ワンダショの骸.骨.楽.団 歌詞分けについて

こんにちは、にらと申します。
ニコニコ動画に人力動画を中心に投稿しているしがない緑黄色野菜です。


今回は表題の通り、この動画の話をします。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm38212589


こちら、沢山の再生・コメント・マイリス・いいねなどなどありがとうございます!

「ワンダショで聞きたかった」などのコメントを拝見し、お仲間がいらっしゃったことに狂喜乱舞しておりました。

投稿説明文にも書いてある通り、私自身もこの曲はワンダショに合っていると思っていて、リリース当初にハマった時からずっと歌詞分けは頭の中にありました。
それを形にでき、評価していただけたこと、本当に嬉しく思います。


今回、私のこだわった歌詞分けに対するコメントが多く、そうそうそれなんですよ~~と思いながら拝見していたのですが、いっそのこと全てまとめてみるのもありなのでは…?と思い立ち、こうして文章を綴るに至りました。

想いに反して語彙力が乏しいため上手く説明できない箇所があったり、ただ深い意味はないけどこの歌詞を歌わせたくて…みたいなこともあったりしますが、良ければ暇つぶしにでも読んでいただけると幸いです。

また、これから読んでいて私とは別の解釈や捉え方が思い浮かんだ方はぜひそれを教えてください!動画コメントでもいいので!私が知りたいので!!
何卒よろしくお願いいたします。

それでは、長くなりましたが始めていきます。ここからだいぶ口調が砕けます。


【全体を通して】
まず今回はストーリーをイメージして歌詞割り振りをしています。それは歌詞だけじゃなくて、歌う順番や動画とかにもちょこっとだけ出してたり…曲の落ち着くところで司くんが音の欠片=想いの欠片 を見つけて動画内イラストの皆の間にあった壁がなくなるとか、その後のロミアロミアを司くんが改めて仲間にした順番にしたりとか、そういう感じです。
(余談ですが、間奏のメンバーが影で映る順番とか、自己満足だったので端から見たら変な順番してんなみたいに思われるんだろうなって思ってたんですけど、コメントに見事当ててた方いましたね…!すごく嬉しかったです)

基本的に歌うパートの分量は同じにしているんですが、今回はストーリー準拠にしよ!と思ってたのでどうしてもセカイの持ち主である司くんには他の子よりちょっとだけ多く歌ってもらいました。

次から詳しく歌詞を見ていきます。


司:無口な神様が 音を捨てて傾いた
⇒やっぱり始まりは座長からかなって…座長に始まり座長に終わるっていう、主人公らしさを出したかった

司・類:泣き虫夜空 涙ぐんだ
⇒後半の歌詞割りが先に思い浮かび、類くん入れるならここだなと。意味は思いつきませんでした

寧々:月夜に聞かせるの 誰も知らない歌
⇒歌姫は絶対ここだろ…と思いました。月夜に聞かせるのも人前で歌えなくなってしまった寧々ちゃんらしくていいよね

寧々・えむ:灰色劇場 窓辺のオリオンと
⇒絶対「灰色劇場」はえむちゃんに歌わせようと思ってました。錆びた廃屋で夢を見てる子なので…今考えると、寧々ちゃんの歌う「灰色劇場」はお客さん=色 のない劇場なのかなって。さっきの歌詞と合わせると、誰もいないステージで夜空に向かって歌ってる寧々ちゃんが想像できるね美しいな


類:何度だって聞こえる 一人きりの拙い声
⇒コメントにもありましたが、類くんには孤独を連想させる歌詞を割り振ってます。何度だって1人でショーをしてきたんだと思うと辛いな…1人ではできないことがあると知っているからこそ、1人きりだと拙い声に聞こえてしまうのかな…

寧々:錆び付いた楽器が 海原で幻想を奏でてた
⇒この歌詞めっちゃ寧々ちゃん自身でやばってなったんですけど、まさにダショに入る前までは寧々ちゃんは錆びついた歌姫だったんですよね…でも、まだステージに立って皆を笑顔にしたいっていう想いが燻ってたんですよ…綺麗な音色出せるようになって良かったね…;;;;;

えむ:夢の中覚えた 音色たちをただ集めて
⇒さっき類くんは「孤独」をイメージみたいなことを言ったんですけど、それと同じ感じでえむちゃんは「夢」をイメージしてます。お爺ちゃんと一緒に見ていた夢のようなステージの時間、その中で覚えた動きや振り付けを集めて自分でもやってみてどんどん身につけていったえむちゃんらしい歌詞だなって思いました

司:芽吹くように紡いだ
⇒まだダショ皆が芽吹いてない時期。芽吹くような感じで紡いだっていうのと、芽吹くようにと紡いだっていう2つの意味で取れるなって思いました。こうなってほしい、こうしたいっていう想いから紡いだ、みたいな。司くんなのはパート分量の調整です。

類・寧々:星巡りの歌が届かない
⇒歌が届かないっていうフレーズでもう寧々ちゃんは決定してました。一緒に歌ったのが類くんなのは、この後のサビで司くんとえむちゃんで元気にここの2人を否定するっぽく歌ってほしいなっていう思いからです。


司・えむ:ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
     浮かんで舞った音楽祭
⇒さっき言っちゃいましたね…否定してほしかったんです。あとサビの始めはやっぱり最初からステージにいたえむちゃんと、皆の人生を変えるきっかけになった司くんかなって。

えむ:君は聞こえる? ロミア
司:ロミア
⇒このフレーズ、曲中に何回か出てくるんですけど、最初はえむちゃんから司くんに聞いてほしい!って思ったのでそうしました!これはメインストーリーの最初をイメージしてます。えむちゃんが司くんを発見してなんとかメンバーに誘ったから物語が始まっていったんだなぁ…

類・寧々:何年経って逢えた音に 魔法みたいな恋をしたり
⇒ここはもはやコメントの方が詳しいのでは?って気持ちなんですけど、そう、2人にとってはまさにこの歌詞通りなんですよね…無理じゃん??

