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給食トラブル(2023/2/2)

先日の給食の無償化の話がやはり子育て世代にはとても反響がありましたので給食にまつわる話をもう一つお届けします🍚

蟹江町は給食センターで小中学校保育園の給食を一括して調理して各学校へ配達しています🚛
先日、給食センターのチェックの段階で主食のラーメンの麺が提供できないという事態が起こりました💦
なので子どもたちは麺なしラーメン(つまりはスープのみ)とおかずと牛乳だけの給食を食べ、空腹でフラフラになりながら帰宅してきました

仕方ないと言えば仕方ないで終わってしまうほどの話ですが、どうしてその時各所に備蓄してある「非常食」を食べなかったのかということを今日は投げかけます。

育ち盛りの子どもたちにとって給食の主食がないというのはまさに「非常事態」に近いのではと私は思います。
備蓄食はもちろん常にストックしておきたいものではあります。ただ、起こるかもしれない災害と目の前の子どもの空腹を天秤にかけたときにどちらが重いかを考えてもいいのではないでしょうか。

次に備蓄食を補充できるまでに相当な日数が必要なのかもしれません。
人員が足りないのかもしれないとも想像できます。
となるとそういうスピーディーな対応が難しいというのも問題です。
また地域に呼びかけて炊き出しの実施を行うこともよいかと思います。
事前の下準備が全てできている状態で実施すれる避難訓練以上に学べることはたくさんあるはずです。

いずれにせよそういった判断や対応がすぐにできるような仕組みづくり町づくりにしたいということです。

また非常食についてですが、皆さんは食べたことはありますか?備蓄してある乾パンやアルファ米(炊飯後に乾燥させて作った加工米のことでお湯や水を注ぐだけでご飯になる)などを入れ替えの際に食べた経験があるかもしれません。
最近は各社大変工夫を凝らされて、イメージよりもずっと美味しいものになっていますね✌️
とはいえやはり作りたてのものの方が食べやすいのは事実。
だから「普段から非常食を食べる」訓練が必要だと以前受けた講習で習いましたが本当にその通りだと思います🤔

東日本大震災からだいぶ時がたち、生活していて海抜0m地帯という言葉もあまり耳にしなくなりましたし、私たちの意識も薄れていると感じます💧
子どもに給食の1品が提供できないことを非常事態と表現するのは大げさではありますが、ささやかな「常に非ず」の状況でどういう行動が取れるかの積み重ねの経験が非常時を乗り越えられる大きな力になるのではないでしょうか。

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