塔山忠臣のシンセサイザー講座《第2回》
行動力とは何だろう。
あなたは将来の夢を叶えられましたか?
そもそも
あなたにとっての夢とは。
車で目的もなく都内を走り回っている時、
これは人生と似ているなと感じたりする。
あてもなく走り続けていても道はどこかに続いてる。どの道を選ぶかはあなたの自由。危険な道もあれば、安全に見えるルートもある。途中で故障して動けなくなるかもしれない。短縮するために料金を支払ったり、機械に道を聞いてみたり。
ただ最後はハンドルを握るあなたがすべてを
決めることになる。
人間ひとりが生まれて育っていく中で家族との思い出をはぐくみ、やがて学校へ行くようになり
他人や周りの人間、
果ては社会というものを知るようになって、
そこで大きく変わるもの、小さくなる感情など
善かれ悪かれ、自分自身が変わっていく。
もちろん経験からくる成長だってあるだろう。
20才を過ぎ『大人』と呼ばれる存在になってからは、そこそこ時間が長い。
学生時代のような目に見えた環境の変化や行動自体の大きな動きは少なくなって、あるとしてもそれはお金が関係した『生活を頑張る』というものを中心としたものになり、
何より大人という世界では変化よりも安定が多く求められる傾向にある。そんな社会の中で自分は何者かにならなければいけないと夢を追う者や、早くして結婚し家庭を築く者、果ては死んでしまう人さえいる。
人生という色んな人間の考えが交差する交通量の中で、
あなたは自分というハンドルをどう握り、
どんな目的地に辿り着きたいのだろう。
三食を食べて寝る場所があって、平穏な家庭があれば。
それは誰しも同じだろう。私が今言いたいのはそのような観点ではなく、あなた自身が生きていると。
血湧き肉躍るような
そんな瞬間、
感覚の話だ。
本当に食べて、寝て、いわば生活するだけの話なら
それだけで充分だとあなたが本当に思っているなら
私にとって人生はあまりにも長過ぎる。
それだけなら生きている時間が暇すぎて、身体も頭の中も
ぐるぐるブクブクと自分が自分でいられなくなってしまう。
生涯で金を稼いだ額や、美しい異性と何人付き合ったか、高級な経験や皆が皆、認めてしまうであろう美談など。
世の中には知らない大きな世界はあるだろうが正直、
こんな程度じゃ生きてる実感をあたえるほどの興奮の範囲には含まれない。だから困っている。
他人からのアドバイスや
幸福では踊れない。
我々はいつか死んでしまうみたいだ。それは貧乏金持ち、誰でも。命は永遠ではない。だからと言って人間は死ぬために生きているだけなのだ、人生に意味なんてナイ
とは私は思わない。むしろ、いつか無くなってしまう自分だからこそ、あなただからこそ
意味があるのではないかと考えてしまう。
人々は努力が大好きだ。無駄だと思うこともやってみたりする。人が自分の人生にまっすぐに戦いを挑んでいる姿は私も大好きだ。誰かに与えられたものではなく、簡単にカネで買えるようなものでないなら、尚更に。
ただ努力という言葉に飲み込まれ、自分の殻に逃げ込んでしまってはいけない。キチンとその物事の本質を見ずに、自分の心を見ずに、、、
ただ闇雲に努力という名の海の上で、自己満足とさまよっているだけならそれは結果、自分から目を背け、努力とは真逆の結果を生むことになるだろう。
変化を求める欲求は、自分を変えるチャンス。それには過去など関係しない。あなたの中にある今その欲求にこたえられるのは、そして、そのために行動を起こすことが出来るのは、アナタだけしかいない。
勝負をする時というのは傷ついたりもするし、大失敗したり、時には表面上は負けてしまったりもするだろう。でもよく見てみるとその負けは社会の中で誰かが作ったルール内のもので、
決して君の中にある心の法律上のものでは無いハズだ。
行動力とはあなたがあなた自身を探すチカラ。
あなたが人生を探そうと今、一生懸命
生き続けているその一歩を示しているのだ。
あなたがこれから起こそうとしているアクション、
行動力。
うっすらでもいい。そのイメージが自分の中にあるのなら。
今からでは遅いと思わせてくるような考え方や、
勝手に勝者だと思ってるようなヤツラが見せつけてくる正論など、
なんの革新性もない臆病な人間たちの置きにいったアドバイスに決してまどわされてはいけない。
あなたの人生は決して誰にも渡しちゃいけない。
これは年齢の話ではない。あなたがいくつであってもだ。
自分の心に聞けばわかるだろう。人間には本来ひとりひとりの勝ち方があるのだから。人生に勝ち負けをつけるほうがオカシイ。その気持ちは分かる、しかし自分の心の中に必ず、答えはあるはずだ。
あなたが逃げないのであれば、それは必ず。
こいつは一体なにが言いたいんだ、訳がわからない。
それでいい。私は今、感覚の話をしているから。
あなたの感覚の中に話しかけている。
少し自分の話をしよう、
私はタイプ的に思ったらアホウみたいにまっすぐ動いてみるタイプ。分かりやすく言うともしその物事がダイエットならば
動かずしてとか、楽してとか、その最新器具を探したり考えたりするのも良いけれど、
それらをずっと眺めているウチに。だんだん自分に腹が立ってきて
これだったらタオル一枚持って今すぐ走りに行ったほうが、すぐさま行動にうつしたほうが早いのでは?となって実際に飛び出してしまう、シンプル馬鹿な人間だ。
ここで大事なポイントは私は決して
身体が動くならば、ダイエットするなら、まずは身体を動かせよ!と言うような堅苦しいタイプの人間ではないということ。それよりもむしろ、ダイエットしたい気持ちの人間を見据えて近づき
中途半端な商品やマーケットを押しつけてくる人間たちなど、ほおっておけ。簡単に自分の状況に飲み込まれて、
騙されるなと言いたいだけだ。
そのためには自分で走り出せと。
自分で考えて前へ進めばイイんじゃん?と思ってしまうだけだ。(もう、じゃんは使いません)
人は不安になると、人間関係や依存物に頼りがちになる。頼ったものが本当のものなら素晴らしいが、その場しのぎの痛みを消すだけの関係なら、
あなたの人生にそんなものは必要ではない。
私はクラスの人気者たちの男女が作り上げるような、
キラッキラした作りモノには興味がない。
そんなものよりも、普段は
クラスのはしっこにいて『コイツは一体何を考えてるんだ、分からない』と思うような奴がときおり見せる全力の作品に興味がある。ヘンテコだろうが
面白そうなやつが考える、
もっと奥深いものを見てみたい。
成功例をなぞるなど
どうでもいい。
数ではない。あなた自身だ。
それはあなた自身を探す旅なんだ。
あなたは明日も、あなた自身として
生きていけばイイ。
それが1番のあなた自身の行動力なのだ。
私は今、新作を作っている。
常識にとらわれる普通の人をくぐり抜け、
その奥でニヤリとこちらを睨みつけて笑う。
そんな自分を見つけ出し、胸ぐらをつかみ
コチラの世界へ引きずり出した時。
私の最新作が完成します、もうすぐです。
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