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太子道2 筋違道を歩く①

聖徳太子さんが斑鳩の宮から飛鳥京へと黒駒に乗って通われたという「太子道(たいしみち」を歩きました。

この太子道は両地点を最短距離で結び、「筋違道(すじかいみち)」とも呼ばれています。南北線に対して斜行しているからですね。

距離は21kmほどあるようですが、今回歩程は、太子道の面影残る中間付近の生活道の区間です。

歩いた目的は、筋違道に残る伝承と民俗を探ることです。…と、偉そうに言いましたが、これを調査・洞察し、文章にまとめるには今少し(←か?)時間がかかりそうですので、これは次回書くとして、今日は、道すがらの初夏の雰囲気をお伝えします。←手抜きブログかい!笑

さて、麦の秋がもうすぐです。こんなに盆地が広いとはねえ!

麦を収穫したら田植えするはず。このあたりは田植えが遅い(6月末頃)ですから。

筋違道は、現代の生活道路でもあります。長い庶民の歴史と今の生活におう道です。

鎮守の森に梅の実が鈴なりでした。

びわの実も。

川にはでっかい鯉(たぶん)が泳いでました。

猫ちゃんものんびり目を細めておりました。

万葉の花「あざさ」。可憐な花ですね。

町の花になっているらしく、あちらこちらに見かけました。

ドラム缶? なんに使うんですかね?

路傍の花。これは姿見です。←お前、そんなええもんかい!

こうして歩いておりましたら、地元の方に声をかけていただき、近くの神社とか見所を教えてもらいました。

そして、「水を汲むから井戸水を体験(手を洗う)してみるか」、と言って人力ポンプを押してくれました。

ポンプからはすぐに水が出てきました。地下水位が高いことがうかがわれます。

このあたり一帯は、盆地の主要な川が集まる低地ですから、今も地下には水がそれなりにあるのでしょう。(今では河川整備により排水改良がなされている。)

歩数  21,081

距離  11.7km

歩いた筋違道区間は、このうち半分ぐらいかな(往復したので)。

(歩いた日:2023.5.5)

続く