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英会話教室の、その6

さてさて、今日が最終回?!
英会話教室の話しです😊

日本語が流暢で陽気な
オーストラリア人

『マイケル』

のおかげで、
毎日が楽しい異文化交流の日々✨

常にマイケルが通訳してくれて
場を盛り上げてくれて
いろんな事を教えてくれました😊

お酒も強くて
ビールなら軽く10杯は当たり前!
20杯近く飲むこともざらにありました💦

でも泥酔することなく、
程よく酔っ払って
楽しくて過ごして帰る、
そんな感じでした😊

ある日、

そんなマイケルが、珍しくうかない顔。
カウンターでも口数少なく
うつむいてる。

どうやらもう何軒目かのようで
程々に酔ってる様子。


マイケルでもそんな日があるのかぁ


その日はお客様も少なく
カウンターにもう一人、くらい。
それもよく知った日本人のお客様。

あまりに元気が無いので
ちょっと心配になり、


『何かあった?』


と聞いてみると


『悩んでマス』


との事。
いつも明るくて悩みなんて無さそうな
マイケルが悩んでる。
これはよっぽどなんだろうな、と、


『話してみてよ』


と、言うと
ビールをちびちび飲みながら
話してくれました。


マイケルは日本に来る前から
日本が大好きで
日本で働く事が夢だったそうです。

だから日本に行った時に困らない様に
かなり日本語の勉強を
がんばったんだそうです✨


『ボク日本語の勉強ガンバッた

     でも、全然ダメデス…。』


『えー!ダメな事ない!完璧やん!

    マイケルの日本語流暢やで』


『それは知ってマス。』

『…。』(なんやねん…。) 

『でも、流暢過ぎマシタ』


『え?』

『それがあかんの?』


『ダメデス…、

   一所懸命勉強シタノニ…。』


『い、いや、えらいやん!』


『ダメなんデス…。』


『いや、そんな事ないて!』


『ダメデース!』


『だから!そん… 、』


ドン!!!
(人の善意を遮るカウンターを叩く音)

『ボクの同僚にはみんな

       彼女がイマース!』

『…。』

なんやねん!😅💦

急展開の話しに着いて行けず
かたまる日本人二人。

『日本語話せないクセニ!!!』

なんや話しがややこしなって来たけど💦

あまりに話しの展開がよめないので
もう一人のお客様が


『いや、マイケルなんか

  男前なんやからモテモテやろ?』


でも、これがいけなかった…。


『NO!!!』(久しぶりのマイケルの英語)


普段温厚なマイケルに火をつけました。


『ボクには彼女はイマセン!』


『そ、そうなん?モテそうやのに💦』


『シッ!🤫』(静止するボク)


静止はしたものの、
確かにお客さんの言うのもわかります。

マイケルと言えば
今をときめく英会話の講師、
スラッと背が高く
陽気で気さくでムードメーカー、
歌は…、上手く無いけど
素晴らしいパフォーマー。
スティング風ジョージマクフライ。

どれを取っても
モテる要素しかない。

そんなマイケルに彼女がいない?
しかもそれで悩んでる?


『いや、でも今居ないだけで…』


『NO!!!』(久しぶりからの2回目)


『ボクにはずっと彼女がイマセン!』


『そ、そうなの?

   な、なんでかなー😅』


これ以上機嫌を損ねないように尋ねると

『日本語が流暢スギマシタ』

『いやいや、だから、なんで?』

マイケルの意見はこうだそうです。

オーストラリアにいる時から
日本人の女性は素晴らしい!
と、聞いていたそうです。
だからとにかく日本に行って
日本人と、そして
日本人の女性と仲良くなりたい。
あわよくば日本人の奥さんが欲しい。

それを励みに日本語をがんばったようです。


『ええやん、ええやん』


『デモ…、』


『でも?』


日本語をマスターして
意気揚々と日本に来たものの
日本の生活に慣れない時は
まだマシだったようなんですが、
環境に慣れ始めた頃から
自分の抱いていたイメージとの
ギャップを感じ始めたそうです。

マイケルが続けます。


『ボクは日本語が流暢だから

日本の女性ともすぐ仲良くなれマス』


ど、どないやねん…💦


『知ってるよ、

    女性に限らずやしね』


『だけど友達デース』


『そ、それで?』


『だけど、日本語話せない同僚は

     スグに彼女が出来マス』


『そうなの?』


『だからどうしてなのか

       分析してミマシタ』


『ぶ、分析?それで?』

『日本人の女性は…』

『ほうほう、』

『外国人に日本語、

  求めてマセーン!!!

   とめてマセーン!!!

     めてマセーン!!!

        てマセーン!!!

            セーン!!!

              セーン…』

『…。』

マイケルの分析はこうです。

自分的には
英語の話せない日本の女性に
日本語で接するのが
一番の優しさだと思っていた
らしいです。

が、

実際話してみると、
日本の女性は
日本語を話す外国人に
あまり魅力を感じないんだとか。


せっかく英語を話す機会なのに
日本語を話されると冷めるんだそうです。


『それなら

 日本語話さないようにしたらいいやん』


『いや、それは違いマース』


日本語が話せると知られると
何かこう、
隙が無くなると言うか
完全に講師としてしか見れなくなる
と言うか。

この人は自分にとって
英語の先生ではあるけど、
それ以外は私がいないとダメ。
的な隙がある外国人、

そこがモテる要素なんだ、と。

確かに…

マイケルならボクから見ても
全然日本で一人でやってける、
様に見えますからね(笑)

なる程(笑)
一理ありますね(笑)

まぁ、
実際にはどうだかわかりませんが
あくまで、男同士の話しです(笑)

冗談かと思いきや
かなり本気で悩んでるようで
慰めるのにえらく時間がかかりました😅


うーん、
わからなくもないけど、
女性的にはどうなんだろう?


まぁ、モテる要素の薄い自分が
モテる要素満載のマイケルに
かけるアドバイスなどなく…。

一つ言わせてもらうとしたら


マイケルは女性にとって


さながら


『公私共に講師』


ちゅうことですわな。

どんどーん!


次は英会話教室のまとめでーす(笑)

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