わったことによる、身体の欧米化。多くが日本人なのに。欧米の真似ばかりをする。言われたこと、教えられたことをやる。あれはダメ、これもダメ、制限が多すぎる・・

そして、外遊びや色々な遊びをしない、一つの競技ばかりをやってきたなどの基礎体力、運動能力の低下、も考えられます。ボールを投げられない、サッカー選手が多いの知ってますか?。

様々なことが、昔とは違う

ゲームやスマホ、PCなど、今回コロナ での自粛期間中特に多くの時間あったと思われますが、座り方の悪さ、立ち方の悪さでの姿勢。ですが、恐らくしっかり食べて寝て、身体に負担はかかっていないので、身長だけは伸びていたりする、が、周りの筋肉が追いついていない、等。

姿勢の悪さは、開脚や長座で座れない、骨盤が立たない、もう一つの着目点は、体幹部が抜ける(弱い)ことです。体幹部が抜けると、自律神経バランスも悪くなります。内臓の動きも悪くなります。色々な家庭があるので一概にも言えませんが、食べたものが身体を作っています。木で例えると、しっかり根っこがはれずに、幹も育たない。

必ず現場では、柔軟性をチェックします。が、柔軟な遊びを知らない現代っ子たちは、身体が硬い&心や頭までも硬い子が多いように感じます。

そして、一つの遊びに色々なルールを子どもで決めて勝手に新しい遊びを考えたり何か工夫する、という事も減ったように感じます。

育成年代、何を伝える?

競技で結果や成果を求めることも、勝負なので大切な事ですし、小さい頃から大脳皮質の運動野への刺激として、足を沢山使わせて技術を磨くことも大切ですが、その前に・・

自分の身体を動かせる身体になること

動かし方を知ること

沢山のことを吸収できるスポンジのような心

固定概念に惑わされない柔らかい頭

自分で考える力をつける

をこれからもっと伝えて行きたいです。

そのためには「考えさせる時間」「教えるのではなく伝える」「導く」コーチングがとても大切になってくると思います。

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この写真、すごく好きで、思い出深い写真。夢中になって一人がメモを取り出し、一人は私に一生懸命説明してくれてる。

多くの選手たちの、大汗をかいて「良い顔」が見られるよう、まだまだ追求・探究は続く・・・



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