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第13節 FCバルセロナ対アラベス

シャフタールとのCLに敗れ、
チャビのフットボールに限界が
来ているのではないかと再び
言われるようになってきている
中でのこの試合。昇格組である
アラベスをモンジュイックに迎えました。
結果は2ー1でバルセロナの勝利。
しかし内容は酷く、辛勝と言えます。

まずは両チームのスタメンです。

バルセロナはカンセロを左のラテラルに
置いて、バルデ、クリステンセンを休ませ
ガビが累積警告で出場停止のため
ペドリが久々のスタメンを飾りました。
一方のアラベスも今季開幕戦でいきなり
ゴールを決め、即アトレティコに引き抜かれて
今季アラベスにローン移籍のサム・オモロディオン、ラ・レアルから移籍してきたゲバラ、ゴロサベル、マドリーのカスティージャから移籍したブランコなどユニークな面々で臨みます。

1分いや、開始18秒。
バルサボールでのキックオフにも拘らず
いきなりカウンターを打たれ、クロスを
サム・オモロディオンに合わせられて
失点。グラナダ戦のサラゴサに決められた
得点と全く同じ形で失点。ふざけるな。
何のためのミーティングだったんだ。
こういう試合を繰り返しているようでは
クライシス(危機)と言われても仕方がない。
前半早々の義務失点が習慣化していることに
憤りを感じてなりません。
9分、二次攻撃から中にボールを入れこまれ
再びオモロディオンがキープするとクンデを
フィジカルで抑えてシュートを放つも枠外。
13分、アラベスが自陣から縦パス一本を
オモロディオンにつけるとそこからまるで
重戦車のごとく突き進みテアとの一対一に。
しかしこのシュートも枠外に外します。
17分、押し込んだ展開からギュンドアンの
ループパスに抜け出したレヴァンドフスキが
トラップしてシュートを放つもGKがセーブ。
21分、ペドリのクロスにアラウホが合わせようとするもボールが抜けてしまいますが、
その先にいたフェルミンのもとへ。
しかしシュートはミートせず。
アラウホはクロスの時にかなり多くの回数
ボックス内に入り込んできていました。
23分、フェルミンとペドリの崩しから
左のフェリクスに展開。すると約25mあたりの位置からミドルシュートを放ちます。
いいシュートでしたがGKがナイスセーブ。
31分、カウンターからアラベスが少ない
タッチで一気にオモロディオンにボールを届けると、クンデとの一対一で再びフィジカルで上回りシュートを放つもこれはクロスバーに嫌われます。
前半だけで4度の決定機を作り出す19歳。
恐るべし。
このシーンの後チャビの指示でSBのアラウホとクンデのポジションをチェンジしたことで
対オモロディオンにシフトしました。
前半だけならクンデは0点でしょう。

前半、まさに弱い時のラ・ロハ。
外循環を繰り返し、ミドルサードに
ボールを差し込めず、WGからの
質の低いクロスをFWが見送るだけ。
何を見せられているんだか。
全体的にミスも多くオモロディオンが
決定機をミスしていなければ前半だけで
0ー4になっていたでしょう。

52分、ヤマルが一度仕掛けた後
やり直しでクンデにボールを戻すと
クンデの素晴らしいクロスに
レヴァンドフスキが合わせてゴール。
かなり遠い位置からのヘディングでしたが
完璧なコースに決めてきました。
これぞエースストライカーというプレー。
実に公式戦6試合ぶりのゴールです。


72分、バルサがボールを右サイドに展開するとヤマルがドリブルを開始。ボックス内で
二人間を突破しシュートを放つもゴールならず
76分、後半特に攻撃的な位置を取っていた
イニゴの縦パスに飛び出したフェランが相手DFに倒されPKを獲得。


これは完全にPKのシーンでした。
フェランの飛び出しは武器になりますね。
これを冷静にレヴァンドフスキが沈めて
ドブレーテを達成。上手くステップでタイミングを外して取れないコースにボールを撃ち込みました。


93分、アラベスの押し込んだ展開から、
落としたボールをラファマリンが強烈な
ミドルシュートを放つも惜しくも枠外に。
アラベスはチャンスは作れるもなかなか枠内に
もっていけていないのが上位陣との差。
そのままスコアは動かず試合が終了。
2戦連続ウノ・セロでの勝利となりました。

なんとか勝ち切ったという試合がここ数回続いている中で漸くエースに得点が生まれたのは良かったものの、守備や開始直後の集中力が問題だと感じました。特にクンデのCBは
もうそろそろ厳しいと思います。

勝手に採点 及第点6.0
テア:6.0(失点は仕方ない)
アラウホ:7.0(サム対策として◎)
クンデ:5.0(CBとしては落第)
イニゴ:6.5(決勝点起点ベテランの威厳)
カンセロ:6.5(フェリクスとの関係は◎)
フェルミン:6.0(ロストが少し目立つ)
ギュンドアン:7.5(攻撃のクオリティ◎)
ペドリ:5.5(怖さを感じれない)
ヤマル:6.5(決定機は作れた)
レヴァンドフスキ:8.0⚽⚽(復活)
フェリクス:7.0(攻撃の中心)

ハフィーニャ:6.0(IHとしてはまだまだ)
フェラン:6.5(決勝点のPK獲得)
バルデ:5.5(特に目立ったものはなし)
ロメウ:ー(採点不能)



fin.


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