Pau Cubarśiという怪物
始めに
1月22日(現地21日)のLaLiga第21節のFCバルセロナ対ベティスにおいて、バルセロナのU19に所属のパウ・クバルシという16歳のCBがリーガデビューを飾りました。この試合、バルセロナはこのクバルシと今季は主力となっているヤマルの2人の16歳がスタメンで出場しこれは21世紀のLaLigaにおいて初の出来事だそうです。しかも数日前のコパ・デル・レイに続いての出場となったクバルシは81分間素晴らしいプレーを見せてくれました。ここからは彼はどのような選手なのか、特徴と今後のビジョンと共に書いていきます。
選手情報
プレースタイルと現段階での評価
身長は182㎝とCBとしては決して高くないものの、ラ・マシア仕込みのビルドアップ能力、特にパスに関してはかなりのハイレベルなのがウニオニスタス戦、ベティス戦の2試合を見るだけでもよく分かります。
フィジカル的には17歳という年齢も相まってまだまだ伸びしろがありそうですが、その一方でビルドアップに関しては現在のバルセロナのトップチームのDFと比較しても遜色ないどころかトップレベルに上手いと言えます。
クンデ、アラウホなどよりかはどちらかというとクリステンセンのようなタイプの選手だと思います。あと3.4年してもう少し身長が伸びてフィジカル的な能力ンも上がってくれば次世代のピケになれるかもしれない逸材と言えるでしょう。
現段階での通信簿(A-Eの5段階評価)
フィジカル:C(まだまだこれから)
対人:D(フィジカルがついてくれば)
スピード:D(筋量が増えれば伸びてくるはず)
ビルドアップ:A(正直バルセロナのCBで一番上手いまである)
判断:B(危機管理能力もある、落下地点の読み違いさえなくなれば)
fin.