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墳活R5-12-25「行燈山古墳(崇神天皇陵)」

行燈山(あんどんやま)古墳は、山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのうえのみささぎ)とよばれ、第十代崇神天皇陵とされています。

前方後円墳で、全長242mあり、後円部径158m、前方部幅102m、後円部高さ23mで、全国古墳中第15位の規模です。

そんなわけで、スマホのカメラでは古墳全体が入りません。それに夕日はすぐに落ち、暗くなるでしょう。古墳を一周してたら、足元も悪いし、怖い箇所もありますから、今回は夕日に照らされた西側のみ歩くことにします。

周濠の水位が下がっていますね。実は江戸時代に農業用ため池として大改修されています。今(12月)は水田の農業用水はいらないはずですが、畑や環境用水として使っているんでしょうか。それとも、維持管理のため?

いずれにしろ、ここんところ雨が降っていませんからねえ。水位も、そりゃ下がるでしょう。

なぜか今年は(どことも)水鳥が少ないように思います。でも、それもまた、静かで厳かで、いいですね。

どこもかしこも綺麗に草刈りがされています。お正月を迎える準備でしょう。

白いお月さまが出ていました。

私が初めて大規模古墳を間近に見たのは、この崇神天皇陵です。しかもそれは風の強い夜でした。なぜそんなタイミングで行ったのか忘れましたが、ともかく、古墳の森の大樹が、風に揺れて唸っていました。とてもコワかったです。たしかに誰かがいると思いました。

次回は、崇神天皇陵の東側を歩きたいと思います。

今回のカメラ撮影位置は、上図の「陪塚い号」あたりになります。図は、上が東、下が西です。


2023.12.25