伊賀紀行1(序章)「西山の棚田」
当地方では、今、まさに田植えの時季です。だから棚田を見に行こう。それも三重県へ!
候補地の一つは、熊野の「丸山千枚田」ですが、ここはさすが遠いし、前にも何回か行ったことがあるので、今回は、伊賀の「西山の棚田」へ行くことにしました。
西山の棚田は、滋賀県境に近い標高710mの高旗山のふもとに広がっています。全体で26ヘクタールあるといいます。
高旗山からの清流と粘土質の土壌、寒暖差の大きい気候が、おいしいお米が穫れる理由です。むろん、急傾斜と小区画、また水の確保が難しいなどの厳しい現実に真向かいながら、農業を営む人がいてこそ、です。
「この辺り 昔の美人多し」と、国指定されています。
ほんと?
農道ぶらぶら歩いて行ったら向こうから犬の散歩の人(女性)がやってきはったんでいつ田植えしはったんですかと訊いたりしましたがこの方がとても感じのいいまさに国指定の昔の美人でした。
(注)「西山の棚田は」は、国の法律「棚田地域振興法」に基づいて令和2年指定されている。
田植えは、だいたいGWの頃にやってられるとお聞きしました。家族の手も借りるので連休が好都合なんでしょうね。
台風による大雨が心配されています。(28日現在)
雨は恵の水であるととも災害惹起の原因でもあります。
皆さまお気をつけて。
2024.5.26
(2024.5.28記)