類:気が付かないように
⇒最後に持っていくルイカミシロ。これはポテトイベで自分の感情に無頓着だった類くんをイメージしてます。前の歌詞の、魔法みたいな恋の気持ちに気が付いていない類くん。これは完全に妄想ですが、自分にそんな感情があるもんかって気が付かない振りをしていたっていうのもいいね…。


寧々:言葉を飲み干した 退屈な国の人が
⇒自虐。台詞が出てこなくてトラウマになって舞台に立てなくなってしまった自分のことを指してるイメージ。

寧々・司:失くしたモノを探してた
⇒失くしたモノを探すのならこの2人かな、と。司くんとかまさにだったので、ここには絶対司くんは入れようと思ってました。

えむ:鏡を塞いでた 溶けたアンティークな日々
⇒アンティーク=骨董品=昔? と思ったので、お爺ちゃんとの思い出の場所だとかがなくなっていっちゃう、溶けていっちゃうっていうイメージ

えむ・類:火星の廃墟 真昼のカシオペア
⇒えむちゃんに「廃墟」は合わせた記憶があります。これも錆びた廃屋。類くんは多分バランスかな…でも星座の神話とかも詳しそうだね類くん

??「カシオペヤ座は水平線下に没することはないんだけど、これはポセイドンが彼女に休息を許していないからなんだ。だから司くん、ずっと空を飛んでいてもらっていいかい?」


司:何度だって聞こえる 忘れていた音の雨に
⇒まさにってやつですよ…自分の想いを忘れていて、でも何か引っかかる…みたいな心境。

類:絵に描いた骸骨は 孤独な想像を埋めるようで
⇒孤独だね。絵に描いた骸骨=類自身が語る錬金術師。それをショーとして消費することで自身の感じる孤独をなくそうとしてたとか、そういう妄想です。

えむ:遠くなって溺れて 霞む空は知らないまま
⇒えむちゃん1人ではお爺ちゃんとの思い出の場所を守れない。かつて見た夢が遠くなっていく、そんな感じ。抽象的すぎるな…

寧々:降りそそぐ世界へ連れて行って
⇒ここはえむちゃんと悩んだんですけど、降りそそぐ世界=ステージかなと思ったので寧々ちゃんにしました。なんだかんだ、類くんが誘ってロボを使ってでもメンバーになってくれたのはそういう想いがあるからだったんだよね


類・寧々:ねえ 潤んで咲いた遠い国に
     馳せる思い くすんだ瞳
⇒ここら辺は何も深く考えず、1番と対比させよ~って思ってました。

寧々:星に願いを ロミア 
類:ロミア
⇒星!また寧々ちゃんに星を歌わせてますね!でも星に願いをってなんかもうクリスマス寧々ちゃんなんですよね…(??)ここは問いかけではないので、寧々ちゃんが願いを星に託して、それを見た類くんも同調してる感じ。フィーリング。

司・えむ:門をくぐって霧を抜けて
     奪い去ったって会いに行こう
⇒何しても会いに行くぞ!!って気持ちを歌わせるならこの2人。この2人が会いに行ったおかげで結果メンバーがまとまったんですよね

司:囁きを頼りに
⇒ここはえむちゃんのことも探しに行った司くん


司:歩く街並み 硝子瓶の冬
寧々:何処かの映画のようね
類:細く長い線路の上でさ
えむ:私に色を付けて
⇒イメージは司くんが寧々ちゃんにキツいこと言って皆バラバラになっちゃった場面。深くは考えてないです。


司:触れてすぐ剥がれてしまう
  儚く静かな朝に
  見つけた音の欠片
⇒セカイでようやく自分の本当の想いに気づけた司くんのターン


全員:ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
   浮かんで舞った音楽祭
⇒ここは類くんを仲間に引き入れるための劇のシーンイメージ

司:君は聞こえる?
えむ・寧々: ロミア
類:ロミア
⇒ここはいいねコメントにも書いたとおり、18話をイメージ。類くんもようやくワンダショの錬金術師として名乗りをあげるんですよ…余談ですが私はあそこのシーンで類くんに落ちました。

全員:何年経って逢えた音に
   魔法みたいな恋をしたり
   眠るように冷める前に
⇒ここは皆がちゃんとメンバーになった後、ワンダーステージでショーをする4人のシーン。いやもうほんと全員が全員「何年経って逢えた音」なの本当に尊いな…今だからこそなんですが、最後の歌詞はえむちゃんバナーイベやった後だとうぉあってなりますね…眠るように=夢をみるようにって感じ


寧々:目を閉じて手をあてて
⇒最後まで誰にしようかなと悩みましたが、歌う時目を閉じて手をあててそうなので寧々ちゃんに。

類:奥底の鼓動を聞いた
⇒鼓動=ハートビート ここはセカ始のパート分けを連想できるようにしてます

えむ:途切れない旋律を
⇒ワンダーステージという旋律を途切れさせなかったえむちゃんが改めてこれ歌うの良いよね

司:名もなき君へと
⇒座長!!!!!君=観客。絶対ここは司くんでしめようと思ってました。こんなの間違いなくスターだよ


これで募っていた思いの丈をぶつけられました。すっきりしました。

歌詞分けについてのコメントとか、歌い方についてのものとか、もうほんと全部楽しく嬉しく小躍りしながら読ませていただいてます。いつも本当にありがとうございます。

これを読んで、こういうイメージだったのか~ってちょっとでも思ってもらえたなら嬉しいです。

これからも良き豆腐ライフを!

                             にら

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