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2023年を振り返って

ただの病院薬剤師です。
初投稿が2023年の総括というのもなんだか変ですが,今年はいろいろありましたので,少し振り返ってみたいと思います。
(自己紹介についてはまた今度,気が向けば書きます。)


2023年のトピックス

①学位の取得

まずはこれに尽きると思います。本当に良かった。
自分は2019年4月から2023年3月まで大学院に在籍しており,なんとか4年で博士(薬学)を取得することができました。大学院生時代は,思うように研究が進まず何度もさじを投げたくなることがありましたが,指導教員の先生方や後輩学生たちのおかげでここまで来れました。また,同期の存在もとても大きかったです。本当に,感謝してもしきれないほどです。ありがとうございました。
これからは「博士(薬学)」の学位に恥じないよう精進していかなければ・・・と,やや大きなプレッシャーを感じています。

②医療薬学会への参加

演題こそ出さなかった(出すほどのデータを持ち合わせていなかったことは内緒)ものの,医療薬学会への参加は2023年の自分にとって大きなウェイトを占めています。
これまで,X(旧:Twitter)でやり取りしていた先生方と直接お会いできたこと。#循薬ネットの集まりに参加させていただき,面白そうな企画にお誘いいただいたこと。飲みの席で初めて顔を合わせて数十分で共同研究のお話が出てきたこと・・・。自分にとってはどれも貴重な経験になりました。それと同時に,自分ももっと頑張らないといけないなと,改めて痛感しました。
来年は絶対発表するぞー!!(データ集めなきゃ・・・)

③新たなキャリア

来年度は,病院薬剤師を辞めて新たなフィールドにチャレンジします。
(現在の名前「ただの病院薬剤師」も変えないと・・・)
薬学部の教員(助教)になります。分野は基礎系(公衆衛生)です。
教員になった経緯はいろいろありますが,元々憧れていた職種なだけに,ワクワクしている一方,大きなプレッシャーを感じている今日この頃です。
(プレッシャーだらけじゃないか?自分)
また,臨床から離れてしまう不安もあるので,「臨床を忘れない薬学部教員」を目指したいと思います。

個人的に大きなトピックはこれぐらいでしょうか。ただ,必ずしも良いことだけではなかったと思います。悪いこともありました。自分の中で反省すべき点もいくつかあります。

反省点

①研究の進捗が悪い

大学院の諸々や病院勤務で忙しく,研究に割く時間がなかった・・・といえば言い訳に過ぎませんが,とにかく研究を全然しなかったというのが最も大きな反省点です。共著論文こそacceptされているものの,自身が1st authorの論文はゼロ,現在投稿中の論文はunder reviewが続いているという現状です。
学会参加についても,実際に発表したのは2回であり,正直"Ph.D."の名が廃るなぁと危惧しています。
2024年はもっと進められるよう,より一層気を引き締めなければなりませんね。。。

②薬剤師としてもっと頑張れた気がする

病院薬剤師としてはトータル4年目。調剤も病棟もDIも,一通りは経験してきたつもりですが,まだまだ自身の知識の未熟さを感じました。
来年度は臨床から離れてしまうので,今まで以上に自分から臨床の知識を身に付けていく必要がありますので,薬剤師の肩書きに恥じない自分でありたいと思っております。。。

おわりに

なんだか,とりとめのない話になってしまいましたが,要はいろいろあったけどもっと頑張れただろ?自分。というのが2023年の感想です。100点満点で言うと67点ぐらいです。
来年はもう少し自己評価を高められるように,臨床も研究も教育も,頑張っていきたいと思います(プライベートも少しは・・・)。
ともあれ,今年も皆様,大変お世話になりました。
2024年も「ただの病院薬剤師(改名予定)」をどうぞよろしくお願いいたします。学会やその他あらゆる場面でぜひ,お会いしましょう。

それでは。

2023.12.31 ただの病院薬剤師


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