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MLSから欧州へ

メッシ、ブスケツ、ジョルディ・アルバの
バルセロナを象徴する3人のプレーヤーが
インテル・マイアミへ移籍したことで
今年の夏大きな話題になったアメリカの
MLS(メジャー・リーグ・サッカー)。

MLSの特徴としては
・昇格降格がない
・東部・西部リーグに分かれている(各15チーム)
・各リーグの上位9チーム計18チームによる
 チャンピオンシッププレーオフが行われる
・上位9チームに入らなかったチームは
 10月末から2月末まで公式戦がない(※)

といったものがあります。
選手として最終盤に差し掛かったスターが
欧州トップリーグからMLSにやって来る
ということは多くありました。
皆さんが知っているであろう選手でいうと
・デイビッド・ベッカム
(レアル・マドリード→LAギャラクシー)


・ティエリ・アンリ
(FCバルセロナ→NYレッドブルズ)


・ズラタン・イブラヒモヴィッチ
(マンチェスター・U→LAギャラクシー)


・ロレンツォ・インシーニェ
(ナポリ→トロントFC)


・セルダン・シャキリ
(オリンピック・リヨン→シカゴ・ファイヤー)

・ギャレス・ベイル
(レアル・マドリード→LAFC)


・ジョルジョ・キエッリー二
(ユベントス→LAFC)


などなどフットボールを見ている方なら
全員知っているようなビッグネームばかり
なのですが、先ほども書いたように
 上位9チームに入らなかったチームは
 10月末から2月末まで公式戦がない(※)
のです。代表に選ばれているプレーヤーは
(もちろんその他の選手も)この4か月間
公式戦がないというのはコンディション維持
のためには良くありません。
そこで、短期レンタルという形で
選手たちが欧州へ戻るというケースが見られます。
例えば
・デイビッド・ベッカム
(LAギャラクシー→ACミラン)
2009年1月7日~7月中旬まで
2010年1月~シーズン終了まで
・ティエリ・アンリ
(NYレッドブルズ→アーセナル)
2012年1月6日~2月中旬まで

といった例があります。
イブラヒモヴィッチもLAギャラクシーから
ACミランに移籍していますが完全移籍で
あったため上記の例には含まれません。

このような例を持って話題になっているのが
【メッシのFCバルセロナ復帰】です。
現在怪我人が相次いでいることから
前線のピースをバルセロナは探しているでしょう。
来年1月からブラジルの至宝ヴィトール・ロケが
加入する予定となっていますが、やはりベテランの
経験値は欲しいところ。しかしながら、
バルセロナの副会長エドゥアルド・ロメウは
「私が唯一望んでいるのは、状況が好転すれば必ず、
彼に多大なる敬意と感謝を表する時が来るということ。
それに値する選手だし、本当に楽しみにしている。」
「他は推測の問題だ。この件については話していない。
すでに何度も話し合っているからね。」

と語っており現時点で復帰の話はなさそうです。
せめてバルセロナのカンプ・ノウのピッチで
メッシの退団セレモニーはやってほしいものですね。

fin.

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