個人的なディカフェコーヒー豆ベスト4

去年の10月からカフェイン断ち生活を開始して、かなり長い時間が経った。二ヶ月くらい続いた離脱症状は辛かったけれども、おかげで眠りの質が高くなった。かなり眠いときであっても、昔は水と同じように飲んでいたお茶を飲むだけで驚くほどに目が覚めるようになった。

とはいえコーヒーそのものは好きなので、ディカフェの珈琲で美味しいものを探してきたのだけれど、ようやくいくつかおすすめのものを見つけることができたので紹介してみる。あくまでも、完全に個人的な好みの話です。


1位:小川珈琲 カフェインレス エチオピアモカ
圧倒的な第一位。小川珈琲のオンラインショップでしか売っていない。酸味や香りがこのレベルで維持されている珈琲は、日本では他に知らない。ディカフェの珈琲はカフェインを抜く過程で風味も落ちてしまいがちであり、それをごまかすために深煎りにしている豆も多い。また、そもそもカフェインレスは各メーカーともに一種類しか出していないことがほとんどなので、エスプレッソにも使いやすい深煎りが選択されるというのもあるのだろう。この豆は珍しい中煎りで、風味もよい。

豆を挽くのが面倒であれば、挽いたものはAmazonで売っている(こちらはブレンド)。挽きたてに較べたら風味は落ちるが、それでもかなりの高品質。

2位:ブルーボトル・コーヒー ナイトライト ディカフェ
次はこれかな。中深煎り。普通のコーヒーを飲んでいたときは、ブルーボトルの「スリー・アフリカズ」が定番だった。この豆、当たりの時とそうでないときの差が激しい気がする(コーヒーの淹れ方のせいかもしれない)。

ところで、ブルーボトルコーヒー、昔はただの紙袋にコーヒー豆を入れていた。鮮度がちゃんと保たれている間に豆を売り切るという姿勢が好きだったのだけど、最近は脱酸素剤つきのプラスチックの袋で豆を売るようになった。在庫管理がきついという事情は理解するのだけれど、個人的にはちょっと残念に思っている。元々は袋に焙煎日がかかれていたのだけど、新しいパッケージでは賞味期限だけが書かれていて焙煎日の記載は消えている(ディスっていないです)。

3位:東京コーヒー カフェインレス エチオピアモカ
こちらも中深煎りのコーヒーだけど、ブルーボトルよりは深煎り。工房直送のものがオススメ。鮮度は申し分なしだし、ここで勧めているコーヒー豆の中では唯一ただの紙袋に入っているコーヒー。バランスがよい豆。苦味とコクがまあまあ強め。酸味はほとんど消えている。

4位:猿田彦コーヒー カフェインレス エチオピア シダモ
こちらは深煎りのコーヒー。これからの時期であればアイスコーヒーに良いのではないかと思う。味はなめらかでコクもある。個人的には、温かいままで飲むのはちょっと微妙だった。もし温かいままで飲むのなら、甘いものと一緒が良いと思う。パッケージの可愛さという点ではナンバーワン。


他も色々と試してみたけど、今のところ、満足して飲めるのはこのあたりだった。引き続き捜索してみたい。


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