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【ネタバレ】スパダリ最&高・オランピアソワレ朱砂√感想

こんにちは。
今回はいよいよ、制限で最後にと定められた朱砂√の感想です。

朱砂、ずるい。


レビュー漁ってて、みんながずるいずるい言う意味がよーーーーくわかりました。


もう、いつも以上に語彙なくしますわ。
全てが好きだった。
第一印象も共通終わった時点でもこの人好きだったのが限界突破した。

ぐいぐい攻めてくる。
強引かつスマートに逃げ道を潰してくる。
イケメンで優秀で料理も得意なスパダリ。
そして何より


真顔で丁寧語で口説いてくるのずるいよねーーーー!


「俺を夫に選び、共に老いるまで幸せに暮らしませんか、と言っています」

「(俺は貴方を知りたいので)更なる接触を図りたいと思います」

「というわけで2度目のデートに話を戻しませんか」


「(主人公が忙しさを気遣い遠慮してみせるのに対して)俺が毎日道藦殿の屋敷に押しかけた方がいいですか」

「せっかく芽生えた砂粒程度のささやかな愛情を育まなければ」


ぜーんぶ真顔。


好き。
こんなん好きにならない方が無理や。

広場で虐げられる女の子を主人公が庇った時に、朱砂が無鉄砲なのを危ないと叱りつつ

「仕方ないですね、そんな貴女に惹かれる俺も同罪です」


無理。
ずるい。

あと主人公のツンデレぶりもこのルートではかなり目立ち、めちゃくちゃかわいい。

朱砂を隠れ家に招待して、全てが完璧な朱砂にときめいて恥ずかしくて嬉しくて、なぜそんなに優しいのか罠なのかと素直に聞いちゃう主人公かわゆ。
からの朱砂の怒涛の押し。

「ではもっと正直に言いましょう。俺を好きになってもらうための罠です」

「もし、それなりに俺を好ましいと思ってくれるのなら愛情を認めて欲しいです」

「俺が寂しいからです」


「なら……———どのように言って欲しいんですか」
(急にエロい声)


むり。
こんな、こんな!



コトワリにハンカチを返しに訪れた時に恥ずかしくて逃げる主人公を、ドアの鍵閉めて閉じ込めるのも好きだったし。

全乙女の願望を体現すな。


刺さりまくって穴ぼこだらけだよ。

これはもうオラソワの最推しですわ。
前回までヒムカ最推しだったのに、超えてきよった…。
全ゲーム中最推しの笹塚尊くらいの破壊力。

舟の上でのキスも完璧である。
この男、主人公ちゃんのツンデレめっちゃ楽しんでおる。

民衆が暴徒と化した中で主人公を助けに来た時とか完全にヒーロー。
全ての瞬間が名場面になる男ktkr
全米が泣きますわ。

その直後に

「砂粒の愛情は今はどれくらいに?」

「俺はお前が恋しくて仕方ない」


ああああああああ

ですます調じゃない!!


この、口調の変化エモすぎ。


主人公を押し倒して

「お前は俺のことが欲しくはないのか」

「欲しいはずだ」

「俺がこれだけ欲しいのだから、半身のお前も欲しくてたまらないはずだ」

「俺に愛されるのは……嫌か?」


「最初から素直にそう言え」


ああああああ
もう私は朱砂のセリフを打ち込むマシーンになるしかないらしい。

ここのCV:松岡禎丞が神。
最中のセリフも神。
色気。
耳が幸せすぎて死ぬむり。


声優って、松岡さんってすごい。


ここの朱砂の良い意味での強引さ。
しかもちゃんと主人公の不安を感情だけでなく根拠に基づいて論破してくるのマジ最高。
口だけじゃない、決して何があっても揺らがない意思。
この人を信じてみようとも思える。

というわけでこのルートの私はひたすら朱砂に悶絶していたわけですが、ストーリーも本当に盛り上がった。
最後まで残った謎も明かされていき、先が気になって仕方なかったです。

