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スキー•スノボ、上達の為に知っておきたい7つの事


はじめに

毎年ゲレンデに立ち、周りを見渡すと、毎年熱心に滑られている方々を見かけます。
私もその内の一人です。

毎年楽しく滑っていますが、同時に「これ程時間とお金と情熱を注いでいるのに、なぜ上達しないのだろう…」と落ち込む時も多々あります。この記事を読み始めたという事は、あなたもその経験があるはずです。               

習う事自体が目的で、それを楽しんでいるのであれば、人それぞれですので誰も何も言えません。
しかしこの記事が目に留まったあなたは、技術の向上を重要視しているはずです。
そして上達の為にYouTubeを観たり、雑誌を見たり、誰かに教えてもらったり、毎回練習に励んでいると思います。
しかし何故、そんなにも向上心があり、情熱もあるのに上達しないのか。
何故、大金と多くの時間を費やしているに、昨年と同じような滑りになってしまうのか。
あなたもそのような方を身近に見てきたのではないでしょうか?           
もしかしたらあなた自信がそうかも知れません。
勿論私自身も、目標の為、上達の為にと多くのお金と時間を費やした一人です。

しかし、かけてきた時間と労力に対して、見合った結果はなかなか出ません。
そして、自分と比較して上手に滑る人を見ては「自分は滑走日数が足りないからだ」、「運動神経やセンスの問題だ」等、言いだしたら止まりません。
運動の習慣も無く、社会人になってからスノースポーツデビューしたなら尚更です。

そうした時に「いや待てよ。そもそもあの人は…」と思う気持ちは決して見逃がす事は出来ません。
あなたの直感は合っている事もあります。
ただそこで、縮めようも出来ない差だとして、そこで思考停止するのはもったいないです。
考える事をやめたら一時は楽ですが、またモヤモヤした思いをする事にもなります。

ある種の理不尽さを感じた時や、なぜか上手く行かない時、それらの活かし方が分かれば大切な時間と労力をもっと有効に使えると考えます。
今回はそのヒントとなればと思い、7つの項目に分けて書いてみました。

この記事が目に留まったあなたは、どうしたら上手く滑れるのか?と考え、また沢山の事を学び、経験してきたと思います。
そして既に「がむしゃらに滑って覚える」時期が過ぎていると感じている様なら、この記事を読んで一度立ち返る事が出来るはずです。

今までやってきた事は、決して無駄な事ではありません。
それによって得られた事は多いはずです。

しかし色々やってみる事は大切ですが、これからはそれと同じく何をやらないかも大切です。
「逆もまた真」で、今の滑りを変えたいのなら、正しいやり方を学ぶ事以上に、間違った事、間違った考えをしない事も重要です。

この記事では、間違った体の動かし方等を述べるのではなく、※間違った視点や考え方、思い込みで起きている事を述べています。
(※物事に絶対的な正しさなど無いとも言えますし、解釈でいかようにも捉える事が可能ですが、ここではあえて「間違い」と書きます。)

以下の7つの項目から何かに気付き、理想の自分に近づくヒントとなれば幸いです。

前置きが大変長くなりましたが、ここからはスノースポーツ歴30シーズン、インストラクター歴15シーズンの経験から考えを述べていきます。

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