「特許行政年次報告書2024年版」に出た「オオカミ特許革命」の大きな影響
「オオカミ特許革命」は、元特許庁長官 荒井寿光氏の推薦を頂いて、
「技術評論社」から2021年に出版されました。
一方、特許庁発行「特許行政年次報告書2024年版」のデータには、
「オオカミ特許革命」による大きな影響が二つ現れています。
出版後の2022年と2023年、審判請求と分割出願が急増したのです。
年次報告書に現れた第一の大きな影響は、拒絶査定不服審判の急増です。
「特許行政年次報告書2024年版」のデータによれば、日本の審判件数は、2022年と2023年で、審判件数が急増しています。2023年の審判件数は21047件で、2021年に比べて4153件も増えています。
2021年に出版された「オオカミ特許革命」が、日本の特許出願人に大きな影響を与えたと思います。
年次報告書に現れた第二の大きな影響は、分割出願の急増です。
「特許行政年次報告書2024年版」のデータによれば、2022年と2023年で、分割出願が急増しています。2023年の分割出願は37279件で、2021年に比べて7960件も増えています。
2021年に出版された「オオカミ特許革命」が、日本の特許出願人に大きな影響を与えたと思います。
第4章「拒絶理由にひるむな! 審査での権利化戦略」
権利行使できる特許を獲得する為に、拒絶査定を恐れず、請求項の正統な広さを維持しながら、拒絶理由にしっかりと反論することを提案しています。
第5章「公正な判断を仰ぐ 『拒絶査定不服審判』」
審判の勝ち方を解説し、出願人に審判請求することを強く推奨しています。
「オオカミ特許革命」では、権利行使できる特許を獲得する為の「オオカミ特許三銃士」として、補正・審判・分割を位置づけ詳しく解説しています。
これらの結果、2021年に出版された「オオカミ特許革命」が、日本の特許出願人に大きな影響を与えたのだと思います。
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