まず月黄泉な。

主人公をアマテラスにはさせない月黄泉、エモの極み。

だってアマテラスの事は月黄泉だって大切にしてきたでしょ。
アマテラスを殺したスサノオと、その血による赤と、スサノオにそっくりな朱砂をあれだけ憎んでるんだから。

なのに主人公をアマテラスにはさせないとか。
アマテラスが戻らずとも、世界が滅びても主人公の人格が消えるのは耐えられないとか。


ああ〜、月黄泉が攻略できない絶望。

バッドの月黄泉エンドもめちゃくちゃ好きでした。
是非FDで月黄泉ルートをお願いします。


あとは道藦。
みんな気づいてたと思うけどやっぱりパパー!

主人公への態度は不器用ってもんじゃねーぞ。

と説教くらわしたいところ。
白亜さんこれじゃ心配すぎて浮かばれんじゃろて。
しかし、どのルートでも何気に主人公を陰ながら助け応援してくれていたのでパパ疑惑しかなかったわけで。
これからいい親子関係を築けるはず。
孫なんて生まれた日には、こっそり孫を溺愛する道藦が見られると思うとかわいい。

赤渦の災も明らかになりましたがとりあえず前長達がクズすぎんか。

青といい黄&橙といい。
おまえらマジギルティ。

で、柑南がなー。
父親である前長たちを蔑みながら、柑南も結局は白の女に執着しちゃう皮肉。
柑南のアフターの手記で、愛したのに叶わない相手というのが主人公だったこと、剥によって生殖器をなくしたことが明かされていましたが…
刈稲とのNTRバッドで柑南があの位置なのかも納得。


柑南も私に刺さるんだが。

カラマリのゼロ好きな人は柑南も刺さる説。


ここまではFDで柑南ルート欲しいと思ってきたけれど、手記を読んだら難しそう。
何より柑南のあの執着を安易に恋愛という枠に収めていいのか🤔
カラマリのゼロが見せる主人公に対する感情だって、恋なんて生やさしいものではないわけですよ。(と、主人公が語っておりました)
とかなんとか言いつつ、攻略させていただけるならそれはそれで喜んでいただきます。


最後に、朱砂ルートはイザナミとイザナギ、主人公と朱砂の対比が良かった。
主人公ちゃんはイザナギが薄情と言ってたけど私もそう思うよ。
そこで主人公と朱砂の愛が引き立つしイザナミが本当に願ってたものの尊さが伝わる。


↑ここからの流れ神でしたよね…
あとは朱砂と主人公ふたりの世界。
尊いものを見た。
主人公ちゃんがどんな醜い姿になっても変わらず愛する朱砂。
全世界が泣いた。


しかしイザナギが振り返ったり追い返したりしなければと思うとまじイザナギ出てこいよ。
おかげでみんな大変だから。
しかも桃とか投げたらしいじゃないかギルティ。

神ってめんどくさい。
そんな神が実在する世界で、人も世界も神の所有物ではなくなるって落とし所が良い。
神に縋らず人間が自分たちで切り開いていく未来。
色の持つ役目を考えればこれから差別も改善していけそうだし未来ある終わり方が良かった。
剥も一応、玄葉√では白妙が完成したしね。


アフターストーリーは朱砂がパワーアップしててニマニマ。
初めての手料理食べたさに不機嫌になるくだり可愛すぎんか。
なにその可愛い棒読み。
なにかと理由つけてエロいことするやん?
玄葉、縁もイチャイチャしてたー。
それに比べて時貞、ヒムカの清いこと。

璃空はアフターも自己紹介もひたすらgdgdで笑った。
墓穴掘りすぎよ。

隠れ家に行くとどうしても何もせずに帰るということができないのだ(真剣)

璃空はずっとこのままでいてください。


ということで、オランピアソワレかなり楽しめました。

とにかく先が気になって夢中でかけぬけたので余韻に浸ろうと思います。
ではでは。


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