広がる光
(2016年の記事です)
ギネス認定の世界最大花火の打ち上げがあるという、鴻巣花火大会を見に行きました。
寒いし、雨上がりだから、敷物と毛布を持参。軽いバックに毛布を詰めて、出かけました。
会場は広い広い河川敷。屋台が並んでいます。
中国の女性が細々とやってる屋台での水餃子食べた。スープの中で手作りの水餃子が上がってくるまで3分待って三百円。
日本の元気なお母さんが三人で、大きな鍋で揚げてたコロッケ百円。
外で食べると美味しい。食べ物から昇る湯気も良い。
夜空の視界が別格。
打ち上げる場所まで良く見えて、花火の広がり方も素晴らしい。
撮りたい!しかし写真を撮ろうとすると、スマホの中の小さい画面ばかり見てしまう。
これじゃ何しに来たのかわからないや、とバカバカしくなって、途中から写真は完全放棄しました。
沢山の巨大な光の柳が空一杯に細かく砕けながら降り注いで来る様子は、さながら金のオーロラのようで、ため息しきり。
信号機のような赤、緑、ピンク、ラベンダー。今や多彩な色の炎色反応が楽しめますが、私は色の無い、金色の花火がひたすら重なってゆく花火が好きです。
4尺玉は打ち上げ準備に10分くらいかかり、地面まで広がる見事な花火でした。
そして帰りの人混みの恐ろしさ。
人間渋滞を極度に嫌う友達が選んだ逆走ルートは、別の路線の駅まで2時間の徒歩。
街灯少なく、左右から湿った土と草の匂いを胸一杯に吸い込みながら、夜空の方が明るく感じられる静かな道を、どこぞの映画のように延々と歩き、歩き、歩き。(深夜3時くらいのような気がした)
軽くキャンプに行った気持ち。久々に自然の中に出掛けた感じで満喫しました。
これでレジャーの記憶貯金が、数ヶ月持つような気がします。
(追記・地面までの大玉は三尺、四尺は打ち明け失敗とのこと。残念。)
2020年は、花火おやすみの一年でしたね、来年はまた、日本が誇る、大きな花火が楽しめますように!
という訳で、続きはサロンで。サロンでお会いしましょうー!
https://www.iki-aoyama.com/
(2016年10月9日の記事)
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