最近の疑問とそれに対する自分なりの答え

・少なくないウェブサービスは、みんなが使うハードウェアが変わったらすぐに栄枯盛衰が起きるのはここ10年で明らか&物質的なものづくりと違ってその栄枯盛衰スピードが異常に早い(=ハイリスク)のに、なぜ何千億円といった価値がつく?

→(仮説1)Exit時まで価格が維持されれば良いと考えている人が値段を釣り上げている。ストラテジックに買う人たちにもそういう傾向があるのは、それが自社の株価を上げると思っているからか。何にせよ、だとしたら泡沫ゲーム。

→(仮説2)ストラテジックに買う会社にとっては、会社の若返りのために相応の値段を払う価値がある。ただ、ジョブズとかは買収は会社の鋭さを失わせると批判的。マッキンゼーもやらなかった。

結論として、やっぱり自分にはよく分からない。


・プロダクトではなく、資金調達したことそのものを宣伝して、場合によってはメディアに取り上げられるようにするのはなぜだろう。(上場企業は除く)

→(仮説1)それも踏まえてプロモーションの一貫。確かにファンドのように、「お金を持っているシグナリング」が重要な仕事ならそうなのかも。また、一般に消費者は(僕も含め)どれがいいものか分からないしその情報を得るのにはコストがかかるから、「資金調達ができた」ということをある種の信頼のシグナルとして受け取るのかもしれない。

→(仮説2)単純にうれしいから、他の日常の出来事と同じようにFacebookとかTwitterに書きたい。まあ、それは人それぞれだから否定しない。

→(仮説3)人材をひきつけるため。まあ、これは無いか。。「お金に余裕がありそうだから」という理由でやってくる人材とか願い下げだろうし。

こっちは、特にB2Cならやっぱり意味があるのだろうな、と思う。

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