あなたのポートレートをつくります

前回のポートレート写真撮影には沢山の応募をくださり有難うございました(応募頂いたのに全てに対応できずにすみません)。実際にやってみて、掘り下げる方向性が見えたので、これから第二弾を始めます。

基本方針

  • 週末か祝日に、とても長いインタビュー(3時間から6時間くらい)をさせていただきます。質問はこれまでの人生と、その方の内面を掘り下げるものが基本になります。当然ながら話された内容の秘密は守ります。私が行うのは質問するのと聴くことだけです(時々相槌や感想は話します)。

  • そのインタビューの合間に写真を撮ります。これまではフィルムのみでしたが、デジタルも対応します。フィルムの場合の機材はライカ、デジタルの場合はハッセルブラッドです。フラッシュは使わずに自然光のみで撮ります。

  • なお、家族写真を撮りたい場合などは、上記のインタビュー&撮影を終えた後に、家族の方に合流して頂いて一緒に撮る、という流れになります。

  • インタビューを録音してお渡しします。録音されたくない場合は仰ってください(文字起こしがあまりにも工数がかかる&外部にお願いができるものなので削除しました)。

  • 大変申し訳ありませんが、女性の場合は、私たちの様子が見える場所に誰か一人を同伴していただきます。親でも子どもでも友人でもパートナーでも構いません。話の内容が聞かれないような対応もします(例えば、ガラス越しの部屋の外にいて頂くなど)。

  • 私と一緒に写真を撮るのは問題ありませんが、それを会社の宣伝やソーシャルメディアに掲載するのはご容赦ください。

  • 値段は消費税込みで20万円です。ただ、経済的な事情がある場合などは割引も可能ですのでご教示ください。

  • どれくらい応募いただけるのか分かりませんが、多く頂いた場合には、お引き受けできない可能性があることをご容赦ください。なお、上記の割引有無は私の意思決定に全く影響を及ぼしません。

  • 私の時間負担も相応のものになりますが、結構な値段になるので、ポートレート写真が必要であることに加え、次のような人に役立つのではないかと思います。
    (1) 自分自身を見直したい人
    (2) なかなか自分では行いにくい聞き取りをお願いしたい人(例えば両親や祖父母など)


設定の背景

この3ヶ月くらい、様々な方の写真を撮ってみて、全体的には好評頂いたと思っているのですが、自分なりに一番納得できた写真が撮れたのは、撮る前の話しあいを通じてより深い話ができたときだなと感じました。

そうなるのには理由が二つあると思いました。第一に、よい話ができたことからくる清々しさが顔に現れていること。そして第二に、物語を共有したことによって、そのときに撮られた写真がお互いにとって特別なものになっているということ。後者の主観的な価値づけというのは、結構重要なことだと思っています。何かを特別なものにするのは、客観的な事実ではなく、主観的な思い入れなんだということです。

しかも、私は言葉を扱うことと、質問することに関してもそこそこに才能があると思っています。なので、自分の特性を組み合わせることで、他の誰にもつくれないものが作れるのではないかと思うようになりました。


希望くださる方は、こちらからどうぞ。



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