重賞展望

【フィリーズレビュー】外々に振られた前走は大幅距離ロスで度外視の巻。

昨年のフィリーズレビューは栗東坂路馬なり51.9と上々のタイムで走破したハーツクライ産駒のノーワンと同じく51.9の全体時計をマークしたプールヴィルの1着同着決着。

チューリップ賞とは違い、メンバーレベルが低いことからも、コース適正と状態面がきっちり噛みあえば、キャリアが浅い馬でも十分通用するレースである。

であるからこそ、優秀な時計を馬なりで計時できる脚力は買い材料といえ、前回の追い切り診断の内容も十二分に反映した馬券対象馬買い方をこの場で披露したい。

今週の栗東の馬場はCWにせよ、坂路にせよ重、不良といった文字が並んだように、馬場が重く、脚を取られている馬も散見された。

この一文は今週の最終追い切り診断にも用いた言葉であり、そうした中、上々の時計を馬なりに近い感触で計時した馬は例外なく馬券対象馬に反映している。

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