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一ノ瀬怜を普通の女の子に堕とした成宮すずという友人について

一ノ瀬怜はストイックな少女だった

アイドルになる前の彼女の目標は自身のダンスのスキルを高め、親を認めさせること
アイドルになってからしばらくしても、ダンスを認めさせるために踊り、目標のためにはメンバーに無理を強いたり、自身を過度に追い込んだりもしてきた

プロとしてお客さんの前に立つからには、手を抜くなんてあり得ない、甘えたりもしない

つい最近まで、一ノ瀬怜はそのようにして生きてきたのだ
しかし、一ノ瀬怜というプロ意識の高いパフォーマーを、普通の女の子へと堕としてしまった存在がいる
今日は二つの出来事から、成宮すずが一ノ瀬怜に与えた影響を見ていく



1.学校を楽しい時間に変えた

一ノ瀬怜は勉強が好きではない
しかし、彼女は学力がある程度は高いと想定される麗葉女学院高等部において、テストで平均80点を取っている
その理由は、赤点を取ってしまったらダンスをする時間がなくなってしまうからだ

踊る彼女に息をのむ、はガチ

彼女はかなりの合理主義&努力家で、ダンスの上達という目標のためなら、直接的な関係のない学校の勉強すらもこなしてみせる

また、彼女は学校に友人こそいるものの、特段仲がいい、学校が楽しい、という描写は描かれていない
彼女の人生における重要事項はダンスであり、学校とは効率的に消化する時間でしかないのだ

しかし、一ノ瀬怜はアイドルになって、麗葉女学院内に新しい友人が増えた。
それこそがあの問題児、成宮すずである。

麗葉女学院にて一ノ瀬怜と成宮すずの絡みが描かれたのは

IDOLY PRIDE Collection Album [約束] 購入者特典ボイスドラマ 怜×すず
アイドルストーリー わくわく遊園地バースデー
成宮すず 交流 Episode1 私のお姉さま

の3ストーリーである(把握漏れがなければ)

そのどれもが、成宮すずが一ノ瀬怜の教室を押しかける形であり、一ノ瀬怜は非常に困惑した様子を見せている。
しかしながら、最後にはすずに甘くしてしまうのが一ノ瀬怜で

ボイスドラマでは最終的に一緒に帰ることを認めるし
わくわく遊園地バースデーではすずが当然のように一緒に帰ろうと怜の教室に押しかけ、大声を放ち
私のお姉さまではしぶりこそしたものの、自分の体操服をすずに貸し出している

一ノ瀬怜からしてみれば、いい迷惑だ
クラスのみんなからいらない注目を集めるし、ゴタゴタが起きれば行動が遅れ、予定通りに事が進まないかもしれない

しかし、一ノ瀬怜は笑っていた
すずの突然の来訪に恥ずかしがり、怒りながらも、いつも最後には笑顔を見せ、楽しそうにすずと会話している

一ノ瀬怜にとって効率よく消化するだけだった時間
成宮すずによって友人と過ごす楽しいひとときに変えられてしまったのだ

パフォーマーとしての一ノ瀬怜にとっては迷惑なだけ
しかし、一ノ瀬怜という少女にとっては、成宮すずにとってもたらされたそれは、嬉しく楽しい変化だった

2.一ノ瀬怜を不真面目にさせた

近日(多分3周年で)ホーム画面でのアイドルのセリフが追加された

さて、ちょっとこれを見ていただきたい

「わたしたちのほこり」ではなく「わたくしたちのほこり」です

私はこのセリフを見たとき、仰天した
あの一ノ瀬怜が
完璧主義で、体調管理を怠らない一ノ瀬怜が

深夜までゲームをしている!!!!

確かに一ノ瀬怜も成宮すずも夜型だ(何なら早坂芽衣も夜型。れいめいすず今日もありがとう)
しかし一ノ瀬怜が深夜までゲームをしているとは思わなかった

というかそもそも、深夜に限らず怜ってゲームとかするんだ
すずと深夜までやっているということは、スプラとかポケモンとか、そういう系?
もしくは麻雀とか、はたまたFPSとか?

と、私は勝手に思っていたのだが


眉の形

いやトランプかい!!!!

めっちゃかわいいゲームやってました
このトランプが、実際に紙のトランプを使っているのか、アプリなどで大富豪とかをしているのかは謎です

前者だったらパジャマパーティーみたいで萌えますが、沙季が仕事のある日の前日の深夜に誰かの部屋に集まることを許してくれなさそうなので、アプリを用いているか
はたまた、こっそり集まったりしているのでしょうか?


なんにせよ、今まで万全の体調管理をしていた一ノ瀬怜というプロのパフォーマー
成宮すずによって、プロにあるまじき少女友達と深夜までゲームを楽しむ、年相応の普通の女の子に変えられたのである

まとめ

というわけで短いですが本日はこれでおしまいです
一ノ瀬怜が成宮すずに与えられた変化、いかがでしたでしょうか?

アイドル、パフォーマーという点ではすずより怜の方が実力が上で、すずは怜に憧憬を抱いていますが
ひとたびステージを降りれば、二人は歳の差こそあれど気の合う仲の良い友人

れいめいすずという三人組の中で唯一デュエット曲のない組み合わせではありますが、3周年を機に交流やセリフ追加で供給が増えたので、これからも定期的に二人の掘り下げがあることでしょう

加えて
パフォーマンスにこだわってきた一ノ瀬怜が合理性以上に感情を重視する描写が、最近しばしば見られるようになりました
(漕ぎ出せ!アイドル★サバイバーズなど)

星空編では、川咲さくらがBIG4である自分達への期待と責任感による重圧により、勝利に狂い始めそうな雰囲気を感じているので。
センターにしてリーダーにして最愛の友人がそうなってしまったときに一ノ瀬怜はどのような行動にでるのかも、注目していきたいです

それでは、これで本当のおしまいになります
また、考察記事か、アイプラSSでお会いしましょう

それでは


時に、早坂芽衣のオタク 瑠璃(♂)

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