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津風呂湖百景1「みかえり橋青嵐」



津風呂湖は満水面積150ヘクタールの人造湖(ダム湖)です。

津風呂湖には人道の吊橋が三つある。入道橋、山口吊り橋、そして「みかえり橋」である。このうち「みかえり橋」が最も長く、橋長は150メートルある。(150ヘクタールと150メートルは偶然の一致?)

津風呂湖カヌー競技場の桟橋より見るみかえり橋。龍のカヌーが浮かんでいた。
このカヌー競技場(施設写真は割愛)では2027年に世界最大級のスポーツ祭「ワールドマスターズゲームズ2027関西/JAPAN」が開催されるという。
みかえり橋は人道橋です。
一度に10名以上は御法度。歩くと揺れたが、こわくはなかった。
金網が両サイドにあるし、湖面が静かで、かつ水面までの距離がそんなにないからか。

晴れた日、静かな湖面に吊橋特有の曲線美を見せるみかえり橋。この橋を右岸道路から対岸に渡ると細長い岬に取り付き、そして遊具のある木の子広場に出る。

みかえり橋を渡りきり、振り返った景。
ススキの姿も優雅である。
釣ボートも絵になる🚣
岬にある浮桟橋。今でも遊覧船が寄港するのだろうか?(桟橋に草が生えている)

岬には孤愁さえ漂わすススキが群れ、その下の汀線に下れば観光遊覧船が一時寄港する桟橋が浮いている。さらに木の子広場には遊具、四阿や展望所も。

木の子広場の遊具と四阿。ヤマザクラが植えられていた(東急不動産寄贈)。
今朝は冷えた。降霜の広場。

みかえり橋は、漢字で「見帰(り)橋」と書いてもよいが、しかし、京都堀川の「一条戻橋」を連想してしまうので、なんだか暗い。だから、わたくし的には「見返(し)橋」としたい。この方が津風呂湖に棲むという龍(妄想)の反骨パワーが感じられる。

2023.12.24

「津風呂湖百景2」へつづく。

※「津風呂湖百景」に挑戦することにしました。ほかにも書き書き中のシリーズ(noteで)を抱えていて、構想倒れになりそうですが、とりあえずスタートします。ぼちぼちに。
私は津風呂湖を愛しています。