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2020 一年の計は・・・・

元旦にあり!
なのですが、元旦は子どものインフルエンザ対応で引きこもり。
年賀状すら手に付けられない。しかも2年連続。
我が家は北京・ロンドン・リオと五輪イヤーに子が誕生しているため、一人が病気になると、家庭内パンデミックとなる。
そんな訳で、2月の半ばも過ぎた頃、昨年から思いを温めていた
・メルマガ(ブログ)
をやってみようと考えた。

何故始めるか?
私の本業は女性活躍推進と働き方改革のコンサルタントなんだけど、知人の中でも本業を知らない人も多く、ときどき
「タエさんって本業は何なんですか?」と聞かれる。
まぁ大して有名でもないけれど、私が代表を務めるみらい子育て全国ネットワークという市民団体での活動の方が認知度が高いから、なんかイイことしてる忙しい人。と言う感じ。そんな訳でこちらでは仕事のことを含めて書くことにしたいと思う。

特殊要因ってなんだよ?
とりあえず、最近の仕事で面白いと感じたこと。
コンサルの仕事。女性活躍の業務で入ったのだけれど、調査すればするほど男性も活躍できない土壌でどんどんどんどん若手と中堅が辞めて行っている。その現状を気付いているのに数字で見ないふりをする人事と役員。
何故辞めたのか?と聞いてみたら「彼らは特殊な理由があるので仕方がないんです」と答える。特殊要因って何ですか?ときくと
「家業を継ぐ」「伴侶の転勤」「外資系企業への転職」だという。
本当に面白い仕事を続けたいと思えるならそっち選択しないよね?と言う話なのに、気が付かない。
社員が引き留めにあわないために、納得してもらえる理由を出してくるわけで「家業を継げと言われているのですが、・・・・・・辞めたくないのです。どうしたらよいでしょうか」と言う話にならないのであれば、そりゃ単に辞めたい方が勝ってるんでしょ?って話。特殊でも何でもない。

私が政治家や、メディアに語り掛けている「男性の産休義務化」も同じで、国民の大半は総論賛成。でも各論になると反対。
「男性育休いいね~」と言ってる人でも、個別具体例が出てくると途端に反対!「俺は(俺の部下)は特殊な仕事してるから無理」と、言うのです。特殊ってなんだよ。みんな特殊だし、みんな代替え効くんです。

でも「特殊」って言葉で片づける方が楽ちんだから。

なので、最近打ち合わせで「特殊」って言葉が出てくるたびにニヤリとしてしまう私なのでした。




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