【9/10 中山11R 紫苑S 競馬予想】勝利の鍵はスピード。

久しぶりの中山競馬。秋競馬一発目の紫苑S。今や秋華賞のステップレースとも言われており、メンバーも強く、2強と言われているが、紛れはあると見る。

中山2000mは小倉や新潟と異なり、スタート後とゴール前の起伏が大きいコースで、パワーのある馬が好走する傾向がある。ただ9月は馬場が荒れておらず、野芝主体ということもあり、高速馬場となり、スピードも鍵となる。スピードもスタミナも兼ね備えた馬が勝つ、なんていうのは簡単ではあるが、どうやって見つけるかがポイント。

今回はこの2つをクリアしている馬を見つけたい。

・阪神・中山の1600mで好走している。
・2000m以上で好走している。

というのも、2021年の勝者はファインルージュ、2020年はマルターズディオサ。この2頭の共通点は、阪神や中山のマイル重賞での好走と、オークスでのぼちぼちな走りである。例年、高速決着する紫苑Sだが、だいたいスローの後傾ラップ。このペースについていくには、マイルで好走するほどのスピードとその持続力が必要になる。

中山2000mを走るスタミナや坂への適性だけでなく、加速するスピードへの対応が鍵だ。

◎スタニングローズ
フラワーカップでは、出遅れながらも1着。坂もあるので最後の直線での加速は緩く、脚をやや余している印象のあるレースだったからすごい。

今回は外枠で早くから加速できるポジション取りができるため、さらにいい走りが見れるはず。オークスでも先行勢の中で一番しぶとく脚が使えていたし、そもそもあのオークスでいい走りができたところから精神面が◎で、ここでも実力は発揮できるはず。好位からいい脚で差し切れるはず。

○サウンドビバーチェ
ハイレベルだったチューリップカップ4着のサウンドビバーチェ。3着だったサークルオブライフとは同タイム。どっちを対抗にするか悩んだが、調教での仕上がりの良さ枠の良さを考えてサウンドビバーチェを2番手に評価。距離はどうかと思うかもしれないが、そこはドゥラメンテ産駒。ドゥラメンテ産駒といえば、スターズオンアース。この馬も距離延長に対応はできると見ている。オークスで走れなかった分まで頑張ってほしい。

▲サークルオブライフ
△ニシノラブウインク
△サンカルバ
△カヨウネンカ
△エバーハンティング

☆ライラック
いつもスタートが良くなく、後方からスタートするライラック。それでもフェアリーSでスターズオンアースに勝ち切っている能力は高い馬。追い切りがしっかりと乗り込まれており、準備はバッチリ。一発はある。

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