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山陰海岸ジオパークを行く


今日は朝から小雨が続いていたが、海岸遊歩道の地面は、杭やコンクリートで固められ、手摺もついていた。それに、家族連れも含めて駐車場に帰ってくる人たちもいるではないか。
なら、夕方が近いとはいえ、ちょこっと海岸に下りてみよう。

と思ったのが、大きな間違いだった。いやはや、それは「遊歩道」と呼べるのか。傘差しての雨のせいも大きいが、大変スリルに満ちた冒険の道のりとなった。

歩いたのは、鴨ヶ磯と城原海岸の間の、海岸沿いの区間。平面距離にすれば1キロほどだと思うが、アップダウン激しく、したがって感覚的には数キロあった。

あとから考えるに、駐車場に戻ってきた人たちは、遊歩道を完歩したのではなく、一番近い展望の場所、または海浜あたりで引き返してきたのではないだろうか。

だがワタシは引き返さなかった。昔からそうだ。適当にやめることができないタチなのだった。自分のことなのに、そのことを忘れていた。
結局、ちょっこっとのつもりが、見出しの地図の右半分を完歩した。帰りは自動車道を歩いたが。

こうして実見おえたワタシは、それが大変困難な道のりであっただけに、山陰ジオパーク海岸が海食、波食によって崩れゆく地質(花崗岩)のさまを、きつく目に焼きつけることができた。それはそれでよかった。

さて明日は、山陰ジオパークの学習館などへ行って、さらに知識を深めたいと思う。


※記事は少しオーバーに書きました。
案内板やチラシなどには「遊歩道」(浦富海岸自然探勝路)として紹介されているので安心安全な道と思いがちです。でも荒れた天候の時や、単独行とか、要注意です。



付記:今回の旅は、車による単独行でした。二回目の車中泊実験(まだ実験かい!)の旅になります。
[行程]
2024年4月30日(一日目)
→中国自動車道→鳥取自動車道→鳥取砂丘→浦富海岸(ジオパーク)
→遊歩道(鴨ヶ磯~城原海岸)→山陰海岸ジオパーク浜坂の郷(道の駅)
にて車中泊   本日走行L=290Km
2024年5月1日(二日目)
山陰海岸ジオパーク浜坂の郷→道の駅きなんせ岩美→山陰海岸ジオパーク「海と大地の自然館」→国道9号線・北近畿豊岡自動車道・舞鶴若狭自動車道・中国自動車道→   本日走行L=300Km

次の山陰海岸ジオパークの旅は、兵庫県(浜坂町)から京都府・丹後方面へ行けたらいいな。ルンルン…