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交るとも恋の季節とも
春から初夏にかけて、「鳥交(さか)る」の時季のようである。恋の季節だ。
結果、巣も作る。
…と、気づいたのは、今日たまたま、そんないきものを何種か見たからである。
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さて、ここは橿原神宮の南隣にある深田池。奈良時代に築造されたと伝えられる歴史あるため池だ。
下の写真の池の向こうの林の一部が枯れているのは、カワウの💩のせいに違いない。
上空を頻繁に飛ぶカワウに混じってシラサギも見かけたが、枯れた樹上の巣は、多くはカワウのものだろう。
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林の下を遊歩道が巡っているので散策しようかと思ったが、💩がかかるので、やめた。
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ところで、冬の深田池に、あれほどたくさんいたカモやオオバンは、もういない。北へ移動したか、あるいは海を越えてシベリア方面へ帰ってしまった。
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そのカモやバンに代って、深田池のどこかに潜んでいた亀さんが出てきて、ほらこんなふうに甲羅干し。
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亀さんがどうやって巣を作り、子を育てるのか、詳しくは知らない。
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鯉もいたよ。
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子どもが食パンちぎって鯉に餌やり。🍞に群がる鯉を見ててつらくなるのはなぜ?
あさましく感じるからでも怖いからでもない。自力で生きてほしい。またそう促すべきではないか?
などと願ったから。
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こちらは、カラスの巣。
写真のとおり、電柱のアングルに鳥除け対策の針の筵が設置されているのに、カラスくんは筵の上に枯枝を重ねて巣を作った。トゲトゲの針が、巣を固定することに役だっているようだ。この芸当もカラスの知恵なのだろうか。
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この電柱の下に駐車場があるのだが、糞害対策、さあどうしたものか。
(カラスの巣は勝手に撤去できないらしい。鳥獣保護法が適用されるみたいだ。)
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こんなふうにみてくると、鳥やいろんないきものが、いままさに交る時季なのかなという話。衰退(人口減)にっぽんにあって、感慨深い。
自分はもう交らない(笑)
2024.5.5