過去を振り返りながら自己紹介~女子は成長早いよね~

こんにちは多田ビニと申します

ビニ本作ってる人ではありませんが、ビニ本的なコンテンツを愛してます

#西野亮廣 さんの #帝国に挑む に触発されて、過去を振り返りながら思い出をつづっております

『はじめてのちゅう』

振り返ると恥ずかしがりやで、いざとなるとカッコつける僕の

ファーストちゅうは小学1年生

前回書いた性の目覚めから大分前なのだ

つまり僕はテレビのヒーローやしんちゃんとの刺激的な遊びに夢中で女子なんかには微塵も興味はなく

何故そんなことになったのかと理由を探すとつまり

女子は成長早いよね

の一言なのだ

小学1年に徒歩遠足があった

学校から家の近くの山(というか丘)まで歩くという今考えると何が面白いかわからないイベントだが

そこは楽しむ天才の小学生

自分のホームとも言える山(丘)を他のやつらに教えてやろうと、なんだかんだワクワクしていた

目的地まで小学生の足で1時間くらい歩くのだけど

女子とペアで手を繋いで歩く

僕とペアになったミキちゃんはもう何かキラキラしていてまさに「おませさん」ただただ前に進む僕を

なんだかキラキラして見ている

何を話してたかよく憶えてないけど、歩いてしばらくすると「ちょっと耳貸して」と言われて

顔をミキちゃんに近付けると

急に頬っぺたに『チュッ』とされた

僕も唖然としたが、ぞろぞろ歩いている集団のなかで突然行われたアメリカンな行為に

後ろの小学生たちも騒然としている

さっきまでのワクワクが、ビックリとミキちゃんの唇の柔らかさでホワホワに換わった

一回目のちゅうで、堰を切ったようにミキちゃんのちゅうラッシュは目的地に着くまで続いた

「や、やめろよ~」

と言いながらも、ミキちゃんの唇の柔らかさを楽しんでいたような気がする

たまったもんじゃないのが僕たちの後ろを歩いてた子達だろう

楽しい遠足で何を見せられているのか・・・

誰だか憶えてないけど、ごめんね

目的地の山(丘)に着いてからはもうミキちゃん無双状態で、お弁当もソコソコに木陰やらお堀の中やら、人目がつきにくい場所を移動してブチュブチュしていた

もうこの時間になると羞恥心的なものがマヒしていて僕も積極的になっていたと思う

小1でブチュブチュされると自動的に相手を好きになってしまうようだ

突然のちゅうでホワホワ状態のまま帰路につき、家に帰って母ちゃんに「どうだった?」

と聞かれても、母ちゃんに話せる状況は1つもなく「いや、あの山いつも行ってるし普通だった」みたいな話しをした

さすがに次の日以降学校でミキちゃん無双が発動することはなかったが、僕はミキちゃんに夢中で

「ああ・・・またミキちゃんから、ちゅうして来ねぇかな~」

なんて、クズみたいなことを考えていた

しかし、そんな色ボケ小学生のクズみたいな願いは叶うわけはなく2年生になってクラスが変わるとまったく接点がなくなった

そんな僕を不憫に思ったのかミキちゃんの友達がソッと教えてくれた

「ミキちゃんね、同じクラスに好きな人がいるんだよ」

女心と秋の空

秋の空どころかゲリラ豪雨のように気持ちがコロコロ変わるミキちゃんへの淡い?!恋は終わった

数十年後の同窓会でミキちゃんに会った

ミキちゃんはスナックのママで経営者になっていた

ミキちゃんにあの時の話しをしてみたら

「アハハ!憶えてネェや」

と言われた

子供の頃の美しい思い出は、答え合わせするもんじゃねえなと思った

二次会のミキちゃんの店で軽くボラれたことは忘れよう

じゃあまたね

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