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みんなでAVを視た話

若い頃、パチンコ店で知り合ったダイキの話を書いていたら…
別のネタも思い出しました。

「若い頃の好奇心はすごい」

という話です。

前のネタはこちら↓

いずれマガジンにしようかな。
10代の思い出、なんちって。

私が19歳の頃は、パチンコ店で知り合った友人たちとよく遊んでいました。
それが縁で付き合い始めた、ミユキとダイキの仲も続いていました。

その年の、冬頃だったでしょうか。
言い出したのは、ダイキだったと思います。

「裏モノのAVがあるねん。みんなで視ようや」

「えっ!?裏あるん!」

好奇心が止まらない、10代。
全員が「裏モノ」に食いつきました。

現代のように、簡単に裏モノを視ることが可能な時代ではありません。
今から20数年前は、「裏モノ」は貴重品だったのです。

そして、あれよあれよという間に、話はまとまりました。
視聴会場は、私の家ということになったのです。
当時私は、一人暮らしをしていましたのでね。

寒い冬の、午後。
ダイキが、飯島愛さんの裏モノを持って、やってきました。

あとは私の友人であるミユキ、そしてパチンコ店グループのメンバーの合計5人。
女子は、私とミユキだけです。

全員が、裏モノビデオに期待していました。
(当時DVDはほとんどありません。ビデオテープでした)

全員の期待を集めながら、私はビデオデッキに裏モノビデオを挿入。
震える手で、再生ボタンを押しました。

しばらくの間、画面は暗いままでした。
アナログのビデオテープ、しかもコピーされたもののようで、画質は悪かったです。

それでも数分後、ようやく動画が始まりました。

5人の視線が、テレビに集中します。

「おおおおーーーー!!」

興奮度マックス。

しかし…
動画全体はカラーでしたが、肝心の局所が白黒になっていました。

おそらく、元はモザイクがかかっていたのでしょう。
当時はモザイクを除去する機材があり、おそらくそれを使ったものと思われます。

まぁ、ソコが白黒でも…
裏モノには変わりはありません。

「すげぇな」

「めっちゃ映ってる」

「モロやん」

5人は少しずつ、テレビに近寄っていきました。

しかし、視ているうちに…

「なんかグロくない?」

という声が上がり始めました。

10代当時…
さすがに「モロ」は刺激が強すぎたのか。

やはり、肝心のところはモザイクがかかっている方が、美しいのか。

5人のうち、未経験者は2人。
ちょっときつかった…かな?

私は何とも思いませんでしたが。
あ、こんなもんか、という感じで淡々と視ていたのです。

「なんかわざとらしい」

そう言ったのは、ミユキです。
私も同感でした。

AVというものはたいてい、女性の目には「わざとらしく」映るのです。
まぁ、ほとんどが男性向けに作られていますからね。

そして…動画はフィニッシュを迎えました。

もうその頃には、全員が「お腹いっぱい」の状態でした。
つまり、視飽きていたのです。

( ゚д゚)ポカーン

まさに、こんな感じでした(笑)

10代…
そこにいた全員が、AV初体験でした。